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飛行機の座席選びで旅のすべてが決まる!?絶対失敗しない選び方はこれ!

航空券を購入すると、必ずできる座席指定。

どうせ寝てるだけだし、どこの座席でもあまり変わらないよね?

このように考える人もいると思いますが、実は飛行機の座席はかなり重要なんですよ!

たしかに、1時間のフライトなら、窓際に座っても通路側に座っても、あまり大きな違いはありません。

しかし、長い時間飛行機に乗る場合、適当に座席を指定してしまうと、苦痛な時間を耐えなくてはいけない可能性が出てきます。

旅の始まりを楽しくスタートさせるためにも、国内線・国際線ともに快適な機内ライフを送れる座席を選ぶのが一番です!

このページでは、飛行機で快適に過ごすための座席について解説しています。

窓際と通路側にはどんなメリットがある?

座席は前と後ろのどっちがお得?

このような疑問を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。

結論!前の通路側がいろいろ楽!!

結論からお話しすると、飛行機の座席は国内線でも国際線でも、前の通路側を選ぶのがいろいろと楽です!

まず第一に、飛行機の乗り降りはほとんどのケースで前方の左側のドアを使用します。

つまり、前方の座席を選んでいると、飛行機から降りる際に早く出られるんですね。

さらに、飛行機は後方のジェットエンジンを噴射させて飛行するため、後方の座席を選んでしまうと、搭乗中にエンジンの音がうるさいんですよ。

ファーストクラスや、ビジネスクラスが飛行機の前方に設けられているのは、このような事情もあるからなんです。

これらを総合して考えると、快適な機内の時間を過ごせるのは、前方の座席になります。

また、窓際ではなく通路側の座席を選ぶ理由は、窓際ほどの窮屈感がなく、トイレにもすぐに行けるからです。

国内線と3時間未満の国際線は窓側がおすすめ

国内線の場合、飛行時間が3時間を超えるケースはあまり多くありません。

また、韓国中国といった日本から近い外国へ国際線を使って向かう際にも、3時間以内で到着します。

このような3時間未満のフライトであれば、トイレに行く機会はほとんどありません。

これを考えると、窓から景色を楽しむことができる窓側の方がおすすめですね!

3時間以上の国際線は通路側がおすすめ

短時間であれば、上記でご紹介した理由から窓際の席がおすすめですが、反対に3時間以上の国際線を使うなら、「通路側」がおすすめです。

なぜ、3時間以上のフライトだと通路側がおすすめなのかというと、エコノミークラスの座席は想像している以上に狭いんですよ。

女性ならまだしも、男性がエコノミークラスの座席に前を向いて座ると、隣の人が横切るスペースはありません!

前の座席にぴったりと膝がついてしまう形となるため、窓際の席を選ぶとトイレへ行く際に、動いてもらわないといけないんです。

さらに、長時間のフライトでは窓からの景色が楽しめません。

飛行機は雲の上を飛んでいる状態なので、同じ景色がずっと続いているからです。

フライト時間が長い国際線に乗る際には、通路側の座席の方が、便利であることを覚えておいてくださいね。

通路側のメリット

飛行時間に限らず、通路側の座席を選ぶと次の3つのメリットが得られます!

トイレに行きやすい

飛行機の座席は、一般的に「3-4-3」や「2-3-2」といった形で座席が並んでいます。

窓際の座席を選んでしまうと、最低でも1人を通り越した状態でトイレに向かわなければいけません。

一方、側の座席を選んでいれば、トイレに行きたくなったときに、すぐに出ることができるんですね。

自分の好きなタイミングで、いつでもトイレに行くことができるため、隣の人に気を遣う心配がありません!

棚に入れた荷物を出しやすい

飛行機内では、小さな荷物しか足元に置くことができません。

旅行バックはもちろん、少し大きな手荷物になってしまうと、座席の上にある棚にしまわなくてはいけないルールがあります。

窓際の座席に座ってしまうと、棚に入れた荷物を出しにくくなってしまうのですが、通路側なら、必要なときにいつでも取り出すことができますね!

早く飛行機から下りられる

飛行機から降りる際にも、窓側の座席を選んでしまうと、すぐに出ることができません。

しかし通路側の座席を選んでいれば、窓際の座席の人よりも早く降りることができるため、荷物の受け取りで、ベストポジションを獲得できる可能性が高まります!

さらに国際線なら、入国審査に少しでも早くたどり着けますね。

通路側のデメリット

通路側には、窓際の座席にはないメリットがありますが、以下のようなデメリットも存在します。

寝ているときに歩いている人にぶつかるので熟睡できない

エコノミークラスの座席はかなり狭いため、快適な眠りにつくのが難しいです。

やっと眠れたと思っても、通路側の座席に座っていると、寝ているときに歩いている人にぶつかって起こされるデメリットがあります。

飛行機で熟睡したいとお考えの人は、周囲の人から邪魔されにくい窓際の座席の方が、メリットが大きいかもしれませんね。

窓側の人がトイレに行くときに起きないといけない

フライト時間が長くなると、平均して2〜3回程度トイレに行きます。

通路側の座席を選んでしまうと、窓際の人がトイレに行きたくなったタイミングで起こされてしまうため、やはり熟睡するのが困難です。

窓側のメリット

旅慣れしている人にはメリットの大きい通路側ですが、窓際にも通路側にはない次のようなメリットが存在します!

景色が見れる

窓際の座席を選ぶ最大のメリットは、景色が見られることです。

フライト時間が長いと雲の上を飛行している時間が長いため、あまり大きなメリットにはなりませんが、フライト時間が短い場合にはメリットが大きいですね。

翼と被ると見れない

窓際の座席を選択した多くの人は、飛行機から眺める景色を楽しみにしていると思います。

しかし、運悪く翼と被ってしまうと、景色が遮られてしまい、楽しむことができません。

窓からの景色を第一条件にお考えの人は、座席指定する際に、翼の位置をしっかりと確認しておくのが良いでしょう。

窓の開け閉めを自分の判断でできる

飛行機の窓から差し込む光は、けっこう眩しいです。

フライト時間を利用して睡眠を確保したい場合、思わず窓を閉めたくなります。

窓際の座席に座っていれば、自分の意思で窓の開け閉めを判断することができるため、モヤモヤせずに済みますね!

窓側のデメリット

窓側の座席には次の2つのデメリットがあるので、しっかりと把握しておきましょう。

トイレに行くのに通路側の人に気を使う

先ほどもお話ししましたが、窓側の座席を選んでしまうと、通路側に座っている人に動いてもらわないと、トイレに行くことができません。

家族や友人であれば問題ありませんが、他人だとかなり気を遣いますよね。

また、通路側の人が眠ってしまっていると、なかなか声をかけられずにトイレを我慢する羽目になるかもしれません。

着陸後すぐに立つことができない

飛行機が目的地に着陸した後は、通路側の人から出口に向かいます。

つまり、窓際の座席を選んでしまうと通路側の人が出るまで立ち上がることができません。

着陸してからすぐに行動したい人は、窓際の座席を、大きなデメリットに感じてしまう可能性があるでしょう。

前と後ろはどっちがいいのか

フライト時間が短いのであれば、上記でもご紹介した通り、「前方の座席」を選ぶのがなにかと便利です。

しかし、フライト時間が長い国際線を選んだ場合、前と後のどちらが良いのかは、次の2つの理由から完全に好みが分かれます。

前のほうが到着後早く飛行機から降りられる

飛行機の入り口ドアは前方に設置されています。

前方の座席を選ぶと、飛行機が着陸してからすぐに降りることが可能です。

飛行機の出発時間は頻繁に遅れるため、時間に余裕がない人は、前の座席を選んだ方がスムーズですね。

また、国際線の場合は飛行機から降りた後に入国審査が待っています。

後方の座席を選んでしまうと、入国審査待ちの行列ができてしまう可能性もあるため、せっかくの旅行で、時間的なロスが発生してしまう可能性が高いです。

ちなみに、国際線の楽しみの1つが機内食ですが、こちらも前方の座席から種類を選べるようになっています。

子供は優先的にメニューを選べる可能性が高いですが、大人が後方の座席を選んでしまうと、自由に選択できなくなる可能性があることを覚えておきましょう。

生存確率が高いのは後ろといわれてる

万が一、飛行機事故に遭遇した場合、生存確率が高いのは後方の座席です。

乗り降りできるドアは前だから、後ろは危険なんじゃない?

このように思われる方もいると思いますが、飛行機が不慮の事故に遭遇すると、前方に衝撃が伝わりやすいといわれています。

これを裏付けるかのように、1971年以降に発生した飛行機事故の生存者は、以下のようになっているんですよ。

  • 後方座席: 生存率69%
  • 中央座席: 生存率56%
  • 前方座席: 生存率49%

参考文献: NEWS.ポストセブン

少しでも生存率が高い座席を選びたいのであれば、先方よりも後方の方が良いかもしれませんね。

非常口前は広いのでおすすめ

エコノミークラスはどうしても足元が狭くなるため、少しでも足元の広い座席に座りたいと考える人も少なくありません。

そこでおすすめなのは、非常口前の座席です。ただし、非常口前の座席には以下の2つのポイントがあります。

英語ができないとダメなところもある

非常口前は、前に座席がないため広々と座ることができますが、いざという時に乗務員のお手伝いをしなければいけないことがあります。

そのため、航空会社によっては英語が話せないとNGな可能性もあるんですね。

ANAJALといった日本の航空会社であれば問題ありませんが、国際線の場合は必要条件に含まれている可能性があるため、必ずチェックしておきましょう。

広いが荷物を入れるスペースがない

機内に持ち込んだ手荷物は、座席の上にある棚にしまうか、前の座席の下にしまうかのどちらかになります。

非常口前の座席になると、前の席がないため、荷物を入れるスペースがありません。

したがって、小さな手荷物であっても棚の中にしまわなくてはいけなくなるので、少し不便です。

国際線の場合はLCCのアップグレードがおすすめ

大手航空会社を選んで座席のアップグレードを行うと、料金がかなり上がってしまいます。

そこで、お得に快適な機内ライフを満喫するための裏技が、国際線に乗る際にLCC(格安航空)のアップグレードを活用する方法です!

ガラガラなので席を独占できる

国際線を利用する際、実際にLCCのアップグレードを利用しましたが、席がガラガラでした。

なぜガラガラなのか不思議に思う人もいると思いますが、理由は簡単です!

ズバリ! 航空券代を安く済ませたくて、LCCを選ぶ人が多いから。

せっかく安く飛行機に乗れるのに、わざわざお金を出して座席をアップグレードしては、意味がありませんよね。

しかし、このように考えてくれる人が多いからこそ、快適な機内タイムを狙う人にとってLCCのアップグレードはおすすめなんです。

全部の椅子を使って横になって寝れる

ちなみに、LCCでアップグレードした座席は、ほとんど人がいないので、全部の椅子を使って横になって眠ることができます。

もちろん正しい乗り方ではありませんが、LCCの乗務員は基本的に乗客へ干渉しないため、特に注意されることもありません。

横並び3席の座席を、ベッド代わりにして熟睡することができるので、エコノミー症候群が不安な人にもおすすめですね。

ただし、安全の観点からはおすすめできる方法ではないので、自己判断でよろしくお願いします(笑)

アップグレードしてもレガシーのエコノミーよりも安い

ちなみに、LCCのアップグレードはレガシー(大手航空会社)のエコノミークラスよりも安いです!

意外と知られていないのですが、どのくらい料金が違うのか、東京バンコク間で比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。

タイのバンコクと東京の往復航空券の比較

ここでは、東京(羽田)バンコクのANAエコノミークラスと、東京(成田)バンコクのスクートプラス(グレードアップ)料金を、記載しています。

ANAのエコノミークラスの料金

ANAのエコノミークラスを使った場合、予約変更とアップグレード不可の「Value」を利用すると、航空券が39,400円になります。

また、予約変更可能な「Basic」を利用すると、航空券は89,900円です。

座席が少し広くなるプレミアムエコノミーでは、「Value」が84,900円となり、「Basic」だと103,400円もするんですよ。

けっこう高いですよね。

スクートプラスの往復料金

次に、シンガポールを拠点に運行している格安航空「スクート」で、航空券を予約した場合は通常のエコノミークラスだと、最安は16,339円でした。

一方、ビジネスクラスに匹敵するグレードアップ席「スクートプラス」で航空券を予約すると、最安料金が35,239円です。

比較していただくとわかるように、ビジネスクラス同等の座席が、LCCだとこれだけ安く利用することができるんですよ!

もちろん、ANAやJALのように無料の機内ドリンクサービスがあるわけではありません。

機内食だって無料では出てこないし、座席にスクリーンが付いていないため、映画を楽しむこともできません。

しかし、広々とした座席で快適に眠ることができるんです。

深夜便を利用する人の多くは眠ってしまうので、かなりお得ですよね!

LCCのサービスに特別不満がない人は、ぜひ試してみてください。

まとめ

今回は、飛行機の座席はどこを選べば良いのかについてご紹介しました!

  • フライト時間が短い国内線なら、前方の通路側がおすすめ
  • フライト時間が長い国際線なら、トイレに行きやすい通路側がおすすめ

このように覚えてもらうと、わかりやすいかもしれませんね!

ぜひ参考にしていただき、快適な機内ライフを満喫してみてください。

海外旅行保険に入ってないのはヤバい!

海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。

しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!

たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。

ヤバいですよね。破産してしまいます。

そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!

おすすめのカードは、エポスカードです。

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