ビジネス論

中卒・高卒が将来年収1000万円稼ぐためにやったほうがいいこと

最終学歴によって、大きく左右されるサラリーマンの年収。中卒や高卒は、平均で年収がどのくらいなのかご存知でしょうか。結論からお話しすると、次のような数字になります。

中卒平均年収250万円

高卒平均年収264万円

参考URL: https://www.daini-agent.jp/for_junior_grad/column/1971

これは、政府が発表した2017年度の「賃金構造基本統計調査」によるものです。中卒と高卒は、同じような低い数字になっているのがわかりますよね。

ちなみに大卒・大学院卒でみると、2017年度の平均年収は369万円です。中卒や高卒と比較すると、なんと平均年収が100万円以上高くなることが判明しています。

同じ環境で同じように仕事をしていても、最終学歴でこれだけの差がつくなんて、あまりにバカバカしいですよね。学歴主義の会社が多い日本では、中卒や大卒が年収1,000万円を目指すのは、難しい現実があるんです。

しかし、諦めてはいけません!

巨大な資産を持つ実業家のなかには、中卒や高卒の人がたくさんいます。大学を卒業していなくても、お金を稼ぐことは可能なんです。

僕も高校しか卒業していない低学歴の1人です。サラリーマンを続けていたら、上記でご紹介した300万円にも満たない年収で、今も働き続けていたでしょう。ですが、将来役に立つスキルを身に付けたことで、今では年収3,000万円です。

 稼げるためのスキルを身に付ければ、低学歴だって大卒以上の年収を実現できるんです!

将来役に立つスキルを身につける

中卒や高卒が、高学歴の人より稼ぐためには、将来役立つためのスキルを身に付けることが、なによりも重要です。誰でも覚えられるような仕事をこなせても、将来的に稼ぐことはできません。

人がしない仕事をするからこそ、低学歴でも稼げるようになるからです。

また、学歴関係なく働ける仕事はたくさんありますが、自分の代わりがたくさんいるコンビニやレストランで働いても、やはり稼げるようにはならないんですね。

コンビニ・レストランなどはダメ!

コンビニやレストランは、決まった仕事を繰り返す単純作業がメインです。

「レジで会計する」「料理を運ぶ」といった、ロボットでもできる仕事内容ばかりなんですね。特別なスキルは必要ないため、外国人労働者からも人気があります。

しかし、このような仕事を長く続けていても、大幅な収入アップは見込めません。時給が数十円アップするだけです。10年続けたところで、稼げる数字は限られています。

最近では、コンビニにも無人型の店舗が登場しました。例えば、大手コンビニの1つローソンでは、全国100店舗以上で深夜の時間帯を無人営業とし、スマートフォンでも決済できるようにしているんです。

この試みが成功すれば、やがてコンビニに従業員は必要なくなるでしょう。もちろん完全に無人化するためにはいくつもの課題がありますが、近い未来コンビニの求人募集を見なくなる日が来るんです。

このような仕事に、将来年収1,000万円が実現する明るい未来は待っていません。

独立できる仕事をしよう

中学や高校しか卒業していない低学歴の人が、将来的に高学歴の人より稼げるようになるためには、起業できる仕事を始めるのが一番です。独立は、学歴関係なく誰でも実現します。

安定していると思われがちなサラリーマンですが、日本はいまだに学歴主義の会社が根強く残ります。高卒と大卒では、生涯年収に5,000万円以上の差があるので、独立しないかぎり稼ぐことはできません。

あなたがどんなに真面目に働き、優秀な人材であったとしても、低学歴である以上は正しい評価をしてもらえないのが現実なんですね。大卒の仕事ができない人に、出世を奪われてしまうかもしれません。

こんな悔しい思いをして、少ない給料でこき使われるくらいなら、自分の給料は自分で決められる独立を目指すのが最善です。

独立すれば収入は青天井

サラリーマンは、がんばって会社の収益に貢献したとしても、個人を高く評価することはほとんどありません。あなたの頑張りは上司の頑張りと評価され、会社から良い待遇を受けるのは、ろくに働かない上司だけなんです。

お前のものは俺のもの、俺のものは俺のものといった、まるでジャイアンとのび太のような世界で、定年まで働き続けなければいけません。

自分がジャイアンになれれば、今より楽しい生活が待っているかもしれませんが、低学歴である以上、のび太から抜け出すことはできないんです。

こんな糞みたいな生活は、1度しかない人生において、大きなムダだといえるでしょう。

独立すれば、自分の給料は努力によっていくらでも上がります。頑張れば頑張るほど収入は増えていくので、制限がない「青天井」になるんです。

誰のためでもない自分のために働ける自由な世界は、あなたが独立することで掴みとることができます!

個人で稼げる力をつけないと生き残れない

世界的に経済が低迷している状態が続いている今は、日本にも少しずつ変化が出てきています。

以前まで安定性が高く評価されていた公務員だって、最近では残業代もろくに出ないブラック企業化しているんです。

さらに覚えておいてもらいたいのが、終身雇用制度の崩壊です。

終身雇用の崩壊

終身雇用とは、会社の業績が悪化して倒産しないかぎり、定年まで働き続けることができる制度のことを指します。以前までは、終身雇用制度を導入している会社が多かったため、「就職できれば安泰」といった考え方の人が多かったんですね。

しかし最近では、会社を維持するためのコストカットに、人員削減が当たり前となってきました。

会社の業績に関係なく、使えない人間は切り捨てて、結果を出す使える人間だけを雇うといった、成果主義を導入する企業が増えてきたんです。

終身雇用が当たり前だった大手企業も、少しずつ制度の見直しを始めています。2019年の春には、経団連の会長さえも「企業が終身雇用制度を継続するのは難しい」と、言及しているくらいです。

なお、終身雇用制度が崩壊すれば、今まで当たり前のように行われていた新卒の一括採用や、年功序列制度も廃止になります。大卒だから就職先を見つけやすいといった常識や、歳をとれば出世して給料が上がるといった仕組みが、なくなるんですね。

会社に依存した生活を続けていても、手のひらを返したように切り捨てられる可能性が、極めて高いことを忘れてはいけません。

年金はもらえるかわからない

今現在の日本には、3階建てとなる年金制度が存在します。これをわかりやすく表すと、次のような感じです。

1階 → 国民年金

2階 → 厚生年金

3階 → 企業年金

1階にあたる国民年金は、20歳以上の国民は全員が加入する制度です。続いて、2階の厚生年金ですが、こちらは民間企業で働くサラリーマンや公務員が、国民年金に上乗せできる年金制度になります。

そして3階部分の企業年金ですが、こちらは国ではなく、企業や団体によって運営される制度で、厚生年金に上乗せできる年金制度になるんですね。

参考URL: https://dc.nomura.co.jp/business/knowledge/system.html

 このような3階建ての手厚い年金制度を実現することで、今までの日本なら老後は安心して暮らすことができたんです。

しかし、誰もが知っているとおり、今の日本は高齢化社会です。高齢者はどんどん増えているのに対し、年金を支える若い世代は人口が少なくなっているんですね。

年金制度が破綻すると、国は今まで以上に国民の生活を守ることになります。このような負担を避けるため、今の時点では年金制度が破綻しないように運用しているのは確かです。

ですが、これから先も100%破綻しない保証なんて、どこにもありません。もしかしたら今の若い世代は、年金をもらえない可能性だって出てくるんです。

仮に、年金をもらうことができたとしても、その年金で十分な生活ができるとはかぎりません。惨めで苦しい老後が待っている可能性だって十分に考えられるんですよ。

会社のため、上司のため、自分を犠牲にしながら一生懸命働いてきたのに、その結果が惨めな老後だなんて、考えるだけでぞっとしませんか。

改めていいますが、会社に期待しても良いことは1つもありません。サラリーマン唯一のメリットである「安定」さえも、期待できない時代がすぐそこまできているんです。

この厳しい時代を生き残りたければ、個人で稼げる力を今のうちに身に付けるべきです!

中卒・高卒でも将来独立できる仕事

独立して人より多く稼ぐためには、先ほどもご紹介したように、将来役立つスキルを身に付けることが大切です。

そこで、具体的に中卒や高卒でも将来独立できる仕事を、次にいくつかまとめてみました。

大工などの職人

最終学歴を全く気にせずにスキルを身に付けられるのが、大工などの職人ですね。体で覚えるこのような職種は、働きながら技術を身に付けられます。

最初は、安い給料でこき使われる可能性もありますが、技術さえ習得してしまえば、独立して自分が親方になることができるんですね。

親方になれれば、若い人材を育てることで働かなくても収入を得られるようになります。

定年のない仕事になるので、年齢を重ねてからも、体が動くうちは働き続けることができるでしょう。また、このような職種は自分で家を建てる際にも役立ちますね。

ウェブマーケティング

ウェブマーケティングは、インターネット上のオンラインショッピングや、ウェブサイトで集客活動をしたり、販売活動をしたりする仕事です。

広告の運用など、いろいろな仕事が存在しますが、ネットショッピングを活用する人が増えている今の時代、大きく飛躍する職種だといえるでしょう。

しかし、ウェブマーケティングは競争率が高いのも確かです。インターネット上であらゆるサービスが提供されている今は、いかに集客できるかをリサーチしている人がたくさんいます。

成功すれば多額の収入が見込めますが、競争率が高い分、うまくいかない可能性もあるでしょう。

また、ウェブマーケティングでは専門的な知識が要求されます。学歴は関係ありませんが、必要な知識を覚えるためにかなり努力しなくてはいけませんね。

セールスコピーライター

セールスコピーライターは、企業や個人から仕事を請け負い、商品が売れるためのライティングをする人のことを指します。

メルマガの代筆や、セールスレターの執筆、アフィリエイトの運営などが大きく挙げられますね。

文章を書くのが好きな人であれば、学力関係なく始められます。入念なリサーチは必要ですが、特別な知識を要求される心配もありません。

上記でご紹介したウェブマーケティングと比較すると、始めやすい仕事なのかもしれませんね。

また、セールスコピーライターは副業としても始められます。本業の仕事が終わった後や、休日の空いた時間を活用し、仕事を請け負うことができるんですね。

顧客が増えてきてから起業するというのも1つの手です。稼げる人であれば、年収が数千万円になることもあるでしょう。

情報発信(ブログ・YouTube)

情報発信は、主にブログやYouTubeを指します。この仕事の大きな魅力は、主に3つ挙げられますね。

まず1つ目は、宣伝効果が高いところです。インターネットの需要が高まるにつれて、YouTubeやブログを閲覧する人はどんどん増えています。この2つを組み合わせれば、広告費をかけなくても、宣伝が可能となるんですね。

将来的に稼ぐためには、欠かせないツールの1つとなることを覚えておいてください。

そして2つ目は、ブログやYouTubeを始めることで情報収集能力が格段に上がるところです。

ブログやYouTubeは、多くの人がやっています。その中で、自分のブログやYouTubeをより幅広く広めるためには、情報収集能力は欠かせません。

世間のニーズを始め、あらゆる知識を取り入れることができるので、これから先の人生で大きく役立ちます。

最後3つ目は、初期投資がかからないところです。ブログやYouTubeを始める際に必要なのは、「スマホ・パソコン」「ネット回線」だけです。毎月、数千円の費用しかかからないので、維持費も必要ないんですね。

 独立で怖いのは、失敗して借金を背負うことです。初期投資にお金がかかったり、維持費にお金がかかったりすると、うまくいかなかったときには、借金だけが残る可能性があるんですよ。

しかし、ブログやYouTubeといった情報発信なら、お金をかけずに独立することができるので、失敗して借金するリスクがありません。

ちなみに僕も、この方法で独立しました。今では年収3,000万円を超える株式会社の社長です。リスクの少ない方法だからこそ、思い切って挑戦できた部分もあります。

最初の1歩は、誰でも怖いものです。結果がわからないものに手をつけるのは、不安しかありません。しかし、どこかで人生を変えなければ、夢や目標を実現することはできません。

あなたが今以上に稼ぎたいと感じ、将来年収1,000万円を目標にするのなら、今すぐに行動してください。

将来の自分を考える今こそが、あなたにとって最大のチャンスです。ぜひ、このチャンスを活かしましょう!