ビジネス論

起業したらビビるくらい稼げるビジネスモデル

人よりも多く稼ぐための手段として、あなたはなにを思い浮かべますか。

  • 大企業に就職する
  • 難関資格を取って専門職に就く

一般的に、このような方法を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、大企業に就職して役員になれる可能性は、よほどの学歴やコネがないかぎり厳しいです。

難関資格を取って弁護士を目指すのも、今の時代は医学部を卒業して医師になるよりも、難しいといわれています。

つまり、この上記2つの方法を実践したとしても、人より多く稼げる確率はかなり低いんですね。

そこで、人よりも多く稼げる方法として注目してもらいたいのが「起業」です。

低学歴の人でも、人脈がなくても、起業は誰にでもできます。学歴でスタートに差がつくこともありません。

起業は、すべての人が平等に稼げる唯一の手段といっても、過言ではないんですね。

しかし、起業すれば誰でも稼げるわけではありません。何をどこで始めるかで、成功と失敗が大きく分かれてしまいます。

どうせ始めるのなら、成功して多くのお金を稼ぎたいですよね。

もしあなたに、たくさん稼ぐことで叶う将来の夢があるのなら、ビビるくらい稼げるビジネスとは何なのかを、まずはしっかりと把握しておくべきです!

仕入れがあると原価率があるのでその分利益が減る

起業する上で最も重要なのが、ビジネスにおける利益率です。食品を提供する飲食店や、商品を販売するお店では、必ず仕入れが必要になりますよね。

仕入れの際にかかる原価が高ければ高いほど、原価率は高くなり、その分利益は減ります。

わかりやすい例を出すのなら、80円で購入した商品を100円で販売した場合、原価率は80%になります。粗利益になる20%から、お店を維持するためにかかる経費を差し引くと、赤字になる可能性が極めて高いです。

そのため、利益を上げるためには原価率を下げなければいけないため、仕入れる際には原価が低いものを選んだり、在庫を抱えずに済む量を見極めたりする必要があります。

また、原価率の高いものと低いものを上手に組み合わせるのも、ビジネスで成功するための1つのプランだといえるでしょう。

安い価格でお寿司を提供する回転寿司店がまさに当てはまりますが、原価の高いネタと原価の低いネタの両方が存在します。この2つをバランスよくお客さんが食べてくれることで、利益を出せるんですね。

ビジネスの一般的な利益率

起業してビジネスを始めると、利益率について嫌でも考えなくてはいけません。特に重要となるのが、次の4つの種類の利益です。

  1. 粗利益
  2. 営業利益
  3. 経常利益
  4. 純利益

まず粗利益ですが、こちらは単純に売り上げから原価を差し引いた利益になります。

例えば、あなたが今からラーメン屋を起業するとしましょう。提供するラーメン1杯が1,000円だとして、このラーメンを作るのに必要な材料費が400円だとします。

すると、ラーメン一杯あたりの粗利益は600円です。1日に30杯売れたとしたら、1日あたりの粗利益は18,000円になります。

続いて営業利益ですが、こちらは上記で算出された粗利益から経費を差し引いた利益を指します。

お店を営業する上で欠かせない経費に、家賃・人件費・水道光熱費などが挙げられますね。これらを差し引いた額が営業利益となるため、次のような計算で簡単に割り出すことができます。

売上高 − 粗利額 − 経費 = 営業利益

そして経常利益ですが、こちらは本業以外で得た利益と費用を加えたものです。

経常利益については説明するのが少し難しいですが、ラーメン屋だとしたら、ラーメンと関係ない会社の利益・費用が当てはまります。

銀行にお金を預けていれば、その利息が営業外利益となり、反対に借金をしていて利息を払っていたら、営業外費用になるんですね。

営業外利益を、先ほど計算して出した営業利益に加算し、さらにそこから営業外費用を差し引きすると、経常利益を出すことができます。

最後に純利益ですが、こちらは経常利益から特殊に発生した収入や損失を、足したり引いたりして出した純粋な利益です。

この純利益から、国に納める法人税や個人事業税といった税金を引けば、税引き後の正しい利益が出せます。

ちなみに、ビジネスを始める前は、売り上げから原価を差し引いて計算する粗利益ばかりに気を取られがちです。しかし実際には、収支を細かく計算した上で純利益は算出されます。

原価率によっても変動はありますが、だいたい10%程度の純利益しか得られないケースは少なくありません。これを考えると、仕入れがあるビジネスでは、大きく稼げない可能性の方が高いんです。

もちろん、行列が絶えないようなラーメン屋を始めれば、儲かる可能性は高いです。テレビや雑誌にも度々取り上げられれば、ラーメンを売る以外にも収入を得ることができるでしょう。

しかし、これだけ競争相手の多いビジネスで、上り詰めていくのは、かなり難しいですよね。

起業するための初期費用も必要なので、借金ばかりが膨らみ、失敗する確率の方がはるかに高いです。

もし本当にお金持ちになりたいのなら、仕入れがないビジネスを始めるべきでしょう。

家賃と人件費しかかからないビジネスをしよう!

仕入れが必要なビジネスは、上記でご紹介したとおり、利益が少ないです。儲からなければ当然お金持ちにはなれないため、将来の夢を叶えることができません。

しかし、仕入れが一切必要ない家賃と人件費のみのビジネスなら、十分な利益を上げられる可能性が極めて高いんですね。

では一体どういうビジネスがあるのか、わかりやすい例を出してご紹介します。

パーソナルトレーニング

トレーナーとマンツーマンでトレーニングができるパーソナルジムは、近年大きな話題を集めています。スタイルのいい女優さんやタレントさんが活用していることをきっかけに、知名度がぐんとアップしたんですね。

自宅を改装してパーソナルジムを開業すれば、家賃も節約することができます。店舗を設ける場合であっても、マンションの一室を貸りる程度です。

トレーナーを雇うために人件費は必要ですが、仕入れが発生しないビジネスなので、利益率は高いですね。

ただし、開業する際にはトレーニング機器を揃える費用や、集客のための宣伝費用がかかります。

貯金のない人が銀行に借金して始める場合には、リスクを伴う可能性があることを覚えておいてください。ある程度、開業資金を蓄えている人におすすめのビジネスです。

整体・マッサージ

整体やマッサージは、自宅スペースを使って簡単に開業ができます。整体やマッサージをする上で欠かせない次のアイテムさえ揃えてしまえば、誰でも簡単に起業できるんですね。

  • ベッド
  • タオル
  • まくら
  • シーツ
  • 看板

初期費用はほとんどかかりません。開業資金として10万円くらいあれば、すべてを揃えられるでしょう。

マンションやアパートを貸りる場合には、敷金や礼金、毎月の家賃が必要です。立地によって異なりますが、月10万円以下に抑えているケースがほとんどです。

仕入れがないので、当然在庫を抱えてしまう心配もありません。

ただし、整体師やマッサージ師を雇うために必要な人件費と、お店で使用する水道光熱費が多少かかります。

リスクの少ないビジネスなので、集客さえ見込めれば、多くの利益を生み出すことができるでしょう。

デリバリーヘ〇ス

開業しやすい風俗業として人気なのが、デリヘル店です。

デリヘルは、他の風俗業と違って店舗が必要ありません。もちろん事務所は必要ですが、他のビジネスと比較して固定費がかからないんですね。

そもそも、起業において経営者の大きな重荷となるのが固定費です。例えば飲食店を始めると、商売する上で必ず店舗が必要となります。

店舗を維持するための家賃や、水道光熱費といった固定費によって、大きな借金を作り出してしまう可能性は極めて高いんですよ。

また、飲食店を開業するためには高額な初期費用が必要です。改修工事をしたり、椅子やテーブルを揃えたりすると、それだけで1,000万円以上かかるケースも少なくありません。

デリヘル店は、このようなリスクを背負わなくて済むビジネスなので、たとえ失敗したとしても、借金だらけで苦しむ必要がないんですね。

もちろん、商売をやる以上はある程度の開業資金は必要です。0円で始められる簡単なビジネスではありません。

しかし、無店舗ビジネスで固定費がかからない点と、維持費がかからない点を考えると、失敗しにくいビジネスだといえます。集客のための宣伝費用も、ホームページ・メルマガ・YouTubeを上手に活用すればお金がかかりませんね。

ビジネスは勝つべくして勝つ

起業するからには、稼げなくては意味がありません。最初から稼げるビジネスモデルで始めるべきです。

世の中にはさまざまなビジネスが存在しますが、最初から稼げるものは限られています。

今でこそ、知名度の高い有名なラーメン屋だって、開業して半年間は赤字覚悟で営業しているんです。

起業における負担を少しでも減らすためには、すぐにお金を稼げて、失敗しないビジネスを始めることが大切なんですね。

また、稼げないビジネスで起業して借金を背負ってしまったら、再び起業するのは難しくなります。

ビジネスで成功したいのなら、勝つべくして勝つビジネスモデルを描くことが大切です。

後からビジネスモデルは変更できない

一度自分が決めたビジネスモデルは、後から途中で変更することはできません。なぜなら、当初描いていたビジネスモデルを成功させるために、多額の費用がかかっているからです。

よほどのお金持ちなら話は別ですが、必死に貯めた貯金を使っていたり、銀行から借金をしていたりする状態では、一度着手したビジネスを簡単に変更することはできないんです。

だからこそ、最初から稼げるビジネスモデルをしっかりと考えなくてはいけません。

最初にしっかりリサーチをしよう!

はじめての挑戦には、失敗がつきものです。失敗して学ぶといった行動を繰り返し、人は大きく成長していきます。

しかしこれは、ビジネス以外のお話です。ビジネスは一度失敗してしまうと、成功への道はどんどん遠のきます。

ビビるくらい稼げるビジネスを始めるためには、最初にしっかりとリサーチし、利益を生むために必要なビジネスモデルを構築する必要があるんですね。

今の時代、必要な知識はインターネットから十分に得ることができます。成功者の知識はどんどん盗み、あなただけの成功するビジネスモデルを作りあげましょう!