これからマイルを使おうと思っている人にとって、「どのようにしたらお得に使えるのか?」は気になるところですよね。
マイルも使いみちが多くあるため、迷ってしまうものです。このページでは、マイルの使いみち8選をおすすめ順に紹介しています。
マイラー鉄板の特典航空券の交換から、投資まであなたが気に入った使い道があればぜひ使ってみてください。
1.特典航空券に使う:一番おすすめ!!
突然ですが、あなたはマイルの価値をご存知でしょうか。
飛行機に乗ったり、クレジットカードを利用したりしながら一生懸命貯めたマイルには、「1マイルあたり10円以上の価値」となる可能性があるんです。
したがって、この価値に気がつかずにマイルを使ってしまうと、非常にもったいないんですね。
そこで、マイルの価値を最大限高める交換方法としておすすめしたいのが、「特典航空券」です!
マイルを特典航空券に交換すれば、最低でも1マイルあたりの価値を、2~3円以上にすることができるんですよ。
では、一体どういうことなのかを、具体的に解説していきます!
10~15円:国際線ファーストクラス特典航空券
マイルの価値を最大限高められる究極の交換先が、国際線ファーストクラスの特典航空券です。
例えば、東京からロサンゼルス行きの直行便にファーストクラスを使って往復で搭乗すると、航空券にかかる費用は150万円を超えます!
これを気軽に出すことができるのは、セレブしかいませんよね(笑)
私たち一般市民がどんなに頑張っても、なかなかファーストクラスを使って、ロサンゼルスに行くことができません。
しかし! マイルを使って特典航空券に交換すれば、必要なマイル数は157,500マイルになります。
つまり、1マイルの価値を10円以上にすることに成功するんですよ。
ちなみに、157,500マイルは飛行機によく乗る方はもちろん、陸マイラーとしてマイルを貯めている方でも実現するマイル数です。
夢のファーストクラスも、特典航空券なら現実になる可能性が高いですね!
ただし、国際線のファーストクラスを特典航空券に交換する場合には、座席を確保できる枠が少ないことを覚えておいてください。
1マイルを10円以上の価値にする方法だけあり、航空会社も特典航空券枠を少なくしているんですね。
そもそもファーストクラスは座席数が少ないため、これは仕方がないことなのかもしれません。
もしあなたが、マイルを国際線ファーストクラスの特典航空券に交換したいのなら、優先的に座席を確保できる、航空会社の上級会員を目指しましょう!
5~7円:国際線ビジネスクラス特典航空券
国際線ファーストクラスの次に、マイルの価値を高められる方法が、国際線ビジネスクラスの特典航空券に交換する方法です。
国際線ビジネスクラスの特典航空券だと、1マイルの価値を5円以上にすることができます。
ファーストクラスと比較するとマイルの価値は下がってしまいますが、必要マイル数に注目してみてください。
上記でご紹介した、東京からロサンゼルス行きファーストクラスの直行便往復は、157,500マイル必要でしたよね。
しかし、ビジネスクラスなら同じロサンゼルス行きの直行便なのに、85,000マイルです!
もともと航空券の価格が、100万円近く変わってくるので、1マイルの価値としては下がってしまう形となりますが、お得なマイル数でビジネスクラスに乗ることができるんですよ。
本来なら50万円ほどのビジネスクラスが、マイルを使うことで4万円以下です。
これなら、夫婦やカップルでビジネスクラスの快適な空の旅を楽しむことができますね!
2~3円:国際線エコノミークラス特典航空券
続いて、1マイルあたりの価値を2~3円以上にできるのが、国際線エコノミークラスの特典航空券です。
日本人が大好きなハワイも、正規の価格で航空券を購入すると、結構な額になってしまうと感じたことはありませんか。
少しでも安くハワイへ行くために、滞在時間が短くなる往路は夕方到着、復路は早朝出発といった便を利用する人も多いでしょう。
しかし、マイルをハワイ行きのエコノミークラスに交換すれば、必要なのはたったの35,000マイルです!
往路は現地に朝到着、復路はゆっくり昼頃に出発できる時間帯の便を選んでも、ツアー会社のような追加料金が発生する心配もありません。
この少ないマイル数であれば、子供を連れて家族全員でお得にハワイへ行くのも、夢ではないんですよ。
上記でご紹介したビジネスクラスほどのお得感はなくなりますが、それでもお金をかけずにハワイへ行けるのはかなり魅力的ですよね。
航空券代が浮いた分で、高級なホテルに宿泊したり、ホテルの部屋をグレードアップしたりすることができます!
また、国際線のエコノミークラスは、ファーストクラスやビジネスクラスと比較しても、特典航空券の座席枠が多いです。
予約を取れる可能性が1番高いので、初めて国際線の特典航空券にマイルを交換する人にも、おすすめですね。
国内線特典航空券
国内線の特典航空券は、1マイルあたりの価値がおよそ2円程度になります。
例えば、東京から新千歳空港に往復した場合、早割などでお得に航空券を購入すれば、往復で3万円程度です。
一方、東京から新千歳の往復を特典航空券に交換した場合、必要なマイル数はおよそ15,000マイル。
つまり、1マイルあたり2円ほどの価値になる計算なんですよ。
ANAの特典航空券だと、正月やGWといったハイシーズンは18,000マイルになってしまいますが、その時期は航空券代金も高くなるため、2円以下になる可能性は極めて低いですね。
国際線と比較するとお得感は薄れますが、それでも少ないマイル数で気軽に飛行機を使った旅行を楽しめるのは、まさに特典航空券ならではの魅力です!
2.国際線アップグレードはおすすめできない
貯めたマイルは、特典航空券だけでなく、座席のアップグレードにも利用することができます。
例えば、ビジネスクラスで航空券を購入した人が、アップグレード対象のチケットであれば、ファーストクラスに、マイルで変更することができるんですよ。
また、エコノミークラスのチケットを持っている人が、アップグレード対象ならビジネスクラスに変更することもできます。
ただし、エコノミークラスからファーストクラスといった2段階のグレードアップは不可能となるため、以下のように覚えておいてください。
- エコノミークラス→ ビジネスクラス
- ビジネスクラス → ファーストクラス
ただし、この方法ははっきりいっておすすめすることができません!
なぜ、おすすめできないのかというと、アップグレード対象の航空券が限定されているからです。
日本発の、アップグレード対象となる国際線航空チケットは、かなり割高です。
通常のエコノミークラスと比較して、およそ3倍の値段になることも少なくありません。
これを考えると、高額なチケットを購入してマイルを使いアップグレードするのは、決してお得になるとはいえないんですね。
これなら、マイルをある程度貯めてから、ビジネスクラスの国際線特典航空券と交換した方が、はるかにお得です!
ちなみに、プレミアムエコノミークラスに関しては、以前まですべてのチケットがアップグレード対象でした。
しかし、新しく登場した「運転種別N」がアップグレードの対象外となったことから、安く購入したプレミアムエコノミークラスのチケットでは、ビジネスクラスに変更することができません。
この変更点は2018年12月に加えられたものなので、ご存じない方はぜひこの機会に覚えておいてくださいね。
3.スカイコインに交換
ANAのマイルは、スカイコインと呼ばれている独自の通貨に交換することが可能です。
航空券の購入はもちろん、ラインナップが豊富な国内や海外のツアー料金に、現金と同じ感覚で利用することができるんですよ。
1マイルから1コインに交換することができ、10円単位の支払いに活用できるのは嬉しい限りです。
また、スカイコインに関しては10,000マイル以上を交換する場合、最大で交換率が1.7倍になります。
1.7倍を実現するためには、会員ステータスをANA上級会員にしなくてはいけませんが、1.6倍なら、以下の条件をクリアすれば可能です。
- スーパーフライヤーズカードを所持する
- プレミアムカードもしくはゴールドカードを発行する
- 50,000マイル以上をスカイコインに交換する
この3つの条件をクリアするのが難しい場合は、ANA一般カードを発行し、50,000マイルが貯まった段階で、スカイコインにすべて交換しましょう。
これなら、スカイコインへの交換率を1.5倍にすることができます。
4.1円:他社ポイント・電子マネーに交換する
ANAで貯めたマイルは、他社のポイントや電子マネーに交換することも可能です。
多くの人から選ばれているのが、次の3つの交換先になりますね。
- nanaco
- 楽天Edy
- スターバックスカード
ANAマイルをnanacoポイントに交換した場合、10,000マイルでnanaco 10,000ポイントです。
楽天Edyに関しても、10,000マイルが10,000円分のEdyになります。
スターバックスカードも10,000マイルが10,000円分の入金となるため、交換率は「1マイル → 1円」と覚えておいてください。
お得感は薄れますが、それでも身近な場所で有意義に使えるのは嬉しいですね。
5.1円:利用券に交換
特典航空券やスカイコインと比較してしまうと、あまりおすすめできない方法ではありますが、1マイルあたり1円のANA利用券に、交換することが可能です。
ANA利用券の使い道は、
- 航空券の購入
- ANAの機内販売の支払い
- ANA系列の店舗の支払い
- ANAのツアー利用代金
このようになっており、ANA関連の支払いであれば、ほとんどで利用することができます。
有効期限は交換してから約1年間となるため、使う予定があるときにのみ、交換するのが良いでしょう。
6.ツアーに使う
先ほどご紹介したANAのスカイコインにマイルを交換すると、以下のツアー代金に利用することができます。
- 国内ダイナミックパッケージ
- 国内パッケージツアー
- 海外ダイナミックパッケージ
- 海外パッケージツアー
ダイナミックパッケージは、国内・海外ともにフライトやホテルを自由に選んで組み合わせることができるツアーです。
パッケージツアーに関しては、手軽なものから高級なものまで豊富なラインナップがあるため、好みに合わせて自由に選ぶことができます。
ANAの公式サイトから、フライト・参加人数・宿泊地等を入力するだけで、自分に合ったプランがあるのか、気軽に検索することが可能です。
7.ホテルに使う
ANAマイルは、ホテルの宿泊に利用することも可能です。
例えば、世界各地に300,000件以上あるANAグローバルホテルに泊まる場合には、ANAマイルを宿泊料金に使うことができるんですね。
ちなみに今なら、期間限定の減額マイルキャンペーンが行われています。
予約期間は2020年2月4日~2020年3月31日までとなりますが、通常の15%少ないマイル数で、ホテルの宿泊予約をすることができるんですよ!
また、ANAグローバルホテル内で宿泊したい施設がない場合も、提携パートナーホテルであれば、各種クーポン券に交換することができます。
海外であれば、シャングリ・ラ ホテル&リゾーツ、国内ならザ・リッツ・カールトン等から選べるので、気になるホテルがないかANAの公式サイトからチェックしてみてくださいね。
8.0.5円:マイルで投資
ポイントで投資できるようになった今の時代、国内初の試みとして、ANAから「マイル投資サービス」がスタートしました。
このマイル投資サービスは、始め方が非常にシンプルで、「トラノコのアプリ」とANAマイルを提携させるだけです。
アプリ内でANAマイレージクラブの会員番号を入力すれば、誰でも簡単に連携させることができます。
ただし、トラノコポイントにANAマイルを移行した場合、交換レートは0.5円です。
したがって、1,000マイルは500のトラノコポイントにしかなりません。
これを考えると、有効なマイルの交換方法とはいえないため、使い道がない人におすすめですね。
また、「資産運用に興味はあるけどハードルが少し高い」と考えていた人は、マイルなら気軽に始められるのがメリットです。
ただし、こちらは最近始まった新たなサービスとなるため、需要が高まればマイル交換レートが改善される可能性もあります。
興味がある人は、今後の動向に注意深く目を光らせておくと良いでしょう!
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。