マイルをこれから貯める人、また既にたくさん貯まっている人が気になるのが、1マイルいくらになるのかということですよね。
特に、海外旅行にマイルで行こうと思っている人にはこのレートがかなり重要になってくることは間違いないでしょう。
このページでは、1マイルの価値がどれくらいなのか特典航空券や商品券にしたときの換算金額を詳しく解説していきます。
1マイル貯めるのにかかる費用は○円
お得に空の旅を楽しみたい人から、重宝されているマイル。
しかし、マイルにどのくらいの価値があり、目標を達成するまでにいくら費用がかかるのか、とても気になるところですよね!
結論からお話しすると、1マイル貯めるのにかかる費用はだいたい100~200円です。
100円と200円では大きな違いがありますが、どのような方法で貯めるかによって変わってくるんですね。
さらに、マイルを上手に貯められる人であれば、マイル還元率をもっと高めることだってできるんです。
たくさん貯めれば特典航空券に交換できるため、1マイル貯めるのにかかった費用以上の価値を手に入れられる可能性があります!
また、マイルの使い道は特典航空券だけではありません。
普段、飛行機に乗らない人でも、以下のようなお得な特典と交換することができるんですよ。
- レストラン
- 電子マネーポイント
- 各種景品交換
現金を使わないキャッシュレス時代に突入した今の日本は、マイルをザクザク貯める大チャンスです。
マイルの価値や、マイルをたくさん貯める方法をしっかりと理解し、ぜひお得に活用していきましょう!
1マイルの価値
一般的な1マイルの価値は、現金にすると約1円程度であると想像される方がとても多いですよね。
たしかに、ポイント交換などに必要なマイル交換率をみると、1マイルが1円程度になるため、決して間違った考えではありません。
しかし! マイルの価値を最大限活用することができる特典航空券であれば、1マイルの価値が通常の何倍にも膨れ上がるんですよ!
1マイルの価値をおおまかに表すと次のようになります。
交換対象品 | 1マイルの価値 | |
特典航空券 (東京⇔ニューヨーク) |
ファーストクラス | 約15円 |
ビジネスクラス | 約13.5円 | |
エコノミークラス | 約3.5円 | |
ポイント交換 | 約1円 | |
レストラン | 約1円 | |
景品交換 | 約1円 |
では、それぞれ詳しくご紹介していきますね。
特典航空券の1マイルの価値
そもそも特典航空券とは、航空券を現金で購入するのではなく、お金を使わずに貯まったマイルと交換する方法です。
ANAマイルだと、行き先・シーズン・搭乗クラスによって必要マイル数が大きく異なります。
わかりやすい例を以下に挙げてみたので、まずは特典航空券を利用した場合、1マイルあたりの価値がどのくらいなのかをご覧ください。
【東京 ⇄ ニューヨークをレギュラーシーズンに予約した場合】
ファーストクラス → 約15円
ビジネスクラス → 約13.5円
エコノミークラス → 約3.5円
エコノミークラスだと、1マイルあたりの価値はおよそ3.5円となるため、驚くほどの高額な価値ではありません。
しかし、ファーストクラスをご覧ください!
東京からニューヨークを、ファーストクラスで往復するために必要なマイル数は150,000マイルとなりますが、現金で航空券を購入するとおよそ226万円です。
つまり、1マイルあたりの価値はなんと15円にまで跳ね上がるんですね。
航空券代に200万円以上をポンと支払える人は限られますが、150,000マイルなら誰でも貯められる可能性があるんですよ。
これを考えると、特典航空券にした場合のマイルの価値は、非常に高いことがわかりますね。
ポイント交換の1マイルの価値
貯めたマイルは、冒頭でもご紹介したように電子マネー等の提携ポイントに交換することができます。
例えば、スターバックスコーヒーで利用できるプリペイドカードへの入金は、10,000マイルで10,000円分です。
したがって、1マイルあたりの価値は1円の計算となります。
他にも、次のような提携ポイントが存在しますが、これらはすべて10,000マイルが10,000円分となるため、やはり1マイルあたりの価値は1円になるんですね。
- Tunesギフトコード
- 地域経済応援ポイント
- 東急ポイント
- Suica
- 楽天スーパーポイント
- nanacoポイント
他にも1マイルあたり1円の価値になる提携ポイントが、ANAでは豊富に用意されています。
ちなみに、JALマイルでも提携ポイントの交換率に違いはありません。
ANAと同じように、1マイルあたり1円の価値でポイントに交換できます。
レストランでの1マイルの価値
貯めたマイルで豪華なディナーを楽しみたい人は、レストランで活用することもできるんですよ。
ANAマイルが利用できる代表的なレストランが、以下のホテル内にある飲食店となります。
- ザ・ペニンシュラホテルズ
- シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ
- オークラ ホテルズ & リゾーツ
- 東急ホテルズ
- プリンスホテルズ&リゾーツ
ANAの公式サイトをみていただくと、他にもマイルが活用できるホテル内のレストランはたくさんありますが、かなり有名どころが揃っていますよね。
誕生日や結婚記念日といった特別なイベント時にも、便利に活用することができそうです。
なお、ホテル内のレストランで利用できるマイルに関しては、お食事クーポンとの交換になります。
- 10,000マイルコース
- 15,000マイルコース
- 20,000マイルコース
- 30,000マイルコース
このように、マイル数に応じたお食事クーポンに交換することができるんですよ。
ランチやディナーを楽しむことができるお食事クーポンは、1~3名分とホテルやレストランによって条件が異なるため、必ず詳細を確認してから申し込みましょう。
続いて、飲食店で利用することができるJALマイルですが、こちらはショッピングモールなどに入っている以下の身近なお店で利用することができます。
- クア・アイナ → ハンバーガーまたはサンドウィッチ引き換え券10枚
- いきなり!ステーキ → 肉マネー10,000円分
- モスバーガー → モスカード10,000円分相当
これなら、お小遣い代わりとして子供に渡すこともできますね!
景品交換の1マイルの価値
ANAマイルの商品交換に関しては、かなり幅広いラインナップとなります。
例えばANAセレクション特典から交換するのであれば、ANAオリジナルキャリーバックが10,000マイルから交換することができるんですよ。
旅行グッズとして欠かせないキャリーバックがマイルで入手できるのなら、かなり便利ですよね。
マイル数に応じて、幅広い商品から選べます。
また、家庭の食卓を豪華にする日本各地の美味しいお肉や、ANAの国際線で味わうことができる機内ワインとも交換が可能です。
普段はなかなか食べることのない黒毛和牛サーロインステーキも、10,000マイルで2枚もらえるのは嬉しいですね。
マイルをたくさん貯めて豪華な商品から交換したいのであれば、西川の高級マットレス「AIR」なんかもおすすめです。
こちらは楽天市場で、送料無料の44,000円で購入できる商品です。
40,000マイルで交換することができるため、1マイルが1.1円の価値となりますね。
ちなみにJALマイルに関しても、食品やアルコール、台所グッズやベビー用品等の景品とマイルを交換できます。
10,000マイルで、和牛すき焼き肉やズワイガニと交換できるため、ANAと同じように、幅広いラインナップから選ぶことができるでしょう。
マイルをたくさん貯めるにはどうすればいい?
マイルをたくさん貯めたいのなら、次の2つの方法がおすすめです。
- 飛行機に乗りまくる
- マイルがざくざく貯まるクレジットカードを活用する
では具体的にどうすればいいのか、以下で解説していきますね!
飛行機に乗る
日ごろから頻繁に飛行機に乗って旅行に出かける人や、仕事で飛行機に乗る機会が多い人は、搭乗することでもらえるマイルを活用するのが良いでしょう。
国内旅行のみだと、1回の旅行で多くのマイルを貯めるのは難しいですが、国際線に乗ると、飛行距離や運賃によって多くのマイルを獲得することができるんです。
ちなみにマイルを計算する基本的な方法は、「区間基本マイル × 換算率」になります。
区間基本マイルとは、フライト距離を指しているんですね。
日本から遠い国に行けばいくほど、フライト距離が長くなるため、区間基本マイルがたくさんもらえるんです。
続いて換算率ですが、こちらはチケットの種類だと考えてください。
普通運賃でチケットを購入していれば、換算率は100%になるのが一般的です。
一方、JALやANAの公式サイトから割引が適用されるチケットを購入した場合には、75%の換算率になります。
さらに国際線に関しては、搭乗クラスによっても換算率が変わってくるんですね。
当然料金が高いファーストクラスを活用すれば、換算率は100%以上です。
また、ビジネスクラスに関しても100%以上の換算率となるため、以下のような順番で換算率が高くなると覚えておくのが、わかりやすいですね。
エコノミークラス > ビジネスクラス > ファーストクラス
長い区間を、普通運賃でビジネスクラス以上にすれば、簡単にマイルが貯められるわけです。
しかし、これだけではファーストクラスに乗れるほどのマイルを短期間で貯めるのは難しいでしょう。
そこで併用したいのが、マイルが貯まるクレジットカードです。
マイルが貯まるクレジットカードを使う!
マイルが貯まりやすいクレジットカードの多くは、航空会社から発行されているものになります。
- ANAマイルを貯めたいのなら、ANA系列のクレジットカード
- JALマイルを貯めたいのなら、JAL系列のクレジットカード
このように、航空会社が国際ブランドと提携して発行しているクレジットカードを活用することにより、マイルを効率よく貯められるわけです。
なお、航空会社から発行されているクレジットカードを使ってマイルを貯める具体的な方法としては、次の2つが挙げられます。
- 飛行機搭乗時にクレジットカードを利用する
- 日常的な買い物にクレジットカードを利用する
まず飛行機搭乗時にクレジットカードを利用する方法ですが、こちらはクレジットカードを持たない通常利用と比較すると、マイルがより多く加算される可能性があるんですね。
また、搭乗ボーナスマイルが付与されることで、より多くのマイルが貯められるんですよ。
そして日常的な買い物にクレジットカードを利用する方法ですが、こちらは日用品や食品、さらに光熱費までクレジット払いを選択します。
こうすることでクレジットカードの利用額が多くなれば、その額に応じたポイント(マイル)を毎月獲得することができるんです。
ただし、クレジット利用で獲得できるマイル数は、各クレジットカードのポイント付与率によって異なります。
100円で1ポイント貯まるのであれば、1ポイントが1マイルの計算となるので、かなり一般的ですね。
しかし、仮に100円で2ポイント貯まるのであれば、ポイント付与率は通常の2倍となるため、早くマイルが貯められます。
たとえクレジットカードの年会費がかかってしまっても、ポイント付与率が高ければマイルで十分に元が取れることを覚えておいてください!
ファーストクラスが3万円?
先ほど、特典航空券の1マイルあたりの価値をご紹介しましたが、東京 ⇄ ニューヨーク間に限らず、あらゆる区間でファーストクラスはお得になります!
例えば、東京 ⇄ ロサンゼルス間に必要な航空券の費用は、150万円以上です。
しかしこちらに関しても、157,500マイルでファーストクラスのチケットに交換できるため、1マイルの価値は、やはり10円以上の計算になるんですね。
諸費用に3万円程度発生してしまいますが、これだけでファーストクラスを満喫できるなんて、すごいと思いませんか。
3万円では、エコノミークラスの片道切符ですら購入することができないので、これを考えると、マイルを使う旅はかなりお得になることがわかります!
マイルの交換方法は?
貯めたマイルはあらゆることに活用できますが、おすすめは「電子マネーのポイント」と「特典航空券」です。
電子マネーに交換する場合
電子マネーに交換する場合の1マイルの交換率は、次の通りです。
マイル | 交換できる電子マネー | 1マイルの交換率 |
JALマイル | WAON | 1〜1.25WAON |
ビックポイント | 1ビックポイント | |
dポイント | 1dポイント | |
Suica | 1Suicaポイント | |
ANAマイル | 楽天ポイント | 1楽天ポイント |
Tポイント | 1Tポイント | |
楽天Edy | 1ポイント | |
Suica | 1Suicaポイント |
JALマイルでは、イオンやコンビニで利用できるWAONが人気ですね。
こちらは、1マイルが1~1.25WAONと交換できます。
そしてANAマイルですが、こちらは楽天ポイントやTポイントに、1マイル1円の価値として交換できるんですね。
ただし、マイルを電子マネーに交換する際には覚えておきたい注意点があります。
まずANAマイルですが、こちらは20,000マイルまで1マイルが1円の価値になる計算ですが、これを超えると、1マイルが0.5円の価値に下がってしまいます。
つまり、同一年度内(4月1日~翌年3月31日)に20,000マイル以上を電子マネーと交換すると、30,000マイルからは0.5円の計算となってしまうため、10,000マイルが5000円相当です。
これだと大幅に損してしまうため、同一年度内の上限は、20,000マイルまでにしておいた方が良いでしょう。
そしてJALマイルですが、こちらは同一年度内は、20,000マイルまでの交換が上限となります。
この2つの注意点を、きちんと把握しておいてくださいね!
特典航空券に交換する場合
次に特典航空券に交換する場合ですが、こちらはJALマイルとANAマイルで以下のようになります。
JALマイルの場合
航空券名 | 1マイルの価値 | 往復価格 | 必要マイル数 |
東京(成田)⇄ ハワイ(ホノルル) | 1.75円 | 98,200円(航空運賃70,000円) | 40,000マイル |
ANAマイルの場合
航空券名 | 1マイルの価値 | 往復価格 | 必要マイル数 |
東京(成田)⇄ ハワイ(ホノルル) | 1.25円 | 87,800円(航空運賃65,000円) | 40,000マイル |
ハワイ往復特典航空券に必要なマイル数は、ANAとJALで違いはありません。
しかし、航空運賃に5,000円の差があるため、1マイルの価値はJALの方が高くなっています。
ちなみに、マイルを国際線の特典航空券と交換する場合には、航空運賃が対象となります。
燃油サーチャージを含む諸経費に関しては、別途費用が発生するため、特典航空券は航空運賃と交換できることを覚えておきましょう。
マイルは「特典航空券」にするのが一番コスパが良い
上記でご紹介した東京 ⇄ ハワイ間のエコノミークラスだと、1マイルあたりの価値はそこまで高くなりません。
しかし、区間やシーズンによっては、エコノミークラスであっても、1マイルあたりの価値が3円以上になる可能性は十分にあるんですね。
また、ビジネスクラスやファーストクラスであれば、1マイルあたりの価値をぐんと高めることに成功します。
ビジネスクラスならファーストクラスよりも少ないマイル数で特典航空券と交換できるため、便利に活用することができそうですよね!
これを考えると、やはりマイルは特典航空券と交換するのが、1番コストパフォーマンスに優れているといえます。
まとめ
今回は、ANAやJALの1マイルあたりの価値や、マイルを効率よく貯めるための方法についてご紹介しました。
現金を貯めて、豪華な旅を実現するのは簡単ではありません。
しかし、マイルを貯めて豪華な旅を実現するのは現金を貯めるより簡単です!
節約生活を繰り返すことなく、夢のビジネスクラスや、ファーストクラスに乗ることだってできるんですよ。
また、飛行機に乗らない人でも電子マネーと交換すれば、日常生活を豊かにできますよね。
ぜひあなたもこの機会に、マイルが効率よく貯まるクレジットカードを入手し、ザクザクとマイルを貯めちゃいましょう!
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。