若い世代を中心に爆発的な人気を集めている「YouTube(ユーチューブ)」
動画を配信し、再生回数を増やすことで広告収入を得られるユーチューバーは、子供の将来の夢にランクインするほど、憧れの職業です。
しかし実際には、YouTubeで稼げる人の割合はかなり少ないんですよ。ユーチューバーとして大成功した「ヒカキン」や「はじめしゃちょー」は上位数%の成功者です。
また、YouTubeと同じく不労収入に憧れる人たちから人気のブログですが、こちらも成功する人はごくわずかです。ほとんどの人は、成功を手にする前に諦めてしまうんですね。
では、ブログやYouTubeで稼げる人の割合は一体どのくらいなのでしょうか。まずは具体的な数字を見ていきましょう!
ブログ・YouTubeで稼げる割合
結論から言いますが、ブログやYouTubeを始める人の95%は、残念ながら稼げないままで終わっています。
稼げないから止めるのか、それとも止めるから稼げないのか、これは一概には言えませんが、どちらのケースも当てはまる可能性が考えられるでしょう。
そもそもYouTubeは、冒頭でご紹介したように、YouTubeで動画を配信し、誰かが見てくれることによって再生回数が増え、広告収入を得られる仕組みです。
企業側が、宣伝費としてYouTubeに多額のお金を支払い、ユーチューバーが動画コンテンツを提供すると同時に企業の宣伝をします。それを観たユーザーが、企業の存在を認知して商品を購入したり、サービスを利用したりすることで、企業側も収益を得ているんですね。
つまり、YouTubeに広告費を支払う企業からすると、ユーチューバーは広告塔の役割を果たしてくれる存在です。
しかし、ユーチューバーが広告費を受け取るためには、次の2つの条件が必要なんですよ。
- 1年間の総再生時間が4,000時間
- チャンネル登録者数が1,000人以上
この2つをクリアした時点で、初めてパートナープログラムの審査を受けることができるんですね。その後、規約違反がなければ銀行口座の登録をして、動画内に広告を掲載できるようになります。
YouTubeは楽に稼げるイメージがありますが、実際にはかなり険しい道のりですよね。
過激な動画をアップして、再生回数やチャンネル登録者数を増やそうとする人がいるのも、まさにこの壁を越えたい一心なのかも知れません。
月に5000円稼げる人が上位5%
では、上記でご紹介した条件をクリアして無事に広告を掲載できた場合、いったいどのくらい稼げるのでしょうか。
わかりやすい数字を挙げると、次のようになります。
1再生あたりの広告収入 → 0.05〜0.1円
参考URL: https://president.jp/articles/amp/33328?page=3
一般的なユーチューバーがもらえる広告収入は、驚くほど少ないのが現実です。再生回数10万回を突破したとしても、5,000〜10,000円しか稼ぐことができないんですね。
毎月安定した収入を稼ごうと思っても、なかなか実現することができないんです。
実際に毎月5,000円の収入を得ている人は、チャンネル登録者数3,000人を実現している、ユーチューバーの上位5%程度です。
登録者数を1,000人集めるのだって難しいのに、頑張ってその壁を乗り越えたとしても、年間にして60,000〜120,000円しかもらえない可能性が高いんですよ。
これでは、到底生活することはできません。夢の不労収入も、まさに夢のまま終わってしまいます。
ほとんどの人が稼げずに諦める
YouTubeを始める前は、ヒカキンやはじめしゃちょーのような大金持ちになれると、胸を膨らませる人が多いと思います。
しかし、ユーチューバーが稼げるようになるまでの険しい道のりに直面すると、耐えきれず挫折する人がほとんどなんですね。
チャンネル登録者数が100人以下のチャンネルは、およそ6割を占めます。この現実を考えると、1,000人を達成することができず、諦めてしまう人がいかに多いのかは一目瞭然です。
趣味で動画を配信したいのなら、何も問題はありません。
しかし、もしもあなたが、「ユーチューバーは努力せずに楽して稼げる夢の職業」だと思っているのなら、それは大きな間違いだということを覚えておいてください。
そもそもほとんどの人が続かない
YouTubeは、次のステップで誰でも簡単にチャンネル開設ができます。
- Googleアカウントの作成
- YouTubeアカウントの作成
- 新しいチャンネルを開設
難しそうに感じる動画の編集も、必ず必要なわけではありません。スマホで撮影して、そのままアップするだけの人もたくさんいます。
PCやスマホの操作が苦手な人でも挑戦できる単純作業なので、気軽な気持ちで始められるんですね。しかし、軽いノリで始めた人のほとんどが長続きしません。
なぜなら、ユーチューバーの9割がチャンネル登録者数1,000人を達成できないからです。
9割の人がチャンネル登録者数1,000人を達成できない
アイドルやお笑い芸人といった知名度の高い芸能人でないかぎり、一般のユーチューバーは、なかなか存在を把握してもらえません。YouTubeで動画配信を始め、チャンネル登録者数が1,000人に達成するまでには、1年以上かかるのが当たり前です。
登録者数が1,000人に達成しなければ、当然稼ぐことはできないので、結果が出ない生活に嫌気をさし、途中で不労収入の夢を諦めてしまうんですね。
登録者数100人以下のチャンネルが約6割も占めるのは、まさに「チャンネル登録者数が増えない = 稼げない」といった仕組みがあるからです。
人間は、モチベーションを維持するために必ずご褒美が必要です。人から褒めてもらったり、収入を得たりすることで、面倒な作業も乗り越えることができるんですよ。
しかし、せっかく作った動画も観てくれる人が少なければ、当然モチベーションを維持することはできません。時間の無駄に感じてしまう人すらいるでしょう。
100人以上1,000人以下のチャンネルはおよそ全体の3割
YouTubeを始めると、まず最初の目標はチャンネル登録者数100人です。利用者の6割は100人以下となるので、残りの4割に残るためには、100人以上にしなくてはいけません。
しかし、登録者数1,000人を超えるユーチューバーが、上位11%しかいない現実を考えると、全体の3割は、チャンネル登録者数100人以上1,000人以下なんですね。
つまり、100人の目標を達成しても、稼げるようになる1,000人以上の目標を達成するのは、かなり難しいことがわかります。
モチベーションを維持できず、続けるのが嫌になる気持ちはわかりますが、ここまで残ったら、途中で止めてしまうのはかなりもったいないです。
実際に、YouTubeで稼げる人は全体の5%くらいしかいません。ですが、チャンネル登録者数100人を超えた時点で、すでに上位40%に入っています。最初の壁を越えることができたのなら、次に待っている壁も超えられる可能性が十分にあるんです。
正しい方向性じゃないと稼げない
YouTubeには、さまざまなジャンルの動画がアップされています。例えば視聴者が多く、人気を集めているのが、「ゲーム実況」です。
ビデオゲームのスポーツ競技「eSports」が普及したことで、ゲーム実況の動画はますます注目を集めるようになりました。
しかし、これだけ競争相手の多い分野で、多くの人から視聴してもらうためには、それなりに工夫する必要があります。「ゲーム実況なら稼げるかも」といった軽いノリでは、たとえ実況中継した動画をアップしたとしても、知り合いにしか見てもらえません。
間違った方向性でYouTubeを始めてしまうと、いつまでたっても稼ぐことができないんです。
僕も最初ブログのジャンルを間違えました。なので、500記事書いても全然稼げなかったんです。
努力には正しい方向性があります。
間違った方向性でいくら頑張っても稼げない
間違った方向では1000記事、動画1000本を上げても稼ぐことはできないんです。
初心者は大体努力の方向性を間違えます。そこを間違えてしまうといくら頑張っても稼ぐことができないんです。
例えば、ボタンがそうです。ボタンって最初を間違えるとずっとかけ間違えてしまいますよね?
これと同じように、最初間違えるといくら頑張ってもその努力が無駄になってしまうんです。
YouTubeは、暇つぶしに活用する人が多いイメージがありますが、実際にはそんなことありません。最近では、悩みを解決するためにYouTubeを活用する人がどんどん増えています。
例えば、上記でご紹介したゲーム実況ですが、ゲームが好きなだけでなく、そのゲームをさらに上達させたい人から活用されています。またビジネス系の動画では、収入をアップさせたい人や、副業を検討している人から人気です。
つまり、悩み解決の手段としてYouTubeを活用する人は年々増加傾向にあるんですね。
好きなものや得意なものでYouTubeを始めるのも1つの方法です。しかし、ビジネスとしてYouTubeで稼ぎたいのであれば、ユーザーの悩みを解決できるチャンネルを作るための、正しい努力が必要です。
正しい努力をする必要がある
YouTubeをやる上で、とても心強いのがファンの存在です。自分がアップした動画を支持してくれるユーザーが増えると、モチベーションが上がってビジネスも自然とうまくいきます。
しかし、適当にアップした専門性の低い動画では、ユーザーの心を掴むことができません。チャンネル登録もしてもらえないし、ファンになって、次の動画を心待ちにしてくれることもないんです。
多くの人から共感してもらったり、喜んでもらったりするためには、視聴者が価値を感じる動画を作ることが何よりも大切なんですよ。
僕は、世界中を旅するノマドワーカーとして、旅先での体験や、面白かった出来事を中心にYouTubeで紹介しています。今まで培ったノウハウを生かし、ビジネスとして役立てる方法なんかも、わかりやすく紹介するように心がけているんですね。
再生回数を増やすために、ジャンルをコロコロ変えて、次々とアップするような行動はしません。統一性のないカテゴリに軽い気持ちで手を出しても、価値を感じてもらえる動画は作ることができないからです。
YouTubeで稼ぎたい人は、ユーザーの心をつかむためにも、観る価値がある動画を作成してください。炎上目的で危ないことをしたり、迷惑行為をしたりしても、稼げるようにはなりません。
ユーザーが、観て良かったと感じる正しい努力をする必要があるでしょう。
どうやったら稼げるようになるのか
YouTubeは、上記でご紹介したとおり95%の人は稼げません。稼げないままダラダラ続けていくか、稼げるようになる前に挫折してしまうか、このどちらかです。
稼げるようになるためには、3つのコツが存在します。
稼いでいる人に教えてもらう
まず手っ取り早い方法が、YouTubeで稼いでる人に稼げる方法を教えてもらうことです。
今まで自己流で頑張ってきて、YouTubeで結果が出なかった人は、今後同じやり方をしても結果が出ない可能性の方が高いでしょう。
たとえ面白い動画を作っていたとしても、それだけでは、YouTubeで稼げるようにはならないんですね。
YouTubeで稼いでいる人は、面白くて人の心を惹きつけるコンテンツが作れるのはもちろん、それ以外にビジネスとして成功させるためのスキルを持っています。
動画を、どのようにアップすれば収入につながるのか、客観的な目線でしっかりと考えているんですね。あらゆるビジネス能力を駆使しなければ、ユーチューバーとして成功を収めることはできません。
- 面白い動画をアップしてるのに再生回数が増えない
- 頑張っているのにチャンネル登録者数が少ない
あなたがこのように感じているのなら、ぜひ稼げる人に稼ぐためのコツを教わってください!
何があっても諦めない
YouTubeで稼げない人の多くは、途中で諦めてしまう人です。
先ほどもご紹介しましたが、YouTubeでは「チャンネル登録者数1,000人」「年間の総再生時間4,000時間」といった、稼げるようになるまでの高い壁が存在します。
この壁を乗り越えるためには、忍耐力と地道な努力が必要なんですね。
結果が出ないとモチベーションを試すことができず、つい放り投げたくなります。しかし、この時に思いとどまることができる人は、必ず伸びる人です。
僕自身も、ブログで結果が出なかった時期があり、先のことを考えて不安になったことがあります。しかし、そんな時だからこそ発想を変えてYouTubeを始めた結果、2ヶ月後に月20万円稼ぐことができたんです。
おかげさまで、電子書籍も多くの人に購入してもらうことができました。うまくいかないからと途中で諦めていたら、この結果を手にすることはできなかったんですね。
諦めなければいつか成功する!!
諦めずにコツコツと頑張り続ければ、必ずいつか成功します!
成功するまでの道のりは、険しいかもしれません。諦めてしまった方が楽になることもあるでしょう。しかし、諦めたらそこで終わりです。
「手間をかけても結果が出せなかった・・」
このような辛い記憶ばかりが残ってしまい、成功体験を手にすることができません。
「辛い」「しんどい」と感じる時は、あなたにとって人生の分かれ道だと考えてください。あきらめる道を選ぶか、成功する道を選ぶのかは自分次第ですが、挑戦しなければ何事もうまくいきません。
稼げるようになりたいのなら、どんな時も諦めずに継続し続けることが大切です!!