世界の面白いこと

ボスポラス海峡クルーズの魅力満載のスポット!ココだけは絶対に見逃すな!

トルコとは、ひとつの国でありながらヨーロッパに属する部分とアジアに属する部分があるというある意味珍しい国です。

そして、ヨーロッパとアジアに国を分け隔てているのがボスポラス海峡であり、その両岸はトルコの首都「イスタンブール」です。

ボスポラス海峡は、「世界の中で最も美しい海峡」のひとつであるといわれています。

海峡周囲には世界遺産に登録された建造物や歴史的な要塞・宮殿が立ち並んでいて、その魅力は計り知れません。

今でこそ、ボスポラス海峡には大きな橋や地下トンネルが通じており、あっという間に行き来できる距離にあります。

しかし、その昔は同じ国でありながら、ボスボラス海峡があるせいで双方が完全に混じり合うことができない時代もあったそうです。

今回は、このヨーロッパとアジアの境界線でもあるボスポラス海峡をクルーズする際の見どころ満載スポットの数々を紹介します。

ボスポラ海峡ってどこにある?

ボスポラス海峡は、トルコの首都イスタンブールを分ける大きな海峡です。トルコの首都イスタンブールを目指せば到着できますよ!

行き方を教えて!

日本からボスポラス海峡を見に行くには、イスタンブール新空港を目指しましょう。

イスタンブール新空港へは、成田空港・関西空港から直行便があるので簡単に行くことができます。

日本のからイスタンブールまでのフライト時間は約12時間です。

イスタンブール新空港についてからは、タクシーで向かいましたが、少し高めの350TRY(日本円で約6,500円)でした・・・。

タクシーでの移動は、約1時間程度で到着します。

タクシーの料金は、乗るタクシーによって異なります。乗る前に料金をしっかりと確認しておきましょう!

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ボスポラス海峡クルーズを楽しもう!

ボスポラス海峡を楽しむなら、ボスポラス海峡クルーズが1番をおすすめです。

イスタンブールを訪れたなら、ボスポラス海峡クルーズを体験しない手はありません。優雅な船の旅を体験し、いくつもある見所をすべて逃さず楽しみましょう!

ボスポラス海峡クルージングの概要

ボスポラス海峡には、そこを周遊できるいくつもの観光船・定期船が運行しています。

そのため、ツアー申込や予約がなくても、そのまま運行会社の乗り場へ向かえば「ボスポラス海峡クルーズ」に簡単に参加できます。

運行会社によって、スタート時刻・所要時間・折り返し場所等は若干の違いはあるものの、基本的に船から見られる景観にはそれほど差はないでしょう。

ボスポラス海峡クルーズの種類

ボスポラス海峡クルーズには、気軽に参加できる「ショートクルーズ」とほぼ半日がかりとゆっくり楽しめる「ロングクルーズ」があります。

ショートクルーズ

観光客のほとんどはお手頃なショートクルーズに参加します。そのため、ショートクルーズのみを提供している運行会社が圧倒的に多いですね。

ショートクルーズの所要時間はおおよそ1時間30分~2時間程度です。

Eminönü(エミノニュ)」から出発して、「ORTAKÖY(オルタキョイ)」または「 Üsküdar(ウスキュダル)」で一度停船し、その後、第2ボスポラス大橋の辺りでUターンして戻ってくるというルートです。

ショートクルーズの料金は12~15TRY(日本円で約250~300円)と、とてもリーズナブルですよ。

ロングクルーズ

長い時間のクルージングを楽しみたいなら、ロングクルーズがおすすめです。ロングクルーズの所要時間はおおよそ6時間程度と、ほぼ半日がかりとなっています。

Eminönü(エミノニュ)」を出発してから、黒海付近の「A.KAVAĞI」まで行って返ってくるルートになります。

ほぼ、ボスポラス海峡を横断するようなコースです!

料金は約25TRY(日本円で約500円)ほどで、ショートクルーズのおおよそ2倍です。それでもこの金額で半日楽しめるならお得ですね!

のんびり、ゆったりとクルーズを楽しみたい方にはおすすめです。

おすすめのクルージング会社を紹介!

ボスポラス海峡クルーズの運行会社は複数ありますが、どの会社が良いかわからず、情報が乏しい運行会社では不安だという方もいるでしょう。

今回はボスポラス海峡クルーズでの評判が良い「Turyol社」のクルーズの詳細をお伝えします。

Turyol社のボスポラス海峡クルーズ

Turyol社は中型船を扱う運行会社で、ショートクルーズのみを提供しています。平日の運行は1時間おきに、土日は45分おきにクルーズ船が出発しています。

他社に比べて非常に運行本数が多いので、観光のペースに応じて参加しやすく便利です。日本人の利用率が高い運行会社のひとつですね。

料金 12TL(約250円)
運行時間(平日) 10:00〜20:00の間で1時間毎に運行(土、日は45分~1時間に1本運航)
所要時間 1時間30分
お問合わせ https://www.turyol.com/

また、Turyol社のボスポラス海峡クルーズの乗り場は、Eminönü(エミノニュ)の近くにあります。

ボスポラス海峡を渡るガラタ橋を起点にして、橋の西側に乗り場があり、船に乗る人たちの行列を見つけるようにするとすぐに分かるでしょう。

乗る際の注意点

Turyol社は、基本的に日本人が安心して参加できるクルーズを運行しています。

しかしマイナス評価としては、船内で食べ物・飲み物等をいかにも無料であるかのようにスタッフが手渡してきて、受け取ると料金を請求されるということが若干あります。

ただこれはしつこく悪質に押し売りしてくるものではないので、必要がなければ「NO」と告げて断れば大丈夫です。

ただ、Turyol社のボスポラス海峡クルーズにはロングコースがないので、ロングコースを楽しみたい人は注意してください。

口コミ

Turyol社はネットの口コミサイトでも高評価を得ている会社なので、もしクルーズの運行会社で迷う様でしたら、Turyol社を選んでおけば間違いはないでしょう。

イスタンブール観光には欠かせないクルーズ

イスタンブール観光の定番のひとつがボスポラス海峡クルーズです。エミノニュ発のボス

ポラス海峡クルーズをやっている海運会社は何社かありますが、このトゥルヨル社のクルーズは1時間1本程度の運航と1番多くの便数を運航する会社なので、時間を気にせず楽しめおすすめ出来ます。

トゥルヨル社のクルーズはショートクルーズになるので所要時間は1時間半程度で12TLと手ごろなお値段で気軽に楽しめ良いものです。

ルートはエミノニュからファーティフスルタン・メフメット大橋を折り返すルートとなっていますので、ドルマバフチェ宮殿やボスポラス大橋・乙女の塔・ルメルヒサル・ベイレルベイ宮殿等イスタンブールの主要観光地を海から眺められ楽しく見ごたえのある素晴らしいひと時が過ごせました。

尚、注意としてクルーズ中船会社のスタッフがチャイやお菓子等を売りに来ます。

クルーズのサービスで無料という訳ではありませんのでご注意ください。イスタンブール観光には欠かせないこのボスポラス海峡クルーズ。お手ごろなお値段ですし、時間も1時間半と丁度良くおすすめします。

是非一度は利用すべきだと思います。

引用:https://www.tripadvisor.jp

イルカと遭遇!

ボスポラスクルーズは数社が運行しているようですが、その中で、トゥルヨル社のクルーズを選びました。イスタンブールでの滞在時間を考慮すると、90分の所要時間がちょうどいいか、と思ったので。

スルタンアフメットのホテルを出てトラムに乗りエミノニュでおりたのが10時。サバを焼く懐かしい臭いの中、かなり行列が・・。が、これは10時35分出航の、片道90分のクルーズの方のチケットを買う列でした。

そのままガラタ橋をくぐってすすむと、トゥルヨル社の桟橋&チケットブースがあります。次の出航は11時なので時間があるけどどうしよう、と思いながらも早々に乗り込みました。

口コミ通り2階の後部甲板席の左側に陣取り、船から見えるガラタ塔や、ジャーミーをバックにゆったり写真をとったり、魚釣りの人たちを眺めていると海面に三角のひれが・・

なんと、船のすぐわきをイルカが悠々と泳いでいきました。出発するころには満員状態でした。早めに乗り込んでいて正解だったと言えます。

非常にお天気がよく、気持ちよいクルーズでした。90分のクルーズ後には、もちろんサバサンドを頂きました。

引用:https://www.tripadvisor.jp

ショートクルーズは気楽に乗れます

トルコは1人旅だったので、トラムでガラタ橋まで行き、1時間おきに出発するという遊覧船に乗って、ファーティフ・スルタン・メフメト橋付近までの往復クルーズを楽しみました。

所要時間はほぼ1.5時間。夏だったので、2階のオープンテラス座席でのクルーズは風が心地よく快適でした。

そして幸運にも!?出航直後、ガラタ橋をくぐった際に、イルカの集団を見ることができ、なかなかお得感満載なクルーズだったといえます。

ツアーだとなかなかな金額がしますが、自分で遊覧船乗り場まで行けば、かなり安く乗れます。

ただ乗り場までトラムの駅から少し距離があるので、時間に余裕をもって行って下さい。バカンスシーズンは混雑しがちなので、早めに乗船して、テラス席の外側の座席を確保しておくのも良いのかもしれませんね。

引用:https://www.tripadvisor.jp

Turyol社のボスポラス海峡ショートクルーズは、観光の合間としての所要時間としても丁度良く、しかも日本円のワンコインでもお釣りがくるという手軽さです。

乗るだけで、さまざまな体験をすることができるのでおすすめのクルージングです!ボスポラス海峡を訪れた際にはぜひ体験しておきたい「楽しみポイント」ですね。

ボスポラス海峡を楽しむポイントを紹介!

ボスポラス海峡クルーズから見ることができるいくつもの景観ポイントを紹介します。

見どころの数々は船の進行方向に対して左のヨーロッパ側に多いため、乗船の際には船の左側に乗り込むのがおすすめですよ!

それでは、ボスポラス海峡を楽しむポイントを見ていきましょう。

ガラタ橋

ガラタ橋

ガラタ橋は、イスタンブールの金角湾に架かる可動式の跳ね橋です。

その長さは490mにも及び、船の通過部分を除くと上が車道、下がレストラン街という二層になっています。

露店や屋台が立ち並ぶところもあり、とても賑やかな場所として人気のスポットです。

夜には橋がライトアップされ、周囲の歴史的建造物とそこを行きかう船とが重なるロケーションは絶好の見逃せないスポットですよ。

水上、陸上ともに楽しめるポイントの1つです!

ドルマバフチェ宮殿

ドルマバフチェ宮殿

ドルマバフチェ宮殿は、ボスポラス海峡クルーズが出発して最初の見どころです。

1853年に建てられたこの宮殿は、現在も迎賓館として利用されている大理石でできた建物です。

一部にはヨーロッパとアジアの調度品が展示されており、未だにミュージアムとしても機能しています。

ドルマバフチェは「埋め立てた庭」を表していて、その名の通りボスポラス海峡の埋め立て場所に建てられた宮殿です。

外観は欧風でありながら、内部はイスラム様式の特徴が色濃く残っています。

宮殿の敷地面積は約15,000平米、建物は43のホール、285室にも及ぶ部屋から成り立っています。

実物は写真で見る以上に巨大な建造物で、クルーズ中の大きな見逃がせないスポットでしょう。

ユルドゥズ宮殿

チュラーン宮殿

ユルドゥズ宮殿は、建物自体は他の宮殿よりは小ぶりですが、白い壁と木枠窓でデザインされた外観は、大正時代のロマン風洋館を彷彿させるおしゃれなものです。

ユルドゥズ宮殿は味わい深い景観を作っていますが、小さいために船からでは見過ごしがちなスポットです。

そのため、ボスポラス海峡クルージングをする際は、この見どころを見逃さないように岸を注意して眺めておきましょう!

オルタキョイ・ジャーミー

オルタキョイジャーミー

オルタキョイの街自体がアートな街として知られ、その中にあるオルタキョイ・ジャーミーは、一瞬で人々の目を惹く外観をしています。

2本の繊細で特徴的なミナレット(塔)を持つ、19世紀半ばに建てられた真っ白なモスク(礼拝堂)です。

オルタキョイ・ジャーミーは巨大建造物ではありませんが、その姿にはなぜか自然と目を奪われてしまう不思議な魅力を持っています。

オルタキョイ・ジャーミーもボスポラス海峡クルーズ中の見逃せないスポットですよ。

第一ボスポラス大橋と第二ボスポラス海峡

ボスボラス大橋

第一ボスポラス大橋と第二ボスポラス大橋は、そのどちらも世界最大級を誇る吊り橋です。まさしく、「ヨーロッパとアジアの文化をつなぐ架け橋」と言えるでしょう。

シンプルでありながら繊細なデザインは、ヨーロッパとアジアそれぞれの建築様式に見事に溶け合っています。

クルーズのほとんどは第一ボスポラス大橋をくぐり、第二ボスポラス大橋の辺りでUターンして戻るコース取りをしていますから、いずれの橋も十分に眺めることができます。

夜暗くなると橋自体もライトアップされ、街と海峡と共に見事な夜景を演出します。昼と夜の両方のクルーズも見逃せないかもしれません。

ちなみに、第二ボスポラス大橋は日本の建設会社が手掛けており、1988年に完成しました。日本の瀬戸大橋とは姉妹橋の関係ということになっているそうですよ!

ルメリ・ヒサルとアナドル・ヒサル

ルメリ・ヒサール

ルメリ・ヒサルとアナドル・ヒサルは、第二ボスポラス大橋の真下に建っている要塞です。

1542年にヨーロッパ側に建てられ、「ローマの城」という意味を持っていて未だ修復工事が成されていてキレイな外観を保っています。

オスマン帝国がローマ帝国攻略のために、1,000人の石職人と10,000人の労働者を集めてわずか4カ月という短い期間で建てられた歴史的建造物です。

「ルメリ・ヒサルとアナドル・ヒサル」はボスポラス海峡の幅が最も狭くなる位置に築かれており、この要塞を海上から眺める景観は圧巻です。

ボスポラス海峡クルーズの中では、一番の迫力だといわれている注目のスポットなので、見逃し厳禁ですよ!

夜はライトアップされ、海沿いの素敵な遊歩道として訪れた人を楽しませてくれますよ。

一方、アジア側に建てられた「アナドル・ヒサル」は「ルメリ・ヒサル」とは対照的に手つかずのままで廃墟となってしまっています・・・。

ベイレルベイ宮殿

ベイラルベイ宮殿

ベイレルベイ宮殿は、大理石をふんだんに利用して造られたヨーロッパ式の建物です。現在は美術館として一般公開されており、歴史ある美術品を楽しむことができます。

外観は主としてヨーロッパ風に、庭園はギリシャ風に装飾されていて、白と金の大理石の配色がどこから見ても高級感を漂わせています。

ベイレルベイ宮殿は、そもそも夏の離宮としての建物だったので、風が自然に吹き抜ける造りになっています。

そのため、暑い時期でも快適に散策を楽しめる場所です。

また、海側のみに正門を備えているこの宮殿は、海上からしかその全貌を捉えることができないため、クルーズだからこその見どころスポットですよ。

ベイレルベイ宮殿は、外からも中からも見て楽しめる最高のスポットですよ!

季節によって違う風景を楽しもう!

トルコのイスタンブールは、東京都とほぼ同じような気温が年間を通して続く町です。

そのため、夏は船上の屋外デッキで爽やかな海風を感じながらクルーズを心地よく楽しめます。

冬のクルーズでも内装がしっかりした船が多いので、船内の窓から快適で優雅な景色を眺められて、満喫できるのは間違いないでしょう!

また、ボスポラス海峡周囲の歴史ある宮殿や要塞は、季節によっても建物の色合いや雰囲気が変わります。

季節ごとのイスタンブールとボスポラス海峡を味わってみることも、すばらしい旅の思い出になるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、ボスポラス海峡について紹介してきました。やはり、ブスポラス海峡に来た際に見逃せないのが、ボスポラス海峡クルーズです!

魅力満載のボスポラス海峡クルーズは、「絶対に乗るべき!」と言っても過言ではありません。

歴史的建造物やその土地を歩いて巡ることも楽しいですが、それらを海上から眺めるというのは、また一層格別な景色を堪能できるのではないでしょうか。

ヨーロッパやアジアの文化、そして歴史を物語る要塞や宮殿の数々・・・。

それらがすべて融合したこのイスタンブールを、ぜひあなたも海の上から感じてみませんか。

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