バーニングマが日本でも開催されているのはご存知でしたか？ それが、バーニングジャパンです。
アメリカ発祥の奇祭ともいわれる「バーニングマン」ですが、近年では日本でも行われており、アメリカに行かなくとも日本でバーニングマンに参加することができます。
本場アメリカのバーニングマンとは規模が劣るものの、その雰囲気はまるで本場のバーニングマンに参加しているような気分ですよ。
謎が多過ぎるこのイベントですが、バーニングジャパンの人気も年々どこからかじわじわと広がってきています。
今回は、「バーニングジャパンとは？」にはじまり、その中身、参加方法、持ち物、ルール、楽しむポイント等を徹底調査してお伝えします。
本場アメリカで開催される「バーニングマン」については下記の記事で紹介しています。気になる人は、そちらの記事も読んでみてくださいね。
バーニングジャパンってなに？
毎年1度、アメリカのネバダ州の砂漠の中で約1週間開催されるバーニングマンという野外イベントがあります。
1986年にアメリカで始まった極少人数でのお祭りが、2018年には7万人規模に膨れ上がってきている巨大過ぎるフェスです。
一般的なイベントと違う点は、それを「見に行く」のではなく、「自らが表現者として参加する」というところです。バーニングマンにも「傍観者になるな！」という考え方が根底にあります。
そのバーニングマンのコンセプトを受け継いで日本で開催されるようになったのがバーニングジャパンです。
イベント中、参加者はアート作品、音楽、パフォーマンス、その他自分にできることを何でも表現します。主催者側から「こういうことをしてください」という依頼があるわけではありません。
参加者ひとりひとりの表現が集まって、全員でバーニングジャパンを形成していくのです。
また、そこではお金のやりとりは一切発生しません。それは「他人に与えること」を実践し体験するためです。
すべて自己責任であり、他人に迷惑をかけず、売買もなく・・・それらの原則を守りながら作り上げていくイベントというわけですね。
そして野外で行うために、暮らしに必要な物をすべて持ち込み、一定期間架空の街を作り上げます。イベント終了後はすべて元通りのきれいな状態に戻すのが決まりです。
バーニングジャパンの初回は、2012年10月に山梨県の玉川キャンプ村で行われました。
日本で初めての試みであり手探りのところもあったので、主催側はこのバーニングジャパンは「第0回」と位置付けています。
翌年の2013年に第1回バーニングジャパンが開催され、その後は毎年開かれていますね。2018年には参加チケットは500枚という規模に達しています。
アメリカの2018年のバーニングマンは9日間開催されましたが、バーニングジャパンは今のところ毎年3日間の開催が続いています。
ただ3日間とはいえ、相当な未知の体験ができることは間違いないでしょう！
バーニングジャパンに参加する方法は？
バーニングジャパンとは一体何なのかと言うことをお分かりいただけたのではないでしょうか。
しかし、「実際参加するにはどうすれば良いの？」と思った人も少なくないはずです。
バーニングジャパンに参加するために特別な資格はいりません。チケットを購入するだけで誰でも参加できるイベントとなっています。
チケットの購入方法は次の項で説明しているのでぜひ参考にしてくださいね。
バーニングジャパンに参加するにはチケットは当然必要になります。ただ、「常識」「マナー」も必要になるので、それだけは忘れないようにしてくださいね。
チケットの購入はどこでできるの？
バーニングジャパンのチケットは、バーニングジャパン公式ホームページから申し込みをして購入できます。
そして早期購入をしたいなら、バーニングジャパンに興味がある人たちの集まりである「MEETUP」という交流の場に行くと手渡しでチケットを手に入れられますよ。
「MEETUP」の詳細もバーニングジャパンの公式サイトで紹介しているので、一度覗いてみてくださいね。
チケットの料金はいくら？
チケット料金はプリセールとメインセールで若干差があります。バーニングジャパンのチケット料金は、次にようになっています。
| プリセール | メインセール | インターナショナル | 駐車券 | |
| 料金 | 8,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 2,000円 |
| 販売数 | 約150枚 | 約250枚 | 約100枚 | 約150枚 |
| 販売方法 | MEETUPでの対面販売 | オンライン販売 | オンライン販売 | オンライン販売 |
プリセール：8,000円
チケットを手に入れる方法の一つとしてMEETUPでの購入があります。
通常、オンラインで購入する場合、10,000円の料金でしか購入することができませんが、MEETUPなら2,000円お得の8,000円でチケットを手に入れることができますよ。
また、MEETUPに足を運んだ人なら、ひとり4枚まで購入でききるので、お友達や恋人の分まで購入できちゃいます。
MEETUPの開催日・開催場所は公式ホームページで公表されますので随時チェックしてください。
ただ、MEETUPでのチケット販売数には限りがあるので注意してください。ちなみに、2018年の販売数は150枚となっていますよ。
メインセール：10,000円
メインセールとは、バーニングジャパンの公式ホームページからオンライン通販でチケットを購入する方法です。
プリセールと違い、オンラインのみの購入となっており、金額は10,000円で購入することができます。
チケット購入後は、バーニングジャパンのサバイバルガイドと一緒に郵送されてくるので、ゆっくりと楽しみにしながら届くのを待っていましょう！
また、こちらにもチケットの販売数に限りがあり、2018年の販売数は約250枚となっています。
インターナショナル：10,000円
インターナショナルとは、日本に住所を持たない外国人向けのチケット販売です。こちらも、メインセール同様オンライン販売のみの販売となっており、金額は10,000円となっています。
ただ、こちらはメインセールと違い、郵送されてこないので注意してください。
チケットに受取方法は、バーニングジャパン開催当日の会場の入り口にて身分証の提示のうえチケットとの引き換えとなります。
開催当日は必ず身分証を持っていくようにしてください。
また、こちらも販売数に限りがあり、2018年の販売数は約100枚となっています。
駐車券：2,000円
車での来場を考えている人は、必ず駐車券も同時に購入するようにしてください。
駐車券は、バーニングジャパンの公式ホームページからオンライン購入することができます。
料金は2,000円と少し割高ですが、車一台につき一枚の駐車券が必要になるので必ず購入するようにしてください。
また、こちらもオンライン販売のみとなっており、販売数に限りがあるので早めの購入がおすすめです。ちなみに、2018年の販売数は約150枚となっています。
バーニングジャパンのチケットは、開催年によって変わることがあまります。年度ごとに、販売数や購入方法を確認するようにしてください。
バーニングジャパンはどこで開催されるの？
「バーニングジャパンがどこで開催されるの？」と言われるとはっきりと、「ここ」とお伝えすることはできません。
なぜなら、バーニングジャパンの開催地は毎年変わるからです。
毎年、開催日や開催場所が異なる場合があるので、その年ごとにホームページで確認する必要があります。
バニングジャパンの参加する場合はしっかりと前もって調べるようにしてください。
また、2018年のバーニングジャパンの開催場所は、群馬県の「嬬恋牧場」となっており、過去の例では、新潟県魚沼市のフライヤーズパークなどで開催されていました。
バーニングジャパンに必要な持ち物はあるの？
バーニングジャパンに参加する際には、「必ず必要なもの」「持っていくと便利なもの」があります。
それでは、バーニングジャパンに必要な持ち物を見ていきましょう！
必ず必要なもの！
バーニングジャパンに参加するには、必ず持っていかなければいけないものがあります。
これがなければバーニングジャパンに参加できない、もしくはないと非常に困るのでしっかりと準備してから行くようにしてください。
- チケット
- 身分証明書
- テント
- 寝袋
- 食べ物（飲み物、水、etc…）
- 食器（皿、箸、フォーク、コップ）
- ゴミ袋（煙草を吸う方は携帯灰皿が必須）
- ライト（ランタン、懐中電灯、予備の電池）
- 動きやすい靴
- 雨具や防寒具
- 薬（バンドエイド、内服薬、塗り薬）
- 常識！！！！！！！！！！
- 【チケット、身分証明書】：チケットや身分証明書がなければ、イベント会場に入ることができません。
- 【テント、寝袋】：バーニングジャパンの会場には宿泊施設はありません。夜を過ごすためにテントや寝袋は必ず必要です。
- 【食べ物、食器】：会場内には売店はないため、イベント日数分の食べ物や食べる際の食器は必要です。食器に関しては洗い場がないので、紙コップや紙皿はおすすめです。
- 【ゴミ袋】：会場内にゴミ箱も流し台も一切ありません。ゴミはすべて自分たちで持ち帰らなければいけないのでゴミ袋も必ず持っていくようにしましょう。また、たばこを吸う場合は携帯灰皿も必須となります。
- 【ライト】：ランタン、懐中電灯、予備の電池などは必ず持参してください。夜は外灯がありませんから、明かりも自分たちで用意しなければいけません。
- 【動きやすい靴】：イベントはたいがい自然の中で行われます。おしゃれ優先ではなく履き慣れた動きやすい靴がおすすめです。
- 【雨具や防寒具】：会場内に雨や寒さをしのぐ場所はありません。雨具や防寒着を持参し自らの対策が必要です。
- 【薬（バンドエイド、内服薬、塗り薬）】：会場内には病院や救護施設はありません。軽い体調不良や軽いケガに備えて、バンドエイド、内服薬、塗り薬等を用意しておいてください。
- 【常識！！！！！！！！！！】：最後に絶対必要になるのが、『常識』です！バーニングジャパンに参加している間は何事も自己責任であること、他人に迷惑をかけないことといった常識は必ず必要です。これがなければバーニングジャパンには参加する資格はありません。
以上のものを持っていかなければ不自由の思いをしてしまう可能性があります。
バーニングジャパンを全力で楽しむためにも、これらの荷物は必ず持っていくようにしてください。
水は必ず持参しよう！
ここまで説明した中でも一番重要になるのが「水」です。
水は飲むだけではなく、食器等を洗うためにも必要になりますし、料理をする場合も必要になります。
会場には水も水道も排水施設もないので、水は必要なだけ参加者自身で持参するようにしてください。
また、なるべく洗い物が出ないようにする工夫も必要です。最低限の汚水を回収できるタンクは現地にありますが、それでも汚水は最低限にとどめることが良いでしょう。
節水のために、食器等は捨てても良い紙製のコップや皿を準備したり、水洗いせず除菌シートなどで拭いたりして使うことがおすすめです。
そのほかにも、お風呂やシャワーも当然ありません。体を拭いたり、洗ったりするには当然水は必要になるので必ず準備するようにしましょう。
会場はチケットさえあれば出入り自由なので、スーパーやコンビニ、一般の入浴施設に出かけることもできます。ただし、近くにこれらの施設があるとは限らないので、行く前に確認しておくことが重要です。
持ってくると便利なもの
イベント期間中に絶対ではなくても、持ってくると便利なものを紹介します。
- 調理用コンロ
- クーラーボックス
- コスチューム、楽器、小道具、デコレーション
- キャンプマーカー
- ルミカライトやELワイヤーなど
- 虫除け
- 耳栓
- 車の合鍵
- 【調理用コンロ】：バーニングジャパンでは地面での直火はNGです。イベント場で火を使った料理をしたいのならコンロがあると非常に便利です。
- 【クーラーボックス】：イベント中の食材の鮮度を保つために、クーラーボックスはあった方が便利です。
- 【コスチューム、楽器、小道具、デコレーション、ルミカライトなど】：なくても不自由はありませんが、バーニングジャパンを最大に楽しみたいなら必要になるものです。
- 【キャンプマーカー】：キャンプマーカーとは、自分のテントの目印にするためのものです。周囲はほぼテントだらけのため、自分のテントがわからなくならないためにもあると便利です。
- 【虫除け】：バーニングジャパンの期間中は屋外での生活になります。そのため、ある程度の虫よけは持参することをおすすめします。
- 【耳栓 】：バーニングジャパンに就寝時間の決まりはありません。そのため、あなたが眠りたいと思っていても周囲が静かになるわけでもありません。快適に眠りたいのなら耳栓があると便利です。
- 【車の合鍵】：車で来る場合、合鍵は必ず持ってきましょう。イベント中に絶対に紛失しないとは限りません。鍵がないと帰ることができなかったり、ほかの人に迷惑がかかったりしまうので用意しておくようにしてください。
以上が必ず必要ではないにしろあると便利なものです。「備えあれば憂いなし」といったように、バーニングジャパンでも備えは重要です。
少しでも必要と感じたなら持っていくようにしましょう。
会場で用意されるものってあるの？
バーニングジャパンの会場で用意されているものは、「メディカルスタッフ」「仮設トイレ」のみです。そのほかのものは自らで用意する必要があります。
メディカルスタッフ
万が一のことに備えバーニングジャパンの会場には、メディカルスタッフの人が用意されています。
体の調子が悪かったり、怪我をしてしまったりした際は、メディカルスタッフに相談するのが良いでしょう。
我慢してしまっては、楽しいバーニングジャパンもつまらないものになってしまいます。我慢せず、気軽に声をかけるようにしてください。
ただし、メディカルスタッフとは言っても専門の医者がいるわけではありません。あくまでも、応急処置や医療機関への搬送が必要なのかを判断する人なので、本当に危険な状態になる前に相談してくださいね。
仮設トイレ
自給自炊の屋外生活とは言っても、仮設トイレだけはしっかりと準備されているので安心してください。
しかし、そこに汚水などを流してしまったり、ごみを流してしまったりしては詰まってしまう原因となるので絶対にやめるようにしてください。
バーニングジャパンを楽しむ最大のポイント
バーニングジャパンを目一杯楽しむための最大のポイントをお伝えします。これを覚えておくだけで、数倍バーニングジャパンを楽しむことが出来ますよ！
参加者全員で作るイベント内容
バーニングジャパンで最大に楽しむポイントは、やはり参加者全員でイベント内容を作っていけるところなのではないでしょうか。
バーニングジャパンが開催される地はキャンプ場ではなく、何もない場所で開催されます。主催者は場所の提供をするだけで、イベントは何も企画されていません。
つまり、参加者だけでイベントや企画を考えなければバーニングジャパンを成り立たないということです。
必要なものは全て参加者が用意しなければいけなかったり、イベント自体も参加者が作り上げていかなかったりと、参加者全員で作り上げなければいけません。
また、イベントの内容は先ほど少しお伝えした「MEETUP」といった交流の場で決められています。
これも、全て参加者で決めており、一つ一つのイベントが参加者の意見で決定しています。
もしあなたが本当にやりたいことがあるのなら、MEETUPに参加することであなたが提案、企画したイベントが実現するかもしれません。
自分自身が計画したイベントが採用されれば、それだけでバーニングジャパンをより楽しむことができるでしょう。
テーマキャンプ
テーマキャンプとは当日の出し物や作品を作るため、一緒にキャンプする集まりのことです。
テーマキャンプに参加することで、参加者との絆を深めることができ、バーニングジャパンをより楽しむことができます。
今回はこんなことをやりたい、こんなものを作りたい等、ワクワクする計画がある人は、事前にテーマキャンプに登録し参加するのがおすすめです。
アート作品の展示、ヨガ教室、ダンス、音楽、その他パフォーマンス等、みんなテーマキャンプです。
バーニングジャパン実行委員が、各テーマキャンプの調整を手伝ってくれますから、あなたが行うテーマキャンプが街の一角を形成することになるわけです。
そんな楽しいことはないですよね。
本当にバーニングジャパンを楽しみたいなら、ぜひテーマキャンプに参加するようにしてくださいね！
アートやパフォーマンス
バーニングジャパンでは、アートやパフォーマンスといった方法でも楽しむことができます。
バーニングジャパン開催中は会場全体がアートで溢れており、参加者の多くが自己表現を自由に、また全力で行っています。
テント周辺の小さなスペースで展示されるものもあれば、巨大スペースを活用するものまであり、その風景は圧巻なものでしょう。
ただ見ているだけでも楽しいですし、アートやパフォーマンスに参加すればもっと楽しむことができます。
どんなものでもお互いにリスペクトされる場を感じることができて、バーニングジャパンを一層楽しむことができるでしょう。
ファイヤーパフォーマンス
バーニングジャパン中の最大イベントといえば、「ファイアーパフォーマンスであるフェニックスバーン」です。
バーニングジャパンのシンボルであるフェニックスを燃やして、このイベントの終わりを迎えます。
アメリカのバーニングマンで、主催者が自身の失恋をきっかけにイベント内で木製の人形を燃やすという行動から、それが「シンボルを燃やす」という毎回のパフォーマンスになりました。
この燃える炎を見ながら、参加者ひとりひとりがこのバーニングジャパンを体験したことでの「何か」に気づけるでしょう。
このファイアーパフォーマンスに立ち会うのも、バーニングジャパンを楽しむ最大のポイントです。
バーニングジャパンでの注意点
バーニングジャパンに参加する上で知っておかなければいけない注意点があります。
注意点を知っていなければ、バーニングジャパンを最大に楽しむことができなかったり、ほかの人に迷惑をかけてしまったりする可能性があります。
しっかりと注意点を意識し、楽しくバーニングジャパンに参加するようにしましょう！
参加するには必ずチケットが必要
当然ですがバーニングジャパンには、チケットを購入しなければ参加できません。チケットなしで開催場に行っても、会場にすら入ることができないので注意が必要です。
上記でもお伝えしたように、バーニングジャパンのチケットはMEETUPに参加するか、バーイングジャパンの公式ホームページで購入することができます。
参加しようと考えてる人は、事前にチケットを購入してから参加するようにしましょう。
また、既にチケットを購入している人は、開催会場まで忘れずにチケットを持っていくようにしてください。
写真撮影する際は必ず声をかけよう
バーニングジャパンに参加したら写真を撮りたい人は多数います。もちろん思い出作り、作品作りにと撮影することは構いません。
ただ、他の参加者がそこに写る場合は、その相手に一言了承を得るように心がけてください。
SNS全盛となった今となっては、お互いに気持ち良くこうしたイベントに参加するためには思いやりが必要です。
後から問題になってしまっては、せっかくのバーニングジャパに参加しても良い思い出ではなくなってしまいます。
自分や自分の作品が違う意図で公開されてしまうことを避け、自由な表現をする場を維持するために大切な事です。
火を使ったパフォーマンスには申請が必要
バーニングジャパンでは、火を使ったパフォーマンスやアートは誰でも展示することができますが、事前の申請が必要になるので注意してください。
「木で作った自分の作品を燃やしたい」「火を取り扱う演出」「ファイヤーダンス」等を予定している場合や、ガスボンベや発電機を使用する場合は必ず事前に申請が必要です。
申請がないものはその使用や演出、パフォーマンスを中止されてしまいます。事前申請をしっかりと行い、安全に行うようにしましょう。
また、火を使ったパフォーマンスを行った場合、燃え残ったもの持ち帰る必要があります。持ち帰ることを想定し、必ず解体できるようにしてください。
初めての方はまず「MEETUP」に参加しよう！
バーニングジャパンが初めての方は、イベントの数か月前に行われるMEETUPに参加することをおすすめします。
MEETUPはバーニングジャパンに興味・関心を持つ人たちの集まりです。
初めての人、ボランティア希望者、参加経験者、アーティストまで、いろいろな人が集まって交流をします。
ネット情報等よりもさらに深くバーニングジャパンを知ることができますよ。
ボランティアに関心を持ったり、一緒に参加する人を見つけたり、テーマキャンプで何をしたらよいかのアイデアが見つかったりもするでしょう。
MEETUPはバーニングジャパン以前に数回開催されます。
公式ホームページでチェックしてまずは一度参加してみてはいかがですか？ イベント当日に向けてさらにワクワク感は高まってくることは間違いないでしょう！
バーニングジャパンを楽しむ10の原則
ここまでくれば、バーニングジャパンがどういったものかある程度理解できたのではないでしょうか。
ここで最後に、バーニングジャパンに参加する上で必ず知っておかなければいけない10の原則を紹介していきます。
主催側からの命令や規制ではありませんが、この原則を真摯に貫くことでバーニングジャパンを真の意味で楽しめることができます。
バーニングジャパンに参加中は、この10の原則を意識して過ごすようにしてください。
1．どんな者をも受け入れる共同体である
バーニングジャパンには誰でも参加できます。新しい人を常に歓迎し、リスペクトします。私達のコミュニティ―に参加するのに入会条件などありません。
バーニングジャパンに参加する条件はありません。常連の人でもはじめての参加する人でも歓迎されるので、気軽に参加しましょう。
2．与えることを喜びとする
冷たいビール、小さなアクセサリー、テントを張るのを手伝ったり、楽器を貸してあげたり。誰かに何かを与えるのは楽しいもの。物々交換でなく、与えることを楽しみましょう。
共同生活の中で、テント貼りを手伝ったり、飲み物を差し出したり、笑顔を提供したり･･･することを「イヤ」と思わず「楽しい」と思いながら過ごすようにしましょう。
物々交換で何かを求めるのではなく、与えることの喜びを思い出してください。
3．お金もうけのことは忘れる
バーニングジャパンで買えるものは何もありません。ここは「商業」から離れたコミュニティ。スポンサーも広告もありません。お金より大切なモノに気付くためです。
バーニングジャパンでは、何も購入することはできません。ここは、お金儲けをしようとしている人が来る場所ではないと言うことです。
バーニングジャパンに参加するなら、お金の大切さではなく、本当に大切なものは何なのか気づくことが重要です。
4．他人の力をあてにしない
食べ物や水は元より、移動手段やゴミの始末まで、あなたはバーニングジャパンの「快適ではない環境」で自分自身の面倒をみなければいけません。
バーニングジャパンでは、移動、ゴミの始末、食べ物の確保まですべて自分で行う必要があります。
今までの快適な生活を忘れ、快適ではない環境の中でも他人の力をあてにせず、しっかりと自分のことは自分で行うようにしましょう。
5．本来のあなたを表現する
本当にやりたいことをしたり、なりたい自分になってください。バーニングジャパンは、どんな表現でも尊重し認めるコミュニティです。同時に、あなたにも他人の表現を尊重することを求めます。
バーニングジャパンでは、自分がやりたいことができたり、なりたい自分を表現できたり誰もが自分を尊重できる場所です。
何も恥ずかしがることはありません。本当の自分を隠さず、表現していくようにしてください。
また、たとえ誰かが何かを表現をしていても、決して否定することはなく尊重する気持ちを忘れないようにしましょう。
6．隣人と協力する
共同作業からちょっとしたコミュニケーションまで、「協力」はバーニングジャパンの中心にあります。一人ではできないことをする。これもバーニングジャパンの魅力のひとつです。
バーニングジャパンに参加するなら、決して協力の気持ちを忘れてはいけません。協力することがバーニングジャパンの目的であり、魅力でもあります。
自分だけではできないことをやってみるでも良いですし、隣人の人との共同作業でもかまいません。
一人で殻にこもるのではなく、誰かと協力するといった気持を忘れないようにしましょう。
7．法に従い、市民としての責任を果たす
バーニングジャパンは社会のルールを尊重します。法律を順守するのは当然のこと、参加者ひとりひとりが社会人としての責任を全うし、自治体・地域コミュニティ・土地をリスペクトし、良好な関係を築くことができるよう努めます。
バーニングジャパンでは、絶対に法律を侵すようなことなく、バーニングジャパンの市民として真っ当な生活を過ごすようにしてください。
決して法律を侵す行為は許されません。また、法律を侵すようなことをしてしまえば当然、社会人としての責任を負う必要があります。
しっかりと社会のルールを守り、バーニングジャパンに関わる土地、地域の人々、自治体とも良好な関係を築き上げていくようにしましょう。
8．あとを残さない
飛ぶ鳥跡を濁さず。環境を守るために、活動の痕跡を一切残さないように気を付けます。最後にきちんと片付けをし、もとより綺麗な場所にしてから帰ります。
バーニングジャパンに参加した際は、「出したゴミは自ら持ち帰る」「最後にはしっかりと片付ける」ということを忘れないようにしてください。
絶対にゴミを放置したり、イベントの跡を残して帰ったり環境を破壊するような行為は絶対にしてはいけません。
「来たときよりもきれいにする」といった気持ちを忘れないようにしましょう。
9．積極的に参加する
素晴らしい体験は、積極的な参加によって得られます。自分が何かを表現したり、誰かのキャンプに参加したり、手伝ったりすれば、あなたはバーニングジャパンの一員です。
バーニングジャパンに参加にしたなら、何事にも積極的に参加することが重要です。
自分で何か行い表現をするのでも良し。ほかの人が行っているイベントに参加するのでも良し。とにかく素晴らしい体験を得るためにも、まずは積極的に参加するようにしましょう。
10．「いま」を全力で生き
たとえバーニングジャパンに何回も参加したとしても、まったく同じ経験をすることはありません。
そのため、まずバーニングジャパンに参加し、体験し、今を全力に生きるようにしてください。
同じ体験は二度と来ることはありません。その日、その瞬間に集中して全力で楽しむようにしましょう！
まとめ
今回は、アメリカのバーニングマンの日本版「バーニングジャパン」について、その中身を詳しくお伝えしました。
「10の原則」を見てもわかるように、バーニングジャパンに参加することで日常生活の枠を超えた新しい体験ができそうです。
もし興味が湧いて「参加してみようかな･･･」と思いはじめた時から、あなたのバーニングジャパンははじまっているといえるでしょう。
それでもはじめての方には、バーニングジャパンへの期待と同時に不安や心配もあるかもしれません。
その時はひとりで悩まずに、MEETUPに気軽に参加してみてください。いろいろな人の生の声を聞けると、不安よりも期待感の方がもっと大きくなってきますよ。
バーニングジャパンに参加することで、あなたの中の「新しい何か」がきっと目覚めることでしょう！
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです！
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです！
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます！
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。
