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国内線は何時間前に空港に到着しているべき?時間別の注意点とは?

国内線の飛行機は、国際線のように何時間も前から空港に到着する必要はありません。

しかし、フライト時刻ギリギリに空港へ訪れると、思ってもいなかったようなトラブルに巻き込まれ、飛行機に乗れない最悪の事態に遭遇する可能性も・・。

このような事態を避けるためには、やはり余裕を持って行動するのが1番です!

このページでは、年末年始やGWといった「繁忙期」と、それ以外の「通常期」にわけて、国内線は何分前に空港へ到着するべきかを、わかりやすく解説しています。

さらに、飛行機に乗り慣れない人でもすぐに理解できる国内線搭乗の流れや、空港での過ごし方についてもご紹介しているので、ぜひ役立ててみてください!

国内線は何分前がいいの?結論!90分前!

結論からお話しすると、国内線の飛行機に乗る場合、空港に到着する理想の目安時間は、フライト時刻の90分前です。

航空会社によってチェックイン時間は異なりますが、基本的には通常90分前から開始されます。

この時間を狙って空港に到着することで、チェックインと同時に大きな手荷物を預けることができるんですね。

スーツケースをガラガラと持ち歩いて移動するのは大変なため、荷物を預けられるチェックイン時刻を狙って空港に到着すると、その後の移動も楽になります。

繁忙期は2時間前には空港に着こう

年末年始やGW、さらにお盆といった繁忙期は、空港が大変混み合います。

チェックインするのに、わざわざ並ばなくてはいけないですし、大型連休で荷物が増えると、1人のチェックイン時間が長くなるんですよ。

これらをすべて総合して考えると、通常期より早めに空港に到着しておいた方が安心です。

繁忙期は混雑を想定し、最低でも2時間前には空港で待機できる状態にしましょう!

ただし、1つ覚えておいてもらいたいのが、各航空会社によって、チェックイン締め切り時間や搭乗締め切り時間が異なる点です。

上記でご紹介した到着目安時間は、あくまで一般的なものなので、格安航空を利用する場合には、さらに余裕をもって行動した方が良い可能性があります。

ANA・JAL・スターフライヤー・エアドゥ・スカイマーク・ソラシドエアの場合

ANAスカイマーク

ANAJAL系列などの、格安航空以外を利用する場合、搭乗券を発行するために必要なチェックイン手続きは、出発時間の20分以上前に済ませておく必要があります。

そこで、チェックイン手続きを済ませる目安時間を「通常期」と「繁忙期」に分けると、以下のようになりました。

通常期は30分前

大型連休ではない通常期に国内線を利用する場合、チェックインカウンターにて搭乗手続きを済ませる時間の目安は、およそ30分前です。

20分前に済ませればいいなら、ギリギリでも良いのでは?」

このように考える人もいると思いますが、搭乗手続き後に向かう保安検査場の入り口は、出発時刻の20分前に通過しなくてはいけません。

これを考えると、出発時刻20分前が近いギリギリの時間にチェックインすると、保安検査場の入り口を通過するときには、20分前に間に合わなくなってしまうんですね。

したがって、最低でも30分前にはチェックインを済ませ、余裕を持って保安検査場へ向かうようにしてください。

繁忙期は1時間前

年末年始やGWといった繁忙期は、先ほどもお話ししたように空港内が大変混み合います。

チェックインや、手荷物カウンターには長蛇の列ができている可能性もあるため、並んでいるだけで、20分以上の時間がかかってしまう場合もあるんですよ。

このような事態に遭遇しても慌てなくて済むのが、出発の1時間前です。

ちなみに1時間前を過ぎてしまうと、保安検査場を出発20分前に通過するのが、むずかしくなる可能性も出てきます。

1時間もあれば余裕でしょ」と軽く考えるのではなく、「1時間前でもギリギリだ」と考えるようにしてくださいね

LCC(格安航空)ピーチ、ジェットスター・ジャパン、春秋航空

ジェットスター

最初にお話ししておきますが、格安航空はチェックイン時間や搭乗締め切りの時間が、ANAJALとは異なります。

チェックインの締め切り時間は、出発時刻の30分前となっているため、同じような感覚で空港に行ってしまうと、飛行機に乗れない可能性が出てくるんですね。

そこで覚えておいてもらいたいのが、次でご紹介するギリギリのチェックイン目安時間です。

通常期は1時間前

格安航空を利用する場合、大型連休ではない通常期は、およそ1時間前にチェックインを済ませておきます。

なぜ1時間前なのかというと、格安航空会社はチェックインカウンターから搭乗ゲートまでの距離が長い可能性があるんですね。

ANAJALとは違い、搭乗ゲートに到着するまでの歩く時間も考えなくてはいけないため、最低でも1時間前には手続きを済ませられるようにしておきましょう。

チェックインで搭乗手続きを済ませた後は、速やかに保安検査場へと向かい、残りの時間は搭乗ゲート近くで待機しておくと安心です。

繁忙期は1時間半前

格安航空会社を大型連休に利用する人は、かなり多いです。

このような繁忙期は、チェックインや手荷物カウンターがかなり混雑した状態となり、一つ一つの手続きにも、通常の倍以上の時間がかかってしまうんですよ。

並ぶ時間も想定し、1時間半前にはチェックインできる状態にしておくと安心ですね。

なお、格安航空は時間にかなりシビアです。手続きが間に合わない人は、容赦なく取り残されます。

飛行機に乗れないといった、最悪の事態を引き起こす可能性が高いため、必ず余裕をもって行動してください。

飛行機に乗りなれない人必見!国内線の搭乗の流れ

国内線の飛行機に乗る場合、搭乗の流れは次の6つです。

  1. ターミナルを確認
  2. 空港に到着
  3. チェックインカウンターと荷物の預け入れ
  4. 保安検査場
  5. 搭乗ゲート
  6. 出発

それぞれ解説していきます。

まずはターミナルを確認!よく間違える

羽田空港から国内線に乗る場合、基本的に以下の2つのターミナルを利用します。

  • 第1旅客ターミナル
  • 第2旅客ターミナル

1旅客ターミナルは、JALグループ、スカイマーク、スターフライヤー(北九州・福岡空港行き)を利用する人です。

続いて第2旅客ターミナルは、ANA、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー(山口宇部・関西空港行き)を利用する人になります。

ただし、ANAの北九州空港に向かう共同運行便は、第1旅客ターミナルとなるのでご注意ください。

また、スターフライヤーに関しては両方のターミナルを利用することになりますが、行き先によってターミナルが異なります。

山口宇部・関西空港行き以外は第1旅客ターミナルとなるので、この点は覚えておくと安心ですね!

ちなみに、第3旅客ターミナルに関しては国際線のみです。

国内線を利用する人には全く関係のないターミナルとなるので、間違えないようにご注意ください。

空港に到着

電車やバス、車を使って空港に到着した後は、チェックインカウンターを目指します。

お土産店や空弁を販売しているお店がたくさんありますが、こちらはチェックインを済ませてからにしましょう!

チェックインカウンターと荷物の預け入れ

国内線ANAプレミアムチェックイン

チェックインカウンターは、各航空会社で場所が異なります。

自分が搭乗する航空会社のチェックインカウンターへ向かい、搭乗手続きを行いましょう。

なお、あらかじめインターネットからチェックインを済ませている人は、手荷物カウンターへ向かいます。

飛行機に持ち込まない荷物は、手荷物カウンターへすべて預ける形となるため、飛行機内で利用したいものは、あらかじめ分けておくと便利ですね!

保安検査場

国内線保安検査

チェックインが無事に完了した後は、保安検査場へ向かいます。

2019年の10月から、全国にある国内空港の国内線は、保安検査場の締め切り時刻がフライト時刻の20分前となりました。

締め切り時間に間に合うように保安検査場へ行き、身体検査や手荷物チェックを受けてください。

ちなみに保安検査場では、ポケットの中に入っている携帯やお財布も、すべてトレーに出して手荷物検査を受ける必要があります。

見落としてしまう人も多いので、必ずポケットに余分なものが入っていないかを、確認しておきましょう。

出発時刻まで時間がない場合は係員に相談!

保安検査場の入り口は、繁忙期になると長蛇の列ができている可能性があります。

時間に余裕がある人は、そのまま並んでいても構いませんが、出発時刻までに時間がない人は、かなり焦ってしまいますよね。

このような事態に遭遇した場合、係員に声をかけてください。

搭乗券をみせることで、優先的に保安検査場を通してもらえます!

搭乗ゲート

保安検査場を通過したら、自分が乗る飛行機の搭乗ゲートへ向かいます。

搭乗券にはゲート番号が記載されているため、その番号と案内表示を目安に、10分前までに到着しておいてください。

ジェットスターや、春秋航空といった格安航空を利用する人は、25分前までに搭乗ゲートへ到着していれば安心です。

なお、保安検査場から搭乗ゲートまではかなり歩く可能性があるので、この時間も考慮して行動するようにしましょう。

搭乗して出発!!

国内線出発

搭乗案内のアナウンスが始まったら、耳をしっかりと傾けて指示に従ってください。

上級会員の優先搭乗から始まり、小さな子供を連れている場合には、他の乗客よりも早めに搭乗することが可能です。

空港にはレストランやラウンジがあるので早めに行こう

空港内には、レストランやラウンジがたくさんあります。

早めに着きすぎてしまったとしても、食事やお茶を楽しめば、退屈する心配はありません。

また、お土産店や空弁を販売している売店も豊富です。

保安検査前にも後にもレストランがたくさんある

保安検査場を通りすぎてしまったら、食事できる場所がないのでは?

このように不安を感じる人もいると思いますが、その心配はありません!

保安検査前にも後にも、数え切れないほどのレストランがあります。

ちなみに、羽田空港の第1ターミナル2F中央にある「五穀豊穣 蔵一」は、かなりおすすめです。

おにぎりとお味噌汁のお店になりますが、こだわりの味噌を使っているだけあり、家庭では味わえない奥深いお味噌汁が堪能できます。

ゴールドカードがある方はラウンジでゆっくりすごす

ラウンジゴールドカード

ゴールドカードを所持している人は、ラウンジにてゆっくり過ごすのも良いですね。

ゴールドカード会員であれば、ラウンジ内を無料で利用できます。

家族が多いと、有料にて別料金が発生してしまいますが、保安検査場内の椅子よりも、ゆったりと過ごせるソファがあるのでおすすめです。

飲み物は無料

ゴールドカードラウンジ

ラウンジ内はフリーソフトドリンクサービスを行っているため、飲み物はすべて無料です。

アルコール類は別途有料になりますが、コーヒー、ウーロン茶、炭酸飲料といったドリンクがすべて飲み放題です。

なお、羽田空港内のクレジットカードラウンジに関しては、朝の時間帯に軽食が提供されています。

自宅で朝食をとる時間がなかった人でも、クロワッサンやデニッシュといったパン類を食べることができるため、かなり便利ですね。

また、ラウンジ内はスマホやパソコンを充電するための電源があります。

飛行機に搭乗するまでのあいだ、ゆったりとドリンクを飲みながら、充電したい人にも最適です!

スムーズにチェックインするなら機内持ち込みにする

混雑する繁忙期でも、できるだけスムーズにチェックインしたいのであれば、手荷物を機内持ち込みにするのがおすすめです。

ただし、飛行機内に持ち込める手荷物のサイズは、ANAJALの公式サイトを確認したところ、以下のように定められていました。

  • 重量: 1人10kg以内
  • 個数: 1人1個まで
  • サイズ: (100席以上の場合)3辺の合計が115cm以内 (100席以下の場合)3辺の合計が100cm以内

サイズに関しては、ハンドルやキャスターも含めた状態で計測するため、この点だけご注意ください。

各航空会社の締め切り時間をチェック!

各航空会社のチェックイン・保安検査場・搭乗ゲートの締め切り時間は次のようになります。

航空会社 チェックイン 保安検査場 搭乗ゲート
ANA 20分前 20分前 10分前
JAL 20分前 20分前 10分前
スターフライヤー 20分前 20分前 10分前
エアドゥ 20分前 20分前 10分前
ソラシドエア 20分前 20分前 10分前
スカイマーク 20分前 15分前
ピーチ 30分前 25分前 20分前
ジェットスター 30分前 25分前
春秋航空 35分前 25分前

空港に到着してから、チェックインカウンターまでの歩く時間も考慮し、余裕を持って行動してください。

特に、格安航空に関しては時間厳守となるため、必ず間に合うようにしましょう。

間に合わなかった場合の対処法

万が一、上記でご紹介した各航空会社の締め切り時間に間に合わなかった場合は、手持ちの航空券を確認してください。

予約変更不可の場合:お金は返ってこない

手持ちの航空券が予約変更不可になっている場合は、間に合わなかった際に返金されません。

残念ながら、お金を払って購入した航空券は、ただの紙くず同然となってしまうんです。

ただし、以下のような事態に遭遇した場合には、対応してもらえる可能性があります。

  • 電車が遅延した(遅延証明書を持っている)
  • 電車が運休した(運休証明書を持っている)

出発予定時刻前に航空会社に連絡を入れれば、何らかの対応をしてもらえる可能性が出てくるんですよ。

どうしても遅れそうな場合には、あらかじめ連絡を入れるようにしてください。

予約変更可能の場合:切り替えや返却

手持ちの航空券が予約変更可能の場合には、他の便に切り替えたり、払い戻し手数料を払って返却してもらえたりします。

一般的に普通運賃で購入した航空券に関しては、こちらのケースが当てはまる可能性が高いです。

ただし、出発時間を過ぎてしまった航空券に関しては、予約変更可能であっても対応してもらえません。

出発時間前に、航空会社へ連絡を入れましょう。

予約変更可の航空券の場合は変更可能

上記でご紹介した2つのパターンをみていただくとわかりますが、予約変更可能な航空券をお持ちの場合は、原則として搭乗日や時間の変更が可能です。

ですが、搭乗者名を変更したり、搭乗区間を変更したりは、たとえ予約変更可の航空券でも難しいでしょう。

また、格安航空のチケットに関しては、安い価格で販売しているだけあり、変更できないケースがほとんどです。

チケット購入時に、プラス料金を支払うことで日付の変更が可能となるケースもありますが、格安航空の変更は、通常より難しいことを覚えておいてください。

各航空会社国内線の連絡先

以下の航空会社名をタップしてもらえば、国内線各種手続きの案内画面が出てきます。

もちろん遅れないように行動するのが1番ですが、やむを得ない事情があるときは、早めに連絡することが大切です。

まとめ

飛行機に乗る前の荷物の預け入れから、保安検査の通過方法まで解説してきました。

ここでご紹介した空港に到着する目安時間を参考にしていただき、楽しい旅を満喫できるように計画を立ててくださいね!

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