バックパッカー

バックパッカーは女子でもできる?女性のための安全対策・注意点・持ち物すべて解説!

バッグひとつ担いで自由なひとり旅に出るバックパッカーの人気は高まるばかりです。今やバックパッカーの魅力は男性のみならず、女性たちの間にも急速に広まっています。

自分の足で知らない土地を旅して歩くことは、都会の暮らしから脱出し、現地の人々や自然との触れ合いを体験できます。

そこにどうしても惹かれてしまうというのは男女はあまり関係ないかもしれませんね。

そんな注目を集めているバックパッカーですが、やはり女性の一人旅であることを考えると、必ずしも安全とはいえません。

とくに海外においては、日本では想像もできないような状況に遭遇してしまう可能性が常にあります。

今回は女子バックパッカーでも安全に旅に向かうためのポイントや注意点、危険を避けるための心得、必要な持ち物、女子ひとりでは危険だとされる国などを紹介します。

もしあなたがバックパッカー初心者であるなら、事前の対策をしっかりとしておけば旅はより楽しく充実したものになるでしょう。

女子バックパッカーの始め方

バックパッカーは自由な旅ですが、それでもあてずっぽうに見知らぬ土地に歩いていくわけではありません。

「ノープラン」がバックパッカーの魅力であっても、慣れないうちはしっかりと目指すところはある程度決めておく必要があります。

まずは旅行先を決めよう

自分が行きたいと思う旅行先を選ぶことは先決です。日本国内の場合は、どの県のどの地域くらいまで定めておけば良いでしょう。

後は現地に着いてから、どこを訪れるか地図を見たり観光案内所で聞いてみたりしてからでも十分です。

観光地であれば、駅や港にその土地の地図や情報が置いてあることがほとんどです。

地元の人も、その地を愛している親切な人が多いですから、喜んで地域のいろいろを教えてくれるでしょう。

一方海外を目指す場合は、しっかりとした行き先を決めておかなくてはなりません。

その理由は、初めての国や地域で会話もままならない状態で、向かう先もあやふやであっては、何もできないまま一日が終わってしまいかねないからです。

行きあたりばったりも旅の醍醐味かもしれませんが、もしまだ旅慣れしていないあなたでしたら、国と地域、見るスポット位は決めておくことをおすすめします。

宿はしっかりと確保しよう

行き先を決めた後は、旅行中の宿は全日分を確保することです。「宿を決めずに現地で探して予約する」という人もいますが、女子のバックパッカーは旅に出る前に宿をとっておくことは必須です。

まず、最も避けなければいけないことは「宿が見つからない」という状況です。

その地域がどんなに治安が良いといっても、「今夜泊まるところを探している」女性の身にいつ何が起こるかは予想できません。

大きな荷物をひとりで背負った女性は、すぐに旅行者だとわかりますし、それを狙っている強盗や窃盗犯にはまず目を付けられてしまいます。

「宿へ案内してあげる」といって近づいてきて、どこかへ連れて行かれることは十分にあり得ます。

とりあえず宿が決まっていれば、日中に出かけていても夜には寝る場所があるということはどれほどの安心感であるかを考えてみてください。

冒険と無茶は別物ですからね。

その地域にある交通手段を確認しておこう

現地に着いたらその日の宿の住所をしっかりと確認した上で、そこへ行くまでの交通手段を把握しておきましょう。

初心者のバックパッカーによくありがちな失敗は、交通の便が悪いことをよく調べずにとりあえず現地に行ってしまうことです。

交通に関して、安易に「何とかなる」と思い込んでいるケースです。

しかし地域によっては宿の近くに交通手段がないとか、バスがもう終わっていたという場合もあります。

その時になって、その場に取り残されたことに気づいた絶望感は恐ろしいですよ。

そのため、せめて初日の交通手段は事前にしっかりと確認しておいて、バス・船等、予約が必要な物は予約を済ませて、なるべく旅を楽しむことにエネルギーを使いましょう。

また、海外におけるヒッチハイクも女子ひとりのバックパッカーには決しておすすめしません。

理由はもちろんあまりに危険だからです。

バックパッカーであれば「自分は大丈夫だろう」という気持ちはきっぱりと捨てて、どこへ行っても身の安全だけは確保することを最優先に心がけてください。

女子バックパッカーが注意することってある?

女子バックパッカーが注意しなければならないことは山ほどあります。

とくに海外にでたら、すべてのことを日本を基準に考えてはいけません。「日本より危険」「想定外のことはあって当たり前」ということを忘れないようにしてください。

まして女性であればなおさら危険な目に遭う確率は高いと認識しておきましょう。

何が正しい・正しくないということが重要なのではなくて、自分の身を守ることが最も重要なのです。

服装や格好には注意しよう

あなたはバックパッカーにどんな外見的な印象を持っていますか?

おそらく地味な服装で大荷物といったものでしょうか。多くのバックパッカーは理由があってあえてそうしています。

その理由とは、自分の身を守るためにあまりお金を持っていないように見せるためです。

旅行ができること自体、お金に余裕がなければ無理ですよね。そしてさらにバッグや服装がおしゃれであっては、「自分はお金を持っています」と公言しているようなものです。

詐欺師やひったくりはそういう人をターゲットにしていますし、ひとり旅の女性であればなお目立ちます。

安全第一を考えて、地味な服装や持ち物を選ぶことは賢明な選択ですよ。

高価なものを頻繁に使用するのはやめよう

とくに海外において、スマホ、タブレット、ノートパソコン等を頻繁に手元に出して操作することはやめましょう。

人気の少ない場所や空いているバスなどでゆうゆうと使っていると、「ひったくってください」といっているのと同じだと思ってください。

スマホ、タブレット、ノートパソコン等の機器は裏では高額売買されることもあり、それを狙った集団も存在します。

旅行者、しかも女性ひとりとあらば、真っ先に狙われる対象となってしまいます。

旅で必要な時は電子機器も使いますが、そうでない時は使用を控え、自然や街並み、その土地の雰囲気に目を向けてはどうでしょうか。

スリに注意しよう

海外ではスリはいたるところにいると思っておいて間違いはないでしょう。盗まれてしまったものはまず出てきません。それは、相手もプロのスリだからです。

まず、街へ出かける時は必ずフタがきちんと締まるバッグを持ち歩くことは重要です。

貴重品が入っていればなおさらです。バッグをなるべく抱えたり、自分とチェーンでつないだり、貴重品は内ポケットにしまうなどの対策は必要ですよ。

また、街ではアクセサリーは極力つけないことです。

いつ盗られてもいいやすいものなら別ですが、宝石などをつけてはスリや窃盗の格好の的です。

ネックレスやピアスをつけていても、そのまま引きちぎってしまわれる場合もありますよ。

外国人が話かけてきたらまず疑うようにしよう

海外で普通に歩いているだけで、外国人が声をかけて来たらまずは疑ってください。

そして無視をすることが基本です。自分が困っていてこちらから話しかけるのは良いとしても、向こうから声をかけてくるのは不自然で怪しいですよ。

もちろん親切な人がいないわけではありませんが、それでも海外では知らない人であれば「無視」することです。

これもあくまで「最悪の事態」を回避するためですからね。

怪しいと思ったら分からないフリをしよう

海外で怪しいと感じる人が近づいてきたらまず無視をし、それでもしつこく話しかけられてきたら、何もわからないフリをしてください。

カタコトでも会話をしようとしてしまったり、わかったような返事をしてしまったりすると、それも大変なトラブルにつながりかねません。

何となくあいまいに相手をしてしまうことは非常に危険ですよ。とにかくわからないフリをして相手があきらめるような態度をとり続けましょう。

お金や財布は盗まれない場所に隠そう

海外では、盗難やひったくりなどは普通に行われている場合があります。また、旅行者とわかればなおさらのことです。

そのため、万が一盗難・紛失に遭った場合に被害が最小限になるように、財布は基本は2つ持ち歩いてください。

長財布はその大きさから盗まれやすくおすすめできません。

大きな金額やカードなどが入っている方はカバンの内ポケットに隠し、手持ちで持ち歩く財布には必要最低限しか入れないようにしましょう。

女子バックパッカーで特別必要な持ち物ってなに?

女子バックパッカーだからこその必要な持ち物を知っておきましょう。

化粧道具(メイク用品)

旅行中でも自分専用の慣れた化粧品を使いたいなら日本から持っていく方が良いでしょう。

また、国によっては店で購入できるところもあるので、手に入る地域への旅でしたら無理して持っていく必要はありません。

その分荷物が軽くなる方がとても楽ですよ。

生理用品

生理用品は、世界中の女性に必要ですから、たいがいはどの国でも購入することができます。

調べて現地で購入できるものは、無理して持っていく必要はありません。

最低限必要なもの以外は荷物を可能な限り少なくすることも、旅を快適にするための工夫ですよ。

女子ならではの衣類品

男性とほとんど変わらないが、女性なら用意しておきたい衣類があるので旅に出る際は、持っていくようにしましょう。

  • ワンピース : 厚い国ではワンピース1枚で過ごせて便利
  • スカート : ウエストがゴムのロングスカートは実はとても楽
  • ブラトップタンクトップ : 23枚あると部屋着としてすごく便利
  • レギンス : 露出を避けたい国ではスカートの下に履くものとして必需品

女子一人では行っていけない国ベスト10(2018年)

2018年の世論調査で明らかになった、女子一人では行ってはいけない国ベスト10をお伝えします。

それぞれの国の特徴的な部分をお伝えします。

1位:インド

女性が一人で一番行ってはいけない国は「インド」です。

日本では考えられないかもしれませんが、インドには強姦やレイプなどの性的暴力、人身売買が横行している地域も多くあります。

そのため、女性ひとりで旅に行っては、何が起きてもおかしくないといっても言い過ぎではないでしょう。

もしインドに行くなら、ツアーやガイドをしっかりと行くようにしてください。

2位:アフガニスタン

アフガニスタンは、未だに紛争や内戦が絶えない地域となっています。差別や暴力が横行しており、女性一人で行くには非常に危険な国です。

また、アフガニスタンの医療施設は発展しておらず、病気や怪我をおってしまった場合、病院に行けるとは限りません。

こちらの国も女性一人では危険なため、行く場合は信用できるガイドをつけて行くようにしてください。

3位:シリア

シリアは、7年間の内戦のうち女性にとって危険な国と認定されるようになった国です。

国内では、医療施設が不十分であり、ケガや病気をした時に安心して頼れるところが非常に少ないです。

また、紛争の影響から女性への暴力、身体的・精神的な虐待日常的に行われています。

そのほかにも、性的暴力などもあると言われており、女性一人では危険に巻き込まれてしまう恐れがあるので注意が必要です。

4位:ソマリア

ソマリアと国はアフリカの角に位置している国で、未だに紛争に悩まされている国とされています。

国内では、長年に渡る風習から性に対しての処罰として、非性的暴や性的暴力、殺害が行われることがあります。

また、食糧不足、水不足、医療施設の不足までもある国です。

国内では日本人には想像できないようなことが起こっており、女性での一人旅では非常に危険な国となっています。

5位:サウジアラビア

サウジアラビアがなぜ女性に危険な国かと言うと、女性に対して未だに強い差別が行われているからです。

家庭内では、女性に対して平気で虐待が行われている場合もあり、女性一人で行くには非常に危険な国となっています。

万が一が起きないためにも、一人で行くはやめた方が良いでしょう。

6位:パキスタン

パキスタンも先ほどのサウジアラビアと同様に、女性差別が非常に強い国となっています。

女性に対しての身体的な暴力・虐待もそうですし、精神的虐待までも行われていると言われています。

パキスタン人の既婚女性のうち3人に1人が暴力や虐待に悩まされていると言われているほどです。

女性一人でパキスタンに行ってしまっては、事件やトラブルに巻き込まれる可能性が非常n高いでしょう。

7位:コンゴ民主共和国

コンゴ共和国は、女性差別はされほどないものの、性的暴力が起こり得る国となっています。

女性はもちろん子供までレイプや強姦といった性的犯罪が多発しており、NGOでは「史上最悪の性的虐待」とまで言われている国です。

レイプや強姦などに遭う可能性を考えたら、女性のひとり旅は避けるのが賢明でしょう。

8位:イエメン

イエメンは、未だに国内紛争が絶えず、銃や暴力が日常的に目に入ります。その分、医療施設は常に不足しており、万が一のおきた場合でも対処できない恐れがあります。

また、平和日本とは違い、平気で銃の発砲などがある国なので、女性一人では非常に危険な国となっています。

9位:ナイジェリア

ナイジェリアは、紛争の影響から奴隷制度が未だに強く残ってしまっている国です。

奴隷制度は地域によって異なりますが、奴隷労働、性的奴隷、強制労働が未だに行われている国です。

また、軍隊による拷問、強姦、民間人殺害などもまだ残っている恐れがあり、女性一人では危険な国にしていされています。

10位:アメリカ

旅行ではおなじみのアメリカですが、実は女性一人で行くには危険な国とされています。その理由はやはり、強姦事件やセクハラなど未だに性的暴力が行われているからです。

ただ、これは地域によって異なるので、アメリカに一人で行くなら安全な地域へ旅行するようにしましょう。

上記で紹介してきた国よりも比較的安全な国ですが、性的暴力や虐待に対してはまだまだ危険な地域があるので行く場合は十分に注意するようにしてください。

その他

その他にも危険な国は多数あります。

  • トルコ
  • ブラジル
  • メキシコ
  • コロンビア
  • グアテマラ
  • エジプト
  • ケニア
  • 南アフリカ
  • ホンジュラス

ここに紹介した国は、危険な国のすべてではなくほんの一部です。女性が一人でバックパッカーの旅をするのであれば、しっかりと安全かどうか調べてから行くようにしましょう。

「たぶん平気」「きっと大丈夫」という認識は持たずに、備えに備えを重ねるくらいの気持ちでいてください。

何かあってからでは遅いこともあるので、女性が一人で行く場合は最善の注意を払っていくよにしましょう。

まとめ

今回は、女子がひとりでバックパッカーとして旅に出る場合の、安全対策・注意・持ち物・危険な国等をお伝えしました。

とくに海外を旅する場合は、ツアーよりも個人旅行、複数人数よりもひとり、そして男性よりも女性の方がより危険な目に遭う可能性が高いわけです。

それだけに女子のバックパッカーは、とにかく身の安全の確保を最重要として旅に出発してください。

第一目標は無事日本に帰ってくることであり、そのことは常に忘れないでいて、ぜひバックパッカーとしての旅を楽しんできてください。

海外旅行保険に入ってないのはヤバい!

海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。

しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!

たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。

ヤバいですよね。破産してしまいます。

そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!

おすすめのカードは、エポスカードです。

うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!

年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。

年会費無料で海外保険が自動付帯のエポスカードはこちら