ビジネス論

10年働いても給料が上がらない人の打開策!会社に期待するな!

どうも!笑ってトラベルのなかじ(@nakajigundam)です。

僕はサラリーマン時代に月収20万円で生活をしていました。交通費込み、社会保険なし、残業代なしという状態です。

正直今思えばぞっとします。なぜならそのままサラリーマンを続けていれば今でも月収20万で生活していたからです。数年働きましたが給料が上がることはありませんでした。

僕に相談や質問をしてくれる人の中に「給料が上がらなくて不安だ」と言っている人がけっこういらっしゃいます。

10年以上同じ会社で働いても基本給がほとんど変わらず、手当が無ければ手取り額はずっと同じだったと言っている人もいます。

一生懸命働いているのに給料が変わらないのって嫌ですよね。そこで今回は10年働いても給料が上がらない人へ打開策をお伝えします。

ずっと給料が上がらず落ち込んでいるサラリーマンの方はぜひ最後までご覧ください。

10年働いても給料が上がらない理由

10年働いても給料が上がらない理由は主に5つあります。この5つの理由どれか一つでも該当していれば給料が上がらないのも納得がいきます。

  • 年功序列があるから
  • リスクが無いから
  • 税金がまともに取られるから
  • 会社が儲かっていないから
  • 評価されていないから

これから詳しく説明しますので、給料に不満を持っている人は自分の現状も踏まえて確認してください。

年功序列があるから

日本の企業はほとんどが終身雇用を採用しており年功序列が当たり前になっています。

年功序列の場合は能力関係なく年齢が上であればあるほど給料が良くなるシステムです。役職につけば年収1,000万以上になる人もいます。

逆に言えば役職に就くまで大きく跳ね上がることはありません。現在20代、30代の人は上がったと感じている人は少ないです。多くの人は40代以上にならないと役職に就けないのです。

しかも全ての人がその立場にいけません。出世競争に負けると40代以上になってからは給料が全く上がらなくなります。

年功序列が当たり前になっている企業に勤めている方は部長などの役職に就かない限り、いくら優秀でも変わりません。だから10年働いても給料が変わらないと感じるのです。

リスクが無いから

サラリーマンは法律により守られています。会社側もよほどの理由が無い限り社員をクビにすることはできません。その代わりに給料が低いのです。

会社の中にはいろいろな人が働いています。全く仕事をしない人もいます。会社は全く仕事をしない人でも雇っている以上は給料を払わなければなりません。そのため給料の額を少なく設定しています。

仮にあなたが数百万円の仕事を受注した場合、フリーであれば利益は全部あなたのものですがサラリーマンは会社のものになるのであなたのものになりません。あなたの給料にも、働かない人の給料にもなります。

自分の頑張りが給料に反映されないと感じるのであればそれはサラリーマンだからです。サラリーマンでいるうちは給料が上がったと感じる場面は少なくなります。

税金がまともに取られるから

サラリーマンはまともに税金を取られます。仮に昇給したとしてもその分税金も増えるので、手取り金額を見れば給料が上がったと感じづらいのです。

自分で経営すれば税金は経費などで調整することができます。しかしサラリーマンの場合は経費などの処理は会社がおこなうので自分で調整をすることができません。源泉徴収という形で年収に応じて税金が引かれます。

昇給が数千円だった場合、保険料や年金、所得税に住民税など毎月引かれる金額も上がるので、結果的に手元に残るお金は少なくなってしまうのです。

会社が儲かっていないから

会社が儲かっていないから給料が上がらない可能性があります。あなたの給料を決めるのは会社なので、必然的に会社が儲かっていなければ給料が上がることもありません。

ここで重要なのは会社の利益です。日本企業は売上を見て会社の良し悪しを判断しがちなので、一見売上が伸びて好調に見えても、実は利益が無く経営が悪化している会社もあります。

無理な設備投資や価格競争により利益率は悪化します。すると社員の給料を払うこと自体が負担になります。だから給料を上げられない会社も世の中には存在します。

法律で決まっているわけでもないので会社は昇給させなくても責められることはありません。給料が上がらない理由の一つに、会社の業績が怪しい可能性もあるのです。

評価されていないから

あなたが会社から評価されていないので給料が上がらないこともあります。これは誰があなたを評価しているかも重要になってきます。

もちろんあなたの努力が足りない可能性もありますし、会社があなたに求めている仕事ぶりが高すぎる可能性もあります。また、評価する人間のさじ加減で低くなっていることも考えられます。

サラリーマンの場合、仕事ができなくても上司のご機嫌取りが上手くて出世する人もいます。上司との関係が悪ければ給料が上がらない可能性も考えられるんです。

もし給料が上がらないなと感じたら、今の上司との関係は良好かどうか思い返してください。

給料を上げたいなら副業を始める

サラリーマンの状態で給料を上げるのはとても難しいことです。そこで僕は副業をすることをおすすめします。副業であれば月5万円以上を稼ぐのはさほど難しくありません。

給料が上がらない理由を5つあげましたが、そもそも給料の額は会社が決めているので爆発的に上がることはほぼありません。サラリーマンである以上大きく変わることはないでしょう。

その点副業であればスキマ時間や仕事後の数時間で月5万円以上稼げるようになるのは簡単です。もちろん努力は必要ですが、続けていけば本業の収入を追い越すことも夢ではありません。

実際に僕はサラリーマン時代に月10万円の副収入があったおかげで生活に困ることはありませんでしたし、気持ちも常に余裕がありました。最終的には独立することもできたんです。

給料を上げたいのは「収入を増やしたい」からですよね。であればサラリーマンで頑張るより副業で副収入を得ようとする方が簡単で速いです。

副業でスキルを身につけ起業を目指せ

これから副業をするのであれば、スキルが身につけられる仕事を選んでください。そしてスキルを身につけるなら起業を目指しましょう。

するしないは別にして起業を目指せばスキルは確実に身に付きます。起業を目指して身につけたスキルは今後何があってもやっていける自信に繋がります。

これから日本企業もジョブ型雇用が当たり前になります。その時に起業できるほどのスキルがあれば採用される確率は高いですし、そもそも会社に勤めなくても起業しちゃえばいいです。

そうすれば何があっても動じることはありません。なので起業を目指して副業をしましょう。

追伸

副業を解禁し始めている会社は少しずつ増えています。とはいえいまだに副業を禁止している会社は少なくありません。

「会社で副業が禁止されているからできない」と言っている人もたくさんいますが、僕はそれでも副業した方がいいと思います。

今勤めている会社が10年後生き残るかどうかなんて誰にもわかりません。いきなり倒産してしまえば路頭に迷うのはあなたです。誰も助けてくれません。

だから今のうちに始めちゃいましょう。早く始めてスキルと実績を積めば必ず将来楽になります。確定申告でも会社にバレずにできるのでその辺は問題ありません。

会社に期待するのはやめて、自分に期待していきましょう!