南アメリカ大陸にあるイグアスの滝、アフリカ大陸にあるヴィクトリアの滝に並び、世界で3本の指に入る滝といえば「ナイアガラの滝」です。
ナイアガラの滝という名前は聞いたことがあっても、意外とそれ以上を知らない人は少なくありません。
しかし、北米では常に大人気の旅行先となっています。
アクセスしやすい地理条件が揃っている上、観光開発が進んでいていくつもの見どころを有しているスポットなのです。
展望台からの圧巻の風景、滝の裏側からの景色、間近で感じる水しぶきや滝の水圧等、どこを切り取っても魅力と迫力はおそらく想像を超えるでしょう。
今回は、こんなナイアガラの滝の絶対に見逃せない絶景ポイントの数々を紹介します。
- ナイアガラの滝は実はひとつじゃない!?
- ナイアガラ滝誕生の歴史とは?
- ナイアガラの滝ってどこにあるの?
- ナイアガラの滝での楽しみ方
- ナイアガラの滝の絶景スポット!(アメリカ側)
- ナイアガラの滝の絶景スポット(カナダ側)
- ナイアガラの滝を楽しむベストシーズンはいつ?
- 必携アイテムはこれ!
- ナイアガラの滝周辺での楽しみ方!
- 泊まるならアメリカ側?カナダ側?おすすめはどっち?
- Radisson Hotel & Suites Fallsview(ラディソン ホテル&スイーツ フォールズビュー)
- Embassy Suites by Hilton Niagara Falls Fallsview(エンバシー スイーツ バイ ヒルトン ナイアガラ フォールズ フォールズビュー)
- Hilton Niagara Falls/Fallsview Hotel & Suites(ヒルトン ホテル アンド スイーツ ナイアガラ フォールズ)
- Marriott Niagara Falls Fallsview Hotel & Spa(マリオット ナイアガラ フォールス フォールスビュー ホテル & スパ)
- まとめ
ナイアガラの滝は実はひとつじゃない!?
ナイアガラの滝は、カナダとアメリカ合衆国の2国間をまたがっていますが、ひとことで「ナイアガラの滝」といっても、実は滝はひとつではありません。
ナイアガラの滝とは、ナイアガラ川を支流として、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝の三つの滝の総称をいいます。
知らなかった人にとっては新鮮な驚きかもしれませんね。現地ではその周辺エリアのことは「ナイアガラフォールズ」と呼ばれています。
ナイアガラ滝誕生の歴史とは?
ナイアガラの滝がはじめて誕生したのは、1万年前に氷河期が最終期を迎えて気温が上昇し始めた頃だといわれています。
溶けた氷河が激流を生み出し、大地を削りナイアガラを形成しはじめます。
ナイアガラの滝が発見されたのは、1604年にフランス人の探検家が滝についての報告を記した記録があります。
18世紀に入り滝周辺の観光が栄えはじめ、18世紀中頃には地域の主力産業となっていきます。
この頃、1848年には歩道橋や吊り橋ができるまでに至りました。
南北戦争が終わると、ニューヨークの鉄道会社がナイアガラの滝の観光地化をさらに進め、鉄道が増えるとともに木や石でできていた橋は鉄橋に姿を変えました。
今も、ナイアガラ川をまたぐ鉄道の橋は残っています。
第一次世界大戦後には、ナイアガラの滝の観光業はさらに盛んになり、車の普及で滝を訪れる観光客はさらに増加することとなります。
20世紀に入り、ナイアガラ川の水力発電としての利用や自然保護がより重要視され、ナイアガラの滝は景観を保たれつつより整備は進んでいきました。
ナイアガラの滝は移動してるって本当?
ナイアガラの滝ができた当初、発祥位置は今よりも11kmも下流にあったって知っていましたか?
なぜ、これほどまでに移動してしまったかと言うと、流れる水の勢いによって滝の岩肌が削られてしまったことが原因です。
今でも滝の移動は続いており、なんと1年間で1mも後退していたようです。これは、驚きですね!
しかし、このまま浸食が進めばいつかは滝が上流の湖に飲み込まれてしまうのではないかと恐れられ、それを防ぐための工事が行われました。
工事によって、今では浸食のペースを年間3センチ程度まで弱めることができたものの、未だに滝は上流へ向かってしまっているようです。
いつかは、ナイアガラの滝は消えゆく運命にあるということですね。
ナイアガラの滝ってどこにあるの?
ナイアガラの滝の場所はと言うと、上記の地図でもわかるようにアメリカとカナダの国境沿いになり、どちらからでも行くことができる場所に位置しています。
日本からのアクセスも良く、観光スポットとしてはとても人気が高い場所です。
また、アメリカ側から見る場合とカナダ側から見る場合では、違うナイアガラの滝の顔を見ることができ、一度に2倍楽しむことができますよ!
ナイアガラの滝への行き方を教えて!
先ほどもお伝えしたように、ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境沿いにあるため、行き方には二つの方法があります。
まずは、アメリカ側からの行き方について見ていきましょう。
アメリカ側からの行き方
アメリカ側からナイアガラの滝に向かうには、アメリカにある「バッファロー空港(ナイアガラ国際空港)」が最寄りの空港となっています。
しかし、残念ながら日本からバッファロー空港までに直行便はないため、まずは羽田空港からアメリカミソネタ州にあるミネアポリス・セントポール国際空港まで向かいましょう。
羽田空港からミネアポリス・セントポール国際空港までの所有時間はおおよそ11時間くらいのフライトとなります。
ミネアポリス・セントポール国際空港まで到着したら、そこからバッファロー空港(ナイアガラ国際空港)までは直行便があるので飛行機を乗り換え、バッファロー空港まで向かいます。
ミネアポリス空港からバッファロー空港までは、およそ2時間のフライとで到着します。
これでやっと、ナイアガラの滝の最寄り空港であるバッファロー空港にたどり着くことができました。
航空会社やフライトの時間によって、乗り換えを2回になければいけなかったり、経由する空港が違ったりする場合があります。
後は、ナイアガラの滝を目指すだけです。バッファロー空港からナイアガラの滝までの行き方は、次の2つの方法があります。
- タクシー
- 路線バス
タクシーは高いため、できれば路線バスでの移動がおすすめです。路線バスの場合、到着まで2時間くらい見積もっておくと良いでしょう。
ただ、今回はタクシー移動だったため、所有時間は40分くらいでつくことができましたが、二人で15,000円くらいかかってしまいました・・・(笑)
カナダ側からの行き方
カナダ側からなナイアガラの滝に行く場合、まずはカナダのトロント・ピアソン国際空港を目指しましょう。
日本から行く場合は、羽田空港から行くのがおすすめです。羽田空港からトロント・ピアソン空港までは、毎日直行便があり乗り換えなしで行くことができますよ。
フライト時間は、少し長めの12時間程度で到着します。
トロント・ピアソン空港に到着してからは、次の方法でナイアガラの滝まで向かいましょう!
- バス
- タクシー
- レンタカー
この中でも1番おすすめなのが、バスです。
トロント・ピアソン空港からナイアガラの滝までは、ナイアガラエアバスと言ったシャトルバスが運行しており、簡単にナイアガラの滝まで行くことができます。
料金は、往復で大人1人約168ドル(日本円で約18,300円)2人だと約270ドル(日本円約30,000円)となっており少し高めですが1番おすすめの方法です。
参考としてですが、タクシーで行く場合だと、片道で200ドル(日本円で約22,000円)以上の金額がかかってしまいます・・・。
トロント・ピアソン空港からナイアガラ滝までは、距離にして122km、スムーズに行けば1時間20分ほどでナイアガラの滝に到着しますよ!
季節や荷物の数によって料金が変わる場合があります。シャトルバスを利用する場合は事前に確認するようにしてください。
ナイアガラの滝での楽しみ方
ナイアガラの滝には、「見て」「やって」「参加できる」さまざまな楽しみ方がありますよ。ナイアガラの滝に行った際は、ぜひ体全体で体験してみてくださいね!
アメリカとカナダの国境を歩いて渡ろう!
ナイアガラの滝はカナダとアメリカの国境に沿っていますから、そこに架かる橋を渡ることは国境を越えることになるわけですね。
最も多くの人が越境するのがレインボーブリッジです。アメリカとカナダに架かる橋のひとつで、橋を渡り終えるところで税関と入国ゲートを通ることになります。その際はパスポートの提示とUS6ドルが必要です。
越境は、徒歩、車、鉄道、バスのいずれでも可能ですよ。観光が両国をまたいでいるなら、越境の際の通貨の両替を済ませておくのがスムーズです。
ナイアガラの滝に近づけるアトラクションクルージング!
滝を訪れたなら外せないのはクルージングです。ナイアガラの滝には、アメリカ側とカナダ側でそれぞれ違ったクルージングを体験することができます。
霧の早乙女号(アメリカ側)
ナイアガラの滝にあえて「ずぶ濡れ」「水浸し」になっても良い人におすすめの霧の乙女号です。
船体が小さな分、それだけ揺れが大きく、歓声と共に迫力が倍増するでしょう。それもクルーズの魅力ですよね。
アメリカ側が運行しているため、カナダ側の船よりは空いているのが多いことと、カナダへの入国手続きをしなくて済む点がメリットです。
また、霧の早乙女号の料金と詳細は次のようになっています。
料金 | |
大人 | 19.25ドル(約2,100円) |
子供(6~12歳) | 11.20ドル(約1,200円) |
幼児(5歳以下) | 無料 |
公式HP | http://www.maidofthemist.com |
※料金については変更になる場合があります。参加する際は、事前に確認するようにしてください。
霧の早乙女号(アメリカ側)の詳細 | |
運行時刻 | 9:00~17:00の間で15分毎※11月~4月は休航 |
乗船時間 | 約15~20分 |
収容人数 | 最大600名 |
乗船場所 | アメリカ側にあるナイアガラ・ステイト・パーク内の展望台からエレベーターで下に降りたところ |
ホーンブロワー ナイアガラクルーズ(カナダ側)
ホーンブロワー ナイアガラクルーズは、1つのルートで時間帯によって2種類のクルーズが体験できるクルージングツアーとなっています。
アメリカ側にある霧の早乙女号よりも大型で船体が大きく、船内でもゆったりできるのが特徴です。
日中はカナダ滝間近を通るクルーズ、夕暮れときになるとイルミネーションを楽しめるクルーズに変貌します。
船からしか見れない絶景や水で濡れる楽しみも味わえるので、カナダ側からナイアガラの滝に行ったときには乗るのがおすすめですよ。
また、こちらの船体にはガラス張りになっているところもあり、水に濡れたくない人でも安心して楽しめます!
ホーンブロワー ナイアガラクルーズの料金と詳細は、次のようになっています。
料金 | |
大人 | 19.95ドル(約2,200円) |
子供(5~12歳) | 12.25ドル(約1,350円) |
幼児(4歳以下) | 無料 |
※料金については変更になる場合があります。参加する際は、事前に確認するようにしてください。
ホーンブロワー ナイアガラクルーズ(カナダ側)の詳細 | |
運行時刻 | 9:30~17:30の間で15分毎(季節によって異なる) ※12月~5月は休航 |
乗船時間 | 約15~20分 |
収容人数 | 最大700名 |
乗船場所 | クリフトン・ヒルを降り、アメリカ滝を正面に見ながら右へ進んだところ |
ナイアガラの滝クルージングは、直接行くよりもツアーで行くことがおすすめです。
ツアーに申し込んでおくことで、ホテルまでの送迎があったり、チケット場の列に並ばずに乗船できたりすることができます。
また、直接チケット売り場でチケットを購入する場合、「チケットが売り切れで乗れない・・・」なんて可能性もあります。
なので、確実に乗りたい人はぜひツアーに申し込むのがおすすめです。
ナイアガラの滝を上空から一望できるヘリコプターツアー
ナイアガラの滝を上空から一望できる興奮を味わえるのが、ナイアガラヘリコプターツアーです。
ナイアガラ川にそって空中を飛び、絶景の連続を楽しめます。10分間と言う短い時間ですが、その感動ははかりしれないものでしょう。
ヘリコプターは、窓の大きさに特徴がある7人乗りのエアバスH130を使っており、上空かからナイアガラの滝の写真もくっきり撮れますよ!
また、飛行中はヘッドセットからナイアガラ川の各名所の解説を聞くことができます。
アメリカ滝、カナダ滝、ブライダルベール滝はもちろん、「レインボーブリッジ」「スカイロン・タワー」「サー・アダム・ベック発電所」「クイーン・ビクトリア・パーク」の解説を聞きながら楽しめます。
滝にかかる7色の虹の輝きも上空からだと、ついついうっとりとしちゃいますよ!
ナイアガラの滝を上空から一望できるヘリコプターツアー | |
料金 | 1名 12,533円~ |
運行時刻 | 午前9時~日没まで本数は頻繁にあります |
乗船時間 | 約12分 |
乗船場所 | ナイアガラ・フォールズ・ヘリポート |
ヘリコプターツアーの料金は、急遽変更する場合があります。申し込む際には事前に確認するようにしましょう。
また、ヘリコプターツアーは予約が必須となるツアーです。しっかりと予約してから行くようにしましょう。
夜は花火やイルミネーションを楽しもう!
ナイアガラの滝では、夜の花火やイルミネーションも要チェックです。
昼間とは全くその景色は一変し、滝のライトアップと花火とのコントラストが美しい幻想的な世界を演出します。
滝と花火とイルミネーションの融合で、昼間とは違ったナイアガラの滝の顔を見ることができます。
夏は月~金曜日の22:00、冬は金曜日の21:00には花火を見ることができ、今まで味わったことのない体験を味わえますよ!
ナイアガラの滝に来た際には、絶対に見て起きたイベントの1つでしょう!
カジノを体験しよう!
カジノの詳細 | |
営業時間 | 24時間営業 |
年齢制限 | 19歳以上 |
喫煙の有無 | 全館禁煙 |
館内ルール | カメラ撮影、スマホ、携帯電話すべて禁止 |
ドレスコード | シャツ・靴を着用 |
ナイアガラの滝とカジノがどう結び付くのか、一瞬首をかしげる人もいるかもしれません。
ことのはじまりは、1969年に宝くじやスロット等で集められた寄付金を、政府が受け取って良いという様にカナダの刑法が改定されたことです。
その後にナイアガラ周辺の先住民たちがカジノ経営の権利を求め、これを最高裁判所が認めたことから、カジノ運営がはじまりました。
それ以降、レジャーとして、またはチャリティー活動の一環としてカジノが肯定的に捉えられるようになったというわけです。
ナイアガラのカジノは現金使用が不可のところが多く、Players Advantage Club(PAC)カードを作るとスムーズにカジノに参加できます。
19歳以上なら簡単に作れるカードで、PAC窓口で入金してすぐに使えます。
PACカードは、カジノナイアガラ、ナイアガラ・フォールズビュー・カジノリソートの2か所のカジノで使うことができます。
カジノを体験したことがない人は、ぜひ1度体験するのも良いかもしれません。ただ、熱くなって夢中にならないように注意してくださいね。
ナイアガラの滝の絶景スポット!(アメリカ側)
ここからは、アメリカ側から見ることが出来るナイアガラの絶景スポットを紹介していきます。ナイアガラの滝に行った際には絶対に見逃せない絶景スポットなので、行ってみてくださいね!
ケーブオブザウィンド:風の洞窟
ケーブオブサウンド(風の洞窟)は、ナイアガラの滝の3つの中でまん中に位置するブライダルベール滝の真下まで大接近できる絶景スポットです。
壮大なナイアガラの滝を真下から見ることができ、その迫力には圧巻のものがあります。
滝の強烈な水しぶきと激風を体全体で体感でき、迫力ある絶景を見ることができるエキサイティングで人気のアトラクションです。
洞窟にはポンチョを着て歩いて向かいますが、まずずぶ濡れは間違いにないですね!
また、強風は小さな子供では吹き飛んでしまうのではないかというくらいの激しさです。それでも激しい水しぶきにワイワイ楽しんでいるキッズたちはたくさんいます。
あなたも「ケーブオブザウィンド:風の洞窟」に行ったときは、子供と同じように全身で楽しんでください!
ケーブオブザウィンドは、体感してこそ想像以上に楽しめる見逃せないスポットですよ。
本当に風が強いため危険な場所です。子供と行く場合には十分に注意するようにしてください。
ルナアイランド(ルナ島)
ケーブオブザウィンドのやや手前にあるのがルナアイランドです。
アメリカ滝とブライダルベール滝の間にある小さな島で、滝の水が流れ落ちる瞬間を間近でみることができる大人気スポットです。
観光客も多く、ナイアガラの滝に行ったときには1度は見ておきたい絶景ですね。
これほど大きな滝の滝口を見れるのは、ルナアイランドしかありません。ルナアイランドで恐怖と感動をぜひ体験してみてくださいね!
このスポットとは多くの観光客が訪れる大人気スポットです。ただ、落下事故も起こっているため、行く際には十分に注意するようにしてください。
プロスペクト・ポイント・パーク展望タワー
プロスペクト・ポイント・パーク展望タワーは、ナイアガラの滝のひとつである「アメリカ滝」を一望できるスポットとなっています。
プロスペクト公園内にある展望タワーで、高さは86mもあり、ここから見るアメリカ滝の景色はまさに絶景です。
ヘリコプターやさらに高い展望台もありますが、滝の間近でその迫力を体感したいなら、ぜひプロスペクト・ポイント・パーク展望タワーがおすすめですよ。
エレベーターでタワーの下まで降りると霧の乙女号の乗り場があるので、そのままクルージングを楽しむのも良いですよ!
ナイアガラの滝の絶景スポット(カナダ側)
次は、カナダ側にある見逃せない絶景スポットを紹介します。
アメリカ側の絶景スポット同様に絶景が楽しめるスポットが多数あるので、ナイアガラの滝に行ったときには、ぜひ1度行ってみてくださいね!
テーブルロック ウェルカムセンター
テーブルロックウェルカムセンターは、ナイアガラ観光の窓口であり、カナダ滝のすぐ横に位置するビジターセンター&展望台でもあります。
ここからは、迫力あるナイアガラの滝を間近で見ることができます。また、常時開放されているので、気軽に迫力ある滝を眺められますよ。
アトラクションのチケット売り場、ギフトショップ、眺望抜群のレストラン等も併設されているので、絶景を見たあとも楽しいショッピングを楽しむことができるスポットです!
お土産を買ったり休憩したりするにも便利ですから、ぜひ立ち寄りたい場所ですね。
スカイロンタワー
スカイロンタワーはナイアガラの滝の周囲で最も目立つ場所で、236mの高さからナイアガラの滝を一望できる絶景スポットです。
最上階の展望台は、360°ナイアガラの滝を見渡せるようになっており、どこからでも迫力ある景色をみることができます。
スカイロンタワーの中にはレストランもあり、滝を眺めながらおいしいご飯を楽しむこともできますよ!
また、天気が良い日なんかは、はるか遠くの129km先まで見渡せるスポットとなっており、カナダだけではなく、アメリカの街並みまで一望できる絶景スポットです。
最上階まではガラス張りの高速エレベーターで約52秒で到着し、それ自体もアトラクションのひとつのようですね。
レストランはかなりの人気スポットとなっているので、食事も楽しみたい人は必ず予約してから行くようにしましょう!
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ
ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズは、ナイアガラの滝の裏側へたどり着けるアトラクションです。
黄色いポンチョとビーチサンダルで外を歩いて向かいますが、その強風と水しぶきには、ほぼずぶ濡れになる覚悟をしておいた方がよいでしょう。
それでも「滝の裏に行く」といったウキウキ・ワクワク感が、常時多くの観光客を集めている絶対に見逃せないスポットです。
ナイアガラ スカイ ホイール
ナイアガラ スカイ ホイールは、カナダ側にあるアメリカ滝を正面に見ることができる観覧車です。
観覧車で1周する間に「ナイアガラ川」と「カナダ滝」を眺められる絶景スポットとなっています。
観覧車は、時間にすると30近く乗れることもありますから、絶景の眺めをいくつもシャッターに収められます。
混雑している時は乗っていられる時間が短く調整される可能性があるので注意しましょう。
ホースシューフォールズ
ホースシューフォールズは、3つのナイアガラの滝の中で最も大きいもので、カナダ滝とも呼ばれ、世界的に有名な絶景スポットです。
滝自体の大きさは、幅にして約790m、高さは57mで、その形状が馬蹄形をしていることから、その名が付けられました。
ホースシューフォールズは混雑が予想されるスポットなので、滝を眺めに行くには朝早くがおすすめです。
カナダ側から滝横のテーブルロックに向かい、激流から舞い上がる霧を感じ、日が当たると浮かび上がる虹を見つけましょう。
ホースシューフォールズまでのアクセスは公共機関でも簡単に向かえます。公共バス、乗り降り自由の観光バス、ケーブルカー等が便利です。
ナイアガラパークウェイ
ナイアガラ・パークウェイはナイアガラの滝に沿って続いている道路です。車道と歩道も併設されているので、ゆっくり歩きながらナイアガラの滝の風景を楽しめますよ。
ナイアガラ・パークウェイ途中にもいくつもの見どころがあります。
滝を北へ3~4キロ進むと、ワールプールという「川がほぼ直角に曲がるポイント」があり、川がダイナミックに流れる姿を間近に見られるでしょう。
また、現在のナイアガラの滝からさらに11kmほど下流へ向かって北上すると、ナイアガラの滝発祥の地を訪れることができます。
その位置から地層がだんだんと削られて現在のところまで浸食されてきたわけですね。
そしてナイアガラの滝発祥の地をさらに北上すると、ギネスにも登録されている世界最小の教会「リビング・ウォーター・ウェイサイド・チャペル」があります。
中は礼拝も可能で、大人が6人も入ったらすでにぎゅうぎゅうになりそうなスペースです。
ナイアガラの滝:ワールプール エアロカー
ナイアガラパークウェイのところでも触れましたが、川が直角に曲がり、そこにできるダイナミックな渦をゴンドラから見ることができるのがワールプールエアロカーです。
地上76mで揺れながら乗るゴンドラは昔から名物になっていて、滝を訪れた際には体験しておきたいひとつですね。
また、川の上を直接渡るので、その風景を絶賛です!シンプルな少人数のアトラクショが、意外と臨場感があり川の迫力を感じられそうです。
ナイアガラの滝を楽しむベストシーズンはいつ?
ナイアガラの滝は年間を通しての観光が可能です。そのため、年中無休で楽しむことができるスポットとなっています。
ただ、ハイシーズンはいつかというとやはり夏です。霧の乙女号の営業は4~10月、風の洞窟は5~10月、滝の夜のライトアップも5~9月となっています。
せっかくナイアガラの滝に行くなら、暖かく水量も増える夏おすすめの季節です。
しかし、冬に行くのも捨てたものではありません。11~1月には、ナイアガラパークウェイと地域一帯がライトアップするウインターフェスティバルがあります。
これが思いのほか盛り上がるので、こちらを体験したい人は冬に行くのもおすすめですよ!
また、マイナス20度にもなるとナイアガラの滝が凍るという滅多にない光景がお目にかかれます。
季節によって違う楽しみ方があるのがナイアガラの滝の良いところですね!
必携アイテムはこれ!
夏季にナイアガラの滝を訪れるなら、滝の近くに行く際は全身がびしょ濡れになることは想定しておいてください。
ポンチョは借りられますが、風が激しい時の防水としては不十分でしょう。よりしっかりめのレインコート、タオル、貴重品を水から守るビニール袋・防水装備は必要です。
また、12~2月の冬のナイアガラの滝は最高気温5度以下、最低気温もマイナス5度位は普通です。天候によっては体感温度がマイナス20度になることも珍しくありません。
ですので、冬場にナイアガラの滝を訪れる際には、ダウンジャケット、手袋、マフラー等のしっかりとした防寒着が必須です。
滝の周りが凍って滑りやすくなるので滑りにくい厚底のブーツもあったほうがよいでしょう。
ナイアガラの滝周辺での楽しみ方!
ナイアガラの滝を訪れたら、せっかくですから周辺の地域も楽しみましょう。
カナダ側のレインボーブリッジ近くには「クリフトン・ヒル」という繁華街があり、ここは、ホテル、レストラン、銀行、お土産屋等が集まるにぎやかな場所となっています。
カナダ側の「ナイアガラフォールズシティー」にあるカジノでは、観光旅行者たちがくつろぎながら賭けを楽しむことができます。
また、ナイアガラパークウェイ沿いには、果樹園やブドウ畑が広がっていて、30件近いワイナリーがあり、ナイアガラワイナリーの飲み比べができるツアーもあるほどです。
そのほかにも、観光化が進んだナイアガラの滝周辺には、多数のアミューズメントパークも備えられており、ナイアガラの滝以外にも十分に楽しめます!
アミューズメントパークで代表的な「マリンランド」では、イルカ・アザラシ・シャチなどのショーがあり、家族連れも飽きさせることはありません。
さらに、近年の新しい観光スポットでは、北米最大規模の温室があるというのも驚きです。花や木、そして数千匹の蝶が放たれていて熱帯雨林を完全に再現しています。
ナイアガラの滝を新婚旅行で訪れた際には、ナイアガラの観光局へ立ち寄ると、「新婚旅行証明書」をもらえます。
新婦には、無料のアトラクションクーポンがプレゼントされますから、多くが新婚旅行の記念となるでしょう。
せっかくナイアガラの滝に来たなら、滝を見ただけでは勿体ありません。周辺には、さまざまな楽しめる施設があるので、ぜひ体験してから帰ってくださいね!
泊まるならアメリカ側?カナダ側?おすすめはどっち?
「泊まるならアメリカ側?カナダ側?おすすめはどっち?」と言われると、どちらとは言い難いですね・・・。アメリカ側、カナダ側どちらのホテルにもそれぞれの魅力があります。
ただ、ホテルからナイアガラの滝を楽しみたいならカナダ側のホテルがおすすめです。
カナダ側のホテルにはナイアガラの滝が見える場所が多くあり、代表的なホテルには次のようなものがあります。
Radisson Hotel & Suites Fallsview(ラディソン ホテル&スイーツ フォールズビュー)
出典:エクスペディア
料金 | 1室1泊あたり 12,110円~ |
Wi-Fi | 無料Wi-Fi |
レストラン | 完備 |
ブール | 屋内プール |
フィットネス | 完備 |
Embassy Suites by Hilton Niagara Falls Fallsview(エンバシー スイーツ バイ ヒルトン ナイアガラ フォールズ フォールズビュー)
出典:エクスペディア
料金 | 1室1泊あたり 16,100円~ |
Wi-Fi | 各室 有線(有料)1日/14.95カナダドル(約1,200円) |
レストラン | 完備(朝食無料) |
ブール | 屋内プール 完備 |
フィットネス | なし |
Hilton Niagara Falls/Fallsview Hotel & Suites(ヒルトン ホテル アンド スイーツ ナイアガラ フォールズ)
出典:エクスペディア
料金 | 1室1泊あたり 15,637円~ |
Wi-Fi | 無料Wi-Fi 完備 |
レストラン | 完備 |
ブール | 屋内プール 完備 |
フィットネス | 完備 |
Marriott Niagara Falls Fallsview Hotel & Spa(マリオット ナイアガラ フォールス フォールスビュー ホテル & スパ)
出典:エクスペディア
料金 | 1室1泊あたり 26,139円~ |
Wi-Fi | 各室 有線(有料)1日/14.95カナダドル(約1、200円) |
レストラン | 完備(朝食無料) |
ブール | 屋内プール 完備 |
フィットネス | なし |
今、紹介したホテルはカナダ側にあるナイアガラの滝を一望できるホテルです。
ただ、ナイアガラの滝周辺にはまだまだ紹介しきれないくらいのホテルがあります。宿泊ホテルをお探しの人は「エクスペディア」を使って検索してみてくださいね。
まとめ
ナイアガラの滝は季節ごとの楽しみやアメリカ側とカナダ側で違った風景を楽しめる場所です。
そして大自然と絶景も融合していて、訪れる人を飽きさせることはないでしょう。
景色を眺めるだけでなく、さまざまなアトラクションも体験できるのはナイアガラの滝の魅力ですよね。
滝を見て、滝の音を聞いて、水しぶきを浴びて、そこの空気を吸って、全身で自然のパワーを感じられます。
ぜひ一度ナイアガラの滝を訪れて、さまざまな見逃せないスポット巡りを堪能してみてはいかがでしょうか。
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。