残業すれば、手当てをもらえて上司からの評価も上がる。
一昔前までは、このように考える人が圧倒的に多かったですよね。
しかし、これは昭和から平成までの時代の話です。令和になった今は、残業しても手当てがもらえなかったり、上司からの評価が下がったりします。
したがって、残業すればするほど将来的に貧乏になる確率が非常に高いんです。
実際に、2014年に政府が発表した仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の調査では、およそ7割の企業で次のような事実が発覚しています。
- 残業しない社員を人事評価においてマイナスと評価しない
- 休日出勤しない人はむしろプラス評価に値する
参考URL: http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/9_insatsu.pdf
つまり、どんなに頑張って残業しても、それが明るい未来につながる可能性は、どんどん低くなっているわけです。
会社のために、プライベートな時間を犠牲にして頑張った結果がこれでは、悲しすぎると思いませんか。
もしもあなたが、将来的に「出世したい」「お金持ちになりたい」と考えているのなら、仕事は定時にさっさと終わらせるべきです。
仕事は早く終わらせた方がいい
仕事を早く終わらせて、定時に退社できる人は、会社や上司から次のように評価されます。
- 仕事が早い
- 効率が良い
- 無駄がない
残業している人と比較すれば、圧倒的に労働時間が短くなりますよね。それなのにかかわらず、時間内に仕事を終わらせるだけで、「できる人」と評価されるんです。
反対に、会社に残って残業している人や、休日出勤して仕事している人に対しては、以下のようなイメージを抱く傾向があります。
- 仕事が遅い
- 仕事以外にやることがない
- 残業・休日出勤手当てが目的
もちろん、「頑張っている」「責任感がある」といったポジティブイメージを抱く人も中にはいるでしょう。
ですが、国を挙げて働き方改革に力を入れている今は、「残業 = 効率が悪い」と思われる可能性の方が高いんです。
残業=正義の時代は終わった
日本人は残業に対し、「良いことである」「頑張っている」といった、まるで残業は正義と考える悪い風習がありました。
この考え方が根強く残っていた昭和から平成にかけての時代は、効率よく仕事して定時に切り上げる人を、まるで悪者のように見ていたんですね。
しかし、先ほどお話ししたように働き方改革が進むにつれ、労働時間に関する制度の見直しを国が大々的に発表しました。
その内容を簡単に説明すると、
時間外労働の上限は月に45時間、年間で360時間が原則となります。
臨時的な特別な事情があったとしても、時間外労働が許される上限は、年間で720時間までです。
参考URL: https://www.mhlw.go.jp/content/000335628.pdf
なぜ、これほどまでに時間外労働に対して厳しくなったのかというと、次のような理由が考えられます。
- 過労死問題
- 人口の減少(少子化)
プライベートな時間を削り、仕事をすれば、その分睡眠時間は短くなりますよね。疲れが抜けずに、事故や病気を発症する可能性が高くなります。
また、残業ばかりしていると育児に参加することができません。したがって、子供を産む人が少なくなってしまうんです。
残業は、社会問題に発展したり、日本の将来を脅かしたりする可能性が出てきます。
このような事態を避けるため、「残業 = 正義」といった古い考え方を、日本全体でなくそうとしています。それが、今の時代の新しい考え方なんです。
ダラダラ仕事すると出世できない
外資系企業が続々と日本に進出している今は、ダラダラ仕事をしていると出世ができません。なぜなら、定時に仕事が終わらない人は仕事ができない人とみなされてしまうからです。
上記でもお話ししましたが、以前までは残業している人に対し、「頑張っている人」といったポジティブなイメージがありました。
しかし、余分な人件費をできる限り削減したい今の企業の考え方では、残業する人に対して上司の評価は悪くなる一方です。
上司の評価は悪くなる
残業を以前までポジティブに考えていた日本の企業も、景気が低迷して業績が悪化することにより、「終身雇用制度」を維持するのが難しくなってきました。
2019年には、大企業として知られるトヨタ自動車さえも、「終身雇用の維持が難しい」と社長自らが発言しているんですね。
終身雇用制度が崩壊し、古くからある日本の年功序列制度が終焉(しゅうえん)を迎えれば、今後企業が欲しがる人材は「効率よく仕事ができる人」です。
- 40代以降になれば役職をもらえて給料が上がる
- 会社が倒産しない限り定年まで働ける
このようなビジネスにおける今までの常識は、全くといって良いほど、通用しなくなってしまうんですね。
会社の業績を考えて必死にあなたが残業していても、上司は「使えない」「効率が悪い」と、冷たい見方をする可能性が高いです。
残業している人と残業していない人では将来に差が出る
残業している時間は、はっきりいって無駄です。
そもそも残業は、時間内に仕事を終わらなかった人がやることであり、必ずしも必要なものではありません。
今現在残業している人の中には、もしかすると残業を含めた時間配分で、動いている可能性も考えられます。
「時は金なり」といった言葉がありますが、これは単純に、時間をお金に換算する言葉ではありません。時間は有効かつ貴重なもので、浪費してはならないといった観念から、生み出された言葉です。
時間を無駄に使っている人は、人生を捨てているのと同じです。お金は取り戻すことができても、過去の時間は取り戻すことができません。
お金をたくさん持っている人も、貧乏な人も、時間は平等に流れています。
残業して時間を浪費してしまっている人と、残業せずに時間を有効に活用している人とでは、将来的に大きな差が出るでしょう。
同じ時間を使うのなら、仕事は定時に終わらせ、残業する分の時間を将来の自分のために使ってください。
時間の使い方を見直すことで、5年後10年後の自分が大きく変わるかもしれません。
稼ぎたいなら定時で仕事を終わらせて副業をしよう
「残業代がないと稼げない・・」
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残業して出世できなかったら意味がない
一言でわかりやすくいうのなら、残業して出世できなかったら、ただの時間の浪費になってしまいます。
上記でもご紹介しましたが、終身雇用制度が崩壊する今の時代、会社は残業代ばかりかかる社員を高く評価しません。無駄なコストは1円だって省きたいのが現実です。
残業が将来の出世につながると考えているのなら、その考えは今すぐにでも捨てた方が良いかもしれません。
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