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ホーリー祭り!インドで行われる危険なカラフルな粉かけ祭りの全貌

ホーリー祭 アイキャッチ

インドには、ホーリー祭と言う危険で楽しいお祭りがあります。この祭りは、1年に1回しかないため子供から大人までホーリー祭を楽しみにしています。

ホーリー祭は、色かけ祭とも呼ばれています。文字通り街中で色をかけあう明るく楽しいエキサイトする祭りです。

ホーリー祭を聞いたことがない方が多いのではないでしょうか。インドで行われるホーリー祭をご紹介します。

この記事を見れば、ホーリー祭がどれだけ楽しいお祭りかがわかると思います。そして、ホーリー祭に参加したくなるはずです。

ホーリー祭りとは

ホーリーとは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭りです。春の訪れを祝い、誰かれ構わずに色粉を塗りあったり、色水を掛け合ったりしてお祝いします。祭りの開催は、インド暦第11月の満月の日で、現在の暦(太陽暦)では3月ごろです。

インド人や観光客問わず街にいる人であれば、問答無用で色粉や色水をかけ合います!

日本でこんなことしたら逮捕されますよね(笑)さすがインド!言わんばかりの祭りが毎年開催されているのです。

ちなみに、インドの方はこのお祭りが大好きです。お祭りが近づくと、至るところで色粉や水鉄砲を売る出店が現れます。お祭りが待ち遠しいみたいです。そのため参加する人々は、数日前からこぞって当日の準備をします。

お祭りの、開始時間は8時から開始です。開始したと同時に、四方八方から、色粉や色水が飛んできて、開始数分後には、全身カラフルになっています。地肌が何色かわからないですよね(笑)

あなたも日本では決して味わえないようなこのお祭りに一度は参加してみましょう。

ホーリー祭の起源・歴史は?なんでかけるの?

ホーリー祭は、もともと豊作祈願の祭りでした。その後、悪魔払いなどの儀式が混ざって、現在みられる形になったそうです。

ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承と言われています。(カシミールは、インド北部とパキスタン北東部の国境付近にひろがる山岳地域)

この日に人家に押し入ってくる悪鬼ピシャーチャ(インド神話における鬼神の1種)を、追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされています。日本で言う、節分に近いです。

さすがに、日本では鬼を払うために、泥や汚物を投げないですよね。家の前が汚れて掃除が大変になります!

色にも意味があり「黄色は糞尿、赤は血肉、緑は田畑」を象徴すると言われています。収穫を祈願する緑は良いが、赤や黄色は、血肉と糞尿なので、本物ではありませんが気持ち的にあまりかけられたくないですね(笑)

ホーリー祭りはインド人のうさばらしの祭り!

ホーリー祭は、日々のうさばらしのお祭りです。普段は、階級があり上下関係の縛りがあります。身分が下のものは、身分が上の人に逆らえないのがインドでは鉄則です。

日本で言う、上司と部下の関係のようなものです。社長や上司には、嫌でも逆らえないですよね(笑)

しかしこの日は、誰もが完全に解放され「無礼講万歳!」と言わんばかりに誰もが騒ぎ狂うんです!

日本人も無礼講で嫌な上司に色粉をかけられるイベントが欲しいですよね!ただ、日本でやると怒られて出世できなくなってしまうので、やめておきましょう。

言わなくても画像の笑顔を見てもらえばわかりますが、ホーリー祭はインドの人々にとって特別な祭りです。

ホーリー祭で使われる色水と色粉の特徴や原料

ホーリー祭りホーリー祭で使用される色粉の原料は「ハナモツヤクノキ」と言う花です。その花を、天日干しして粉末にしたものを使います。

近年では「グラール」と呼ばれる化学染料粉が使用されます。グラールにより、様々な色粉が生まれました。そのおかげで、色鮮やかなホーリー祭になってきています。

いろんな色があるのは、テンションが上がりますよね!旅行者でも気軽に参加できるので思い出作りには最適です。

ホーリー祭の開催会場・開催日

ホーリー祭は、楽しいお祭りです。しかし、ホーリー祭が、行われる場所や開催日を知りませんよね。

ホーリー祭の、開催会場や開催日をお伝えします。ホーリー祭を楽しみましょう。

開催会場

ヒンドゥー教徒が一定数いる国は、どこでも行われます。主に「インド、ネパール。スリランカ、インドネシア」で行われます。規模が大きいのはインドです。

バラナシと言うところは、ホーリー祭がインドで1番激しいです。せっかく、祭りに参加するなら、盛り上がるところへ行きたいですよね。

お祭りを、最大限に楽しみたい方はヒンドュー教の聖地に行きましょう。危険で楽しいお祭りを、堪能できることでしょう。

開催日はいつ?

ホーリー祭は、インド暦第11月の満月の日で、現在の暦(太陽暦)では3月ごろで、年によって開催される日は変動します。

ホーリー祭が、始まる前から街はお祭りムードです。過去の開催日は、2016年は3月24日、2017年は3月13日が行われました。

ホーリー祭で準備するもの

ホーリー祭は、外に出れば確実に汚れます。お祭りには、出張の方や旅行の方関係なく色粉が飛んできます。

それを守るための、防具が必要です。ホーリー祭を楽しむために、準備するものをお伝えします。

ゴーグル

ゴーグル

ゴーグルは、必須アイテムです。お祭りは、必ず色粉や色水が飛んできたり、かけられたりします。目に、色粉や色水が入ると痛いです。

仮に、目に入って痛がっても、攻撃が止むことはありません。目に入るのを防ぐためにゴーグルを着用しましょう。

ホーリー祭に参加する方は、日本で購入しておきましょう。

水鉄砲とカラーパウダー

水鉄砲

水鉄砲とカラーパウダーは、現地で手に入るアイテムです。これが無ければ、攻撃を受けるのみになり楽しくありません。ホーリー祭は、かけられるよりかけた方が面白いですよ!

水鉄砲とカラーパウダーがあればどの方でも、ホーリー祭を楽しむことができます。ホーリー祭を楽しむためにも準備しましょう。

汚れても良い服装・靴

服装

服装は、必ず汚れても良い服か捨てても良い服にしましょう。お気に入りの服で外にでたら、その服はもう着れなくなります。

そのため、ホーリー祭のときは、汚れても良い服や捨てても良い服にしましょう。また、下着や靴、バックなども同様に汚れても良いものや捨てても良いものの用意が必要です。

服や靴などが、気になっては祭りを楽しめませんよね!祭りを楽しむためにも事前の戦闘準備が大事です。

ホーリー祭が危険って本当?

ホーリー祭が、危険と言われています。ホーリー祭は、年齢や階級も関係なく楽しむ祭りです。

階級が下の人々は、日頃のうっぷんを一気に爆発させることができる特別な日だからです。楽しいはずの祭りが危険なのは考えられませんよね。ホーリー祭が、どのように危険なのかお伝えします。

お酒が解禁される

ヒンドゥー教は、お酒が禁止されています。お酒が好きな方には、拷問のような教えがヒンドゥー教にはあります。

しかし、例外があります。それは、ホーリー祭です。ホーリー祭の時は、お酒が解禁されます。

普段飲めないので、ホーリー祭のときはお酒に溺れるくらい飲みます。酔った方が、たくさんでます。朝なのに酔いつぶれている方も出るくらいです。その酔った方があばれるから、危険と言われています。

色粉だけではなくうんこや石が飛んでくる

バラナシと言うところは、ヒンドゥー教の聖地です。ホーリー祭もインドで1番激しいと言われています。

過去のホーリー祭で、カラーパウダーではなく「小石や牛のウンコ」を投げつけられたこともあります。また、過去には死者が出たりもしたみたいです。

ホーリー祭りはどんな感じか紹介!

ホーリー祭の内容についてお伝えしましたが、色粉をかけ合うと言われても、イメージできない方もいますよね。

ホーリー祭がどんな感じで行われているかご紹介します。

女の子のビフォーアフター

大人から子供まで楽しめるホーリー祭です。日本では、味わえない楽しさがホーリー祭にはあります。全身にこのように色をかけられることは、日本では滅多に味わえませんよね。

Twitterのコメントでもわかりますが、みんなお祭りを楽しんでいます。全身に色が付いても笑顔で、祭りの楽しさが伝わってきます。

祭りに参加するときの心得

お祭りは、どの国でも楽しいものです。インドのホーリー祭にも、参加したいですよね。ホーリー祭に参加するには、いくつか心得があります。

心得を理解し、ホーリー祭を最大限に楽しみましょう。

観光客にも容赦なし!

ホーリー祭は、外にいるだけで強制参加です。それが、観光客だろうと関係ありません。この日は、誰もが無礼講です。

汚れたくない方は、外に出ないのが正解です!汚れて怒っても誰も相手にしてくれません。汚れたくない方はホテルから出ないほうが良いです。ホテルのスタッフも忠告するくらい、激しい祭りなのです。

ホテルまではタクシーなどを使うなど、色粉をかけられないようにしましょう。

数日は粉の色が落ちないので注意!

ホーリー祭り

色粉や色水は、数日色が落ちません。服や靴は、捨てても良いものが必要です。また、下着やバックも同様に色が落ちないので、捨てても問題ないものを用意しましょう。

カメラや腕時計は、かけられたら壊れてしまいますよね。機械類は、十分に注意が必要です。顔についた色も、数日は消えないのでその点は覚悟してお祭りに参加してください。

危険だけど楽しい祭り!一度は経験してみよう

豊作祈願のお祭りだったといわれるこのホーリー祭りが今では、色粉や色水を人に向けて投げたり、かけたりして日々のうさばらしをする日です。

祭りの日は、基本的に無礼講なので、何でもありの世界です。お酒も解禁されるので、酔った方がたくさんいます。その方があばれたり、痴漢したりなどする方がいるので危険です。

ホーリー祭は、外にいる方は、全員がターゲットになります。誰構わずに色水の入ったビニール袋を投げつけるし、バケツでかけてくる方もいます。それだけ聞くと、何やら陽気で楽しい祭りに思えますよね!

危険だけど楽しい祭りのホーリー祭を、自分の肌で体験するのも良い経験になります。1度は、経験したほうが良い祭りの1つです。ぜひ参加してみてください。

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