ビジネス論

低学歴が絶対に関わってはいけない人5選

「低学歴は出世ができない」「低学歴は負け犬になりやすい」

このように、低学歴の人は世間から評価されることが多いです。しかし、ケタ外れの収入がある有名な実業家のなかには、中卒や高卒といった低学歴が多い事実をご存知でしょうか。

Twitterを使い、毎日お金配りを実施しているZOZOTOWN創業者の前澤友作さんは、大学に進学していません。いわゆる高卒です。

また、コロナが流行する中、いち早く社員全員をリモートワークに切り替え、売り上げを維持しているGMOインターネットグループ代表の熊谷正寿さんは、高校を中退した中卒なんですね。

このように、世界的に有名な実業家は、学歴関係なく多大な富をビジネスで生み出しているんです。

この事実を知っている人は、低学歴の人すべてに対し、「出世できない」「負け犬」といえるでしょうか。むしろ、低学歴だからこその自由な発想で、飛躍した人たちと高く評価しなければいけません。

もちろん、低学歴の人全員が成功するわけではないです。高学歴の人と比較して稼ぎが悪いのは紛れもない事実なので、サラリーマンをやっていれば、残念ながら高学歴の人より早く出世するのは難しいでしょう。

ですが、だからといって人生の負け組になる必要はどこにもありません。

人に自慢できる学歴がなくても、やる気を出して実力が伴えば、成功する可能性は無限大なんですね。ただし、成功するためには1つだけ確実に覚えておかなくてはいけないことがあります。

それは、低学歴の人が絶対に関わってはいけない人を見極める力です。

では、一体どういう人に関わってはいけないのか、具体的に解説していきましょう。

あなたの夢を邪魔する人

どんな人にも、内に秘めた野望や目標があります。例えば、「お金持ちになりたい」「高級な車を所持したい」といった内容です。

これをわかりやすく自分の夢として言葉にすると、「現実的じゃない」といった不要なアドバイスをし、夢を邪魔してくる人は少なくありません。

何か新しいことを始めようと思っても、「危険だからやめた方がいい」と、なぜか強く引き止めようとするんですね。

なかには、あなたのことを本当に心配し、一生懸命アドバイスをくれる人もいるでしょう。しかし、このようなアドバイスをする多くの人は、「低学歴 = 何をやってもムダ」といった意識で、上から自分の意見を押し付けます。

親切であっても、悪意であっても、新しいことに挑戦して夢をつかもうとする人の邪魔になる言葉は、あなたの足を確実に引っ張るでしょう。

心の底からあなたの夢を応援してくれる人であれば、実現するための前向きなアドバイスをくれます。否定したり非難したりする言葉しか出てこない人は、本気であなたを応援する気はありません。

このような人は、低学歴でも頑張ろうとするあなたにとって、マイナス要素にしかならないんです。関わらないように心がけ、フェードアウトしていきましょう。

マイナス思考の人

低学歴の人が特に関わってはいけないのが、マイナス思考の人です。低学歴の人はもともとコンプレックスを抱きやすい傾向があります。

低学歴を自ら選んだ人ではなく、ならざるを得ない環境にいた人なら、なおさらです。過去の自分の経歴を恥ずかしく感じ、自分の弱点だと考える人が多いんですね。

このような強いコンプレックスを抱いている状態で、マイナス思考の人と強い関わりを持ってしまうと、「あの時こうだったら」「こうすれば良かったのかもしれない」という、たらればの世界にどっぷりと浸かってしまう可能性が高いんです。

また、マイナス思考の人の影響によって、行動する前に諦めてしまう癖がつきます。

低学歴の人が成功するためには、目標になるような志しの高い人と深い関わりを持つのが良いでしょう。努力して夢を掴んだ人が身近にいれば、自分次第で夢は叶えられるものだと実感できます。

負の感情が強い人からは、負の影響しか受けません。マイナス思考が強い人だと感じたら、絶対に関わらないようにしてください。

あなたの時間・エネルギーを奪う人

人生において、使える時間は限られています。どんな人にも時間は平等に流れますが、過ぎた時間はもう取り戻すことができません。時間はお金よりも大切なんです。

しかし中には、あなたの貴重な人生の時間を奪う人がいます。代表的な例を挙げるのであれば、愚痴を言ってくる人ですね。

自分で解決しようとせず、周囲の人の愚痴ばっかりいう人は、自分に共感してほしい気持ちを何よりも優先させ、相手の都合を考えず、容赦なく大切な時間を奪っていきます。

良かれと思ってアドバイスをしても、目的は解決するための手段ではなく、ただ自分に共感してほしいだけなので、言い訳と反論を繰り返します。このような時間に付き合っていると、大切な時間どころか、エネルギーまで奪われていくんですね。

また、自分で物事を考えずに、何でも質問をしてくる人がいます。ちょっと調べればわかることなのに、こまめにLINEをしてきたり、電話をしてきたりするんですね。

このような人に関わるのも、時間とエネルギーのムダです。

自分の気持ちばかりを優先させ、都合を考えずに行動する人は、あなたの貴重な時間とエネルギーを少しずつ奪っていきます。もしも今、あなたの周囲に当てはまる人がいるのなら、少しずつ距離をおく努力をしていきましょう。

嘘をつく人

低学歴の人が、高学歴の人より成功するためには、努力だけでなく周囲からの信頼が必要です。

誠実な行動をとる人は、必ず高く評価されます。それがやがてビジネスにつながり、成功への近道になるんですね。

しかし、自分がどれだけ努力して信頼される人間になったとしても、嘘をつく人が身近にいれば、それだけであなたの評価も急降下します。世間は、本人だけでなく、家族・友人・恋人も含めて、あなたに対する総合評価をつけるからです。

また、嘘をつく人が身近にいれば、あなた自身が騙されてしまい、周囲の人から信頼を失うような行動をとる恐れがあります。

このような事態に陥らないためにも、嘘をつく人はきっぱりと切り捨てた方が良いです。たとえ嘘がばれて謝罪されたとしても、1回でも嘘をついた人は、23回繰り返します。

自分が信頼される人間になるためにも、信頼できる人とだけ付き合うようにしましょう。

学歴重視の人

世の中には、何よりも学歴を重んじる学歴至上主義の人が存在します。学歴があるだけで高く評価し、学歴がない人には根拠もなく負け組のレッテルを貼るんです。

このような人は、どんなに努力して頑張っていても低学歴に対する先入観が強いため、正当な評価をしません。高学歴ばかりをえこひいきし、過去の栄光を今の栄光のように称えるんです。

特に上司や、クライアントにこのような人がいる場合には、学歴を何よりも優先して考える以上、あなたが出世したり成功したりすることはありません。

低学歴の人が正当な評価を受けるためには、成果主義の人を探してください。起業して社長になったとしても、ビジネスをする以上は必ず人との関わりが存在します。

今の頑張りを認め、正しく評価する人が身近にいれば、自分のモチベーションが上がり、さらに飛躍することができます。

ビジネスと何ら関係のない「最終学歴」や「卒業した学校名」を質問してくる人は、学歴至上主義の可能性が高いです。深い関わりを避け、できる限り離れるようにしてください。