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オーパーツの秘密を解き明かせ!世界にあるオーパーツ35選を紹介!

オーパーツ アイキャッチ

地球上には未だ科学では解明されていない謎・不思議といわれる数多くの現象がありますよね。

「いったいなぜここにこんなものが?」という、人間の脳みそではなかなか理解できない物体の数々、それらがオーパーツと呼ばれています。

今回は、そんな世界中のオーパーツを徹底的に紹介していきます!それでは、世界の謎として有名な「オーパーツ」について見ていきましょう。

オーパーツってなに?

オーパーツとは、それが発見された場所や推定される時代の文明には明らかにそぐわず、「なぜ出現したのかの説明がつかない出土品」の総称です。

また、オーパーツは英字では「OOPARTS」と表示されますが、場違いな人工的物体 「out of place artifact」から生まれた造語となっています。

オーパーツの由来

  • 現代科学では解明されない
  • 誰が何のためにどうやって作ったのかが不明
  • なぜその時代にそのようなものがあったのかが不明

このように、オーパーツとは謎が多いものとして世界中の人々の興味や好奇心を集めていますよ。

オーパーツってどうやってできたの?

それぞれのオーパーツがいったいどうやってできたのかは謎に包まれていますが、年々オーパーツに関する研究は大きく進んでいます。

ほんの数年前ではまったく意味不明だったことも、徐々にその意味が明らかになってきていることも増えてきていますし、逆に謎がより深まっているものあるのは事実ですね。

それではここから、世界にある35個のオーパーツを紹介していきます。どれも人間の想像の域を超えたものばかりですよ。

イースター島のモアイ像

モアイ像

モアイ像があるのは、南米のチリからおよそ3,700キロも離れた絶海の孤島であるイースター島です。その像は1000体にも及び、最も大きな像では20mを超えるのもあるとのことです。

20メートルと言うと、7階建てのマンションと同じ大きさなので、こんな大きなものがあるのは驚きですね。

また、みなさん良く知る顔だけのモアイ像…。実は時間の経過とともに地中に埋まってしまったものって知ってましたか?(笑)

モアイ像

最近では、その製作過程や運搬方法も解明されつつあり、人間の手によってもモアイ像を造ることは可能であるという説も出てきています。

ただ、モアイ像を造った目的は、一体なんだったのでしょうか?

それは、イースター島の各地域の首長を祀る墓ではなかったかという説が有力となっています。

モアイ像付近からは、首長と思われる頭蓋骨も発掘されており、モアイ像の体には、異様に長い爪の手が彫られています。

このことから首長が自分の世話をすべて部下にやらせ、本人は爪を伸ばしっぱなしにしても生活上困らないことを表しているともいわれています。

モアイ像は、首長の権力を表しているものでもあるのでしょう。

しかしこれらはすべて仮説であり、かつての古代に地球外知的生命体、いわゆる宇宙人がイースター島を訪れて、何らかの目的で造ったということを否定はできません。

水晶髑髏

水晶髑髏

水晶髑髏は、水晶で作られている頭蓋骨のドクロ模型です。

これまでに水晶髑髏は数十個も出土されており、その歴史はアステカ文明、マヤ文明、インカ文明にあたるとされています。

当時の科学技術の水準を考えても、実物大で非常に細部まで精巧に作られていることが未だに謎であり、オーパーツの中でも最も代表的なものとして有名です

その中でも最も有名なものは、1927年にイギリスの探検家のミッッチェル・ヘッジスがルバアントゥン遺跡で発掘したもので、「ヘッジス・スカル」と呼ばれています。

このヘッジス・スカルはひとつの水晶を髑髏の形状に加工したものであり、どのような器具をしようしたのかも不明です。

現代技術を使って再現しようと思っても、「300年以上かかるのでは…」と考えられているそうですよ。

また、他にも水晶髑髏には以下のような特徴がみられます。

水晶髑髏の特徴

  • 髑髏から顔を復元させると古代マヤ人の顔付きになる
  • 道具で加工した形跡が見つからない
  • 下方向から光を当てた場合、目の部分に光が集中する
  • 太陽光に当たると7つの虹色に光る
  • ロウソクの炎を近づけると紫色に光る

水晶髑髏にはアメリカ先住民に伝わる伝説があり、それは世界中から13個の水晶髑髏を集まった時に「人類の起源・運命・未来を知ることができる」というものです。

近い将来にはこの13個が集められ、人類は大いなる英知を手にして地球が救われるともいわれています。

コスタリカの石球

コスタリカの石球

1930年初期に、コスタリカの密林で200個以上の石の球体が発見されたのが、コスタリカの石球と言われています

写真のようなきれいな球体をしており、その大きさはというと、小さいものは直径2㎝、大きいものになると、直径2m以上もあるそうですよ。

コスタリカの石球は、古代の西暦300~800年(今から約1700~1200年前)のディキス石器文化のものだというのが有力説ですが、現地にそれにまつわる伝説等は残っていないようです。

また石球の配置を考えた際、「星座などの天体と同じなのでは…」と噂されたこともありましたが、石球の持ち出しや破壊が行われたこともあり、それ以上の確証は得られないままのようです。

現在は、盗難や破壊されないように法律で厳しく管理されています。安心ですね。

いずれにせよ、この石球を造った目的は明らかにはなっておらず、謎と不思議は深まるばかりのオーパーツです。

ピーリー・レイースの地図

ピーリー・レイースの地図

ピーリー・レイースの地図は、1929年にトルコのイスタンブールにある博物館の倉庫で発見され、製作されたのは1513年という世界地図です。

オスマン帝国の軍人「ピーリー・レイース提督」が製作者であるため、ピーリー・レイスの地図と呼ばれます。

ピーリー・レイース提督

出典:Wikipedia(ピーリー・レイース提督)

また、この地図は右半分が失われてしまっており、現在では大西洋を中心に描いた左半分しか残っていません。

この地図の謎は、地図が製作された1513年当時には未発見であった南極大陸がすでに描かれていることでした。

ちなみに、南極大陸が発見されたのは1818年、地図化に成功したのが1920年と言われています。ピーリー・レイースの地図が描かれたときよりも、400年もあとのことなんですよ…。不思議ですね…(笑)

それをどのようにしてピーリー・レイスが知ることができたのかが不思議であり、オーパーツとして扱われている理由でもあります。

しかし、地図の南極大陸部分に蛇の絵が描かれていたり、「灼熱の砂漠」という文字の記載があったりしたため、南アメリカ大陸を指しているのではないかとの説もあります。

デリーの鉄柱

デリーの鉄柱

デリーの鉄柱とは、インドのデリーの世界遺産クトゥブ・ミナール内にある錆びない鉄柱のことです。

この鉄柱の直径は44cm、高さ7m、地中部分には2mも埋まっており、その重量は10トンもあります。またデリーの鉄柱の成分は「99.7%という高純度の鉄」で作られているそうですよ。

この鉄柱が建てられたのは紀元415年頃と言われており、それ以来1500年近く錆びないままで立っています。柱はもちろん建物内にあるわけではなく、雨風に晒されながら地面に立っています。

高純度の鉄であっても錆びない期間は50年くらいと言われていますから、デリーの鉄柱が1500年以上錆びずにあることは、不思議であり驚きですね。

鉄柱が錆びない理由としては、不純物のリンが加工の際に表面にコーティングされたせいではないかという点と、現地の人が体に日焼け止めとしての油を塗っていたため、その人たちが触ることで錆びにくくなったのではないかという点です。

現在では、インドの人気観光スポットになっていますよ。ただ、さすがに地下に埋まっている部分では、腐食がみられるという話もありますね。

なんとか倒れることなく、このまま立ち続けてほしいものです。

アンティキティラ島の機械

アンティキティラ島の機械

アンティキティラ島の機械は、1901年にエーゲ海の沈没船から発見された、紀元前150年の古代ギリシャで作られたと考えられる天体観測のための青銅製の歯車式機械です。

ただ、このレベルの機械が世間一般的に製造されるようになったのは、ここから1000年も後のことでした。

また、この機械を復元したところ1年中365日の天体の観測が可能であり、うるう年も正しく計測できまるほど精密に設計されているようです。

アンティキティラ島の機械 復元後(復元後のアンティキティラ島の機械)

アンティキティラ島の機械が発見されてから約50年間は、この機械が単なる天体観測儀の模型だけのものだと考えられていました。

しかしその後、研究者たちはこの機械の天文学におけるあまりにすぐれた正確性に、モナリザの価値を超える発明品だと述べています。

それは、人類最古のアナログコンピューターともいわれるほどです。

その性能としては、驚異の精度で時間の流れと天体の動きを把握しており、3種類あるカレンダーで日数を計算し、オリンピックの時期が来たことを知るための目盛りも刻まれていたそうです。

内部には、30個以上の精巧な青銅製のギアがあり、何千もの歯がある歯車がいくつも見つかっています。

宇宙の惑星や恒星を表すマークが地球の位置を基準にして書かれていたり、月を表す小さな球が軸上で回転し、月の満ち欠けを表すために黒と白で塗られていたりもしています。

この機械の発見により、古代ギリシャの文明が滅亡する以前には、科学技術は現代に非常に近いところまで発展していたと研究者たちは考えたそうです。

古代ギリシャ文明が想像を超えた技術を持っていたことは、どうあがいても否定できませんね。

恐竜土偶

恐竜土偶

恐竜土偶とは1945年以降、7年間で32000体も発見されている恐竜型の土偶です。研究者によると、土偶が造られたのは紀元前1000年から紀元前4000年だそうです。

恐竜は、今から約6500万年前に絶滅したと一般的には言われており、当時の人達が恐竜の存在を知るわけはありません。

そのため、「なぜ恐竜を知っていたのか…?」と恐竜土偶は多くの謎に包まれています。

また、土偶の種類によっては恐竜の絵が描かれていたり、馬のように恐竜に人がまたがっていたりするものもあり、まるで人間と恐竜が共存していたようなものまで見つかっているようです。

その他にも、恐竜の成長記録のようなものまで発見されており、「本当に恐竜と人間は共存していたのでは?」と思うようなものばかりですね。

恐竜土偶の中には捏造を疑われたものもありますが、1968年に放射線炭素法という方法で土偶の製造年代の測定をしたところ、調査した土偶の平均製造年代は紀元前2427年という結果を得る事となりました。

恐竜土偶は、現在でも未解決のオーパーツとして調査が進められているようです。

ヴィマナ

ヴィマナ

ヴィマナとは、古代インドのヒンドゥー教の古典に登場する空飛ぶ乗り物のことです。

燃料は火と水だけで、世界中はもちろん宇宙までも飛ぶことができ、いくつかの形状のヴィマナが存在したといわれています。

ヴィマナは用途別に、ロケット、レーダー探知、カモフラージュ、気象観測、戦闘機など、数十種類のものがあり、熱吸収力にすぐれた金属でできていたと記されています。

そのため、「ヴィマナは古代インドにおける戦闘兵器だったのではないか…」と考えられているようですね。

また、それを裏付ける記述も古典の中に記されており、この時代に核を扱っていたのではないかとも予想されているようです。

2010年には、アメリカ軍兵士がアフガニスタンでヴィマナらしきものを発見したと噂されましたが、その後ヴィマナを見た8人のアメリカ兵は行方不明となり、ヴィマナに関する情報は闇に葬られてしまいました。

今後、仮にヴィマナを発見することがあっても、真相にたどり着く前に何らかの力で排除されてしまうのではないでしょうか…。

トルコの古代ロケット

トルコの古代ロケット

トルコの古代ロケットとは、1975年にイスタンブルのトプラッカレで発掘されたロケットの形をした石の彫刻です。

大きさは30cmほどあり、明らかにロケットの機体のデザインがしっかりと彫り込まれています。

また、調査の結果この古代ロケットは3000年以上前の遺物だとわかりました。しかし、まずその時代にロケットが存在していたはずはありませんよね…(笑)

スペースシャトルが初めて飛行したのは、1981年。また、人が初めて有人宇宙飛行したのは、1961年4月とされています。

しかし、見れば見るほどスペースシャトルにそっくりな彫刻です。

後方には排気筒もあり、コックピットには宇宙を着ているとしか思えないパイロットが彫られています。

この古代ロケットが造られた目的や起源は未だ謎に包まれており、当時のトルコが崇拝していたハルディ神をまつるために造られたのではという説もあります。

バグダッド電池

バグダット電池

バグダッド電池は、1936年にイラクの首都バグダッドで掘り出された陶製の壺です。

ドイツ人研究者「ヴィルヘルム・ケーニヒ」が「これは、紀元前250年頃のパルティア時代の電池ではないか…!」と発表したことにより世界で知られるようになりました。

直径は5cm、高さは14cmほどの小さい壺で、その中には鉄の棒や銅の筒が固定されていました。開口部はアスファルトで蓋をされており、また液体が入っていたとされる痕跡も見つかっています。

調べたところ、この壺の中の構造は、現在の電池と基本的に同じ構造をしていたようです。

研究者達はバグダット電池のレプリカを作り、電気が発生するか調べたところ、微弱ながらも2ボルトほどの電流が発生することがわかったそうです。驚きですね…(笑)。

また、呪文なのか説明書なのか、文字が書かれている壺も同時に発見されており、このことからバグダッド電池は、電気治療や何らかの儀式に使用されていたのではないかとも議論されています。

アッシリアの水晶レンズ

アッシリアの水晶レンズ

アッシリアの水晶レンズは、最古のレンズとして1853年に見つかりました。

これは紀元前7世紀の古代アッシリアの墓から発掘されており、現在のレンズの登場より約1000年前に存在していたことになります。

このレンズの形は、ほぼ円形をしており「長さ4.2cm」「幅3.45cm」中心部の一番厚い部分が「0.64cm」でした。また、ものを見る際の焦点の距離は「12cm」です。

もちろんレンズですから本などの上に置けば、文字を拡大して見られます。

レンズの専門家によると、「世界最古のレンズであり、意図的に造られたものだろう。」といわれています。

ただ、その時代にレンズが造られたとは考えにくく、謎が多いオーパーツとされています。

ピラミッド・アイ・タブレット

ピラミッドアイタブレッド

ピラミッド・アイ・タブレットは、高さ約27cmのピラミッドの立体形をした石のオーパーツです。

その頂点にはひとつ目が描かれており、そこから下には13段に石が積み重なったような模様が刻まれています。

また、底面にはオリオン座が記してあるのもあれば、「創造主の息子がやってくる」とサンスクリット語で記述されているものもあるそうです。

その他にも、ブラックライトを当てると目の部分が発光するといわれており、同時に出土された他の遺物からも同じ反応が見られています。

現在ピラミッドアイ・タブレットは個人の持ち物となってしまっているため、残念ながらそれ以上の調査は行われていません。

黄金ブルドーザー

黄金ブルドーザ

黄金ブルドーザーは、中央アメリカのパナマ南部の太平洋岸、コクレ地方で発見された黄金で造られた細工です。

全長約20cmの大きさで、背中部分には大きなエメラルドが埋め込まれています。

形としては、口を開けたジャガーかワニのような顔をしていますが、尾の部分には歯車のようなものが付いており、半動物や半機械というイメージのものとなっています。

研究者はその形状から、古代のブルドーザー的な存在のものではないかと見立てました。

前足の部分はシャベル、口の部分は歯の形をしたバケット、胴回りの飾りはキャタピラ、足の関節は緩衝剤的な役割をしていると見立てました。

コクレ文明やそこと交流のあったマヤ文明は、マヤの密林を開拓して発達しており、伐採技術が進んでいたため、このブルドーザーの存在の可能性は十分にあるといわれています。

黄金スペースシャトル、ジェット

黄金ジェット

黄金スペースシャトル(黄金ジェット)は、南米のコロンビアにある古代遺跡から出土された、黄金細工のことです。

形が現代の「スペースシャルシャトル」や「ジェト機」に似てることから、黄金シャトルや黄金ジェットと呼ばれている世界的に有名なオーパーツです。

この黄金スペースシャトルが造られたのは、紀元500~800年時代のプレ・インカ文明のものと考えられています。

黄金スペースシャトルは文字通り黄金で造られており、幅5cm、高さ1cmほどの小さなもので、アクセサリーやペンダントとしてとして使用されていたようです。

発見当初は昆虫や鳥を模倣したものだといわれていましたが、三角形の翼と垂直尾翼がはっきりとあるため生物とは考えにくいと判断され、研究者により飛行機をモデルにしたという仮説が生まれます。

後には、航空力学に非常にかなっている形をしていることが解明されました。現代のスペースシャトルを知る人から見れば、一目瞭然で飛行機そのものだと考えるでしょう。

はるか古代の南米の文明にはすでに飛行機が存在していたのでしょうか…。ナスカの地上絵にも非常に似た特徴の描写があり、それとの関連も調査が続けられています。

ネブラ・ディスク

ネブラ・ディスク

ネブラ・ディスクは、3600年前に造られた人類最古の天体観測用の円盤です。

1999年にドイツ中央部のネブラで発見されました。円盤には青銅と金をあしらった装飾が施されています。

その装飾とは、三日月模様やプレアデス星団かと思われる7つの星模様であり、これによって太陰暦による季節のズレを把握していたといわれています。

その他にも、日没の方角や夏至・冬至の太陽位置を知ることにも用いられていたようですね。

直径は約32cm、重さは約2kg、厚さは中央が厚く外へいくほど薄くなり、4.5~1.5mmほどとなっています。

これを見れば偶然の産物ではなく、当時の文明が生み出したシンプルで高度な天文ツールであることがわかりますね。

南アフリカの金属球

南アフリカの金属球

南アフリカの金属球とは、南アフリカの鉱山採掘場から発見されたただの金属の球です。

その用途は不明で、ほとんどが1~10cmの楕円形をしており、真横に平行線が3本並んでいるものもあるそうです。

しかし、このただの球体がなぜオーパーツと呼ばれているのか不思議に思う方もいますよね。

この金属球がオーパーツと言われている理由は、この金属球が約30億年も前のものだと研究結果で明らかになっているからです。

最古の人類が誕生したのは、370~100万年前とされていますから、人類誕生よりもはるか前に出来たものということになりますね。

これが人の手によって造られたものであれば、30億年前には人類がいたと言うことになってしまいます。

そのため、発見当初は「宇宙の知的生命体が地球に降り立って置いて行った」という説があげられていました。

ただ近年、南アフリカの金属球は火山が噴出した際に自然発生することが明らかになりました。火山灰などが時間の経過とともに沈殿、凝縮してこのような金属球を形成することがあるそうです。

それが完成するまでの期間も約30億年と推定されるため、南アフリカの金属球もそれでできたものではないかとの説が有力になっています。

人の手で造られたものではないにしろ、30憶年も前のものが残っているのは驚きですね。

古代の鉄製ハンマー

古代ハンマー

古代の鉄製ハンマーは「ロンドン遺物」といわれるハンマーの化石です。

アメリカのテキサス州で見つけられたハンマーですが、なぜハンマーが話題になったかというと、ハンマーが見つかった地層が5億年前のものだと推定されたからです。

また、このハンマーの化石の研究が続き、このハンマーには約2%の塩素が含まれていることが判明しました。

現在の加工技術でも塩素を含んだ合金は作ることは不可能なため、現段階ではオーパーツといわれているようです。

ただその後の調査では、地層の奥深くから掘り起こしたことの信ぴょう性が乏しく、塩素が含まれていることの意味も、自然界の化学反応であり得ることがわかってきました。

オーパーツともいわれながら、そうではない部分が判明してきている例のひとつです。

カンブリア紀の金属ボルト

カンブリア紀の金属ボルト

カンブリア紀の金属ボルトは、1997年にロシアで太古の地層から出土しました。

その地層が15億年前のカンブリア紀のものであったことから、この金属ボルトがオーパーツであるといわれるようになります。

15億年も前のカンブリア紀には、地球はほとんどが海に覆われていました。そのため、地上の生物はほぼ生息していなかったと知られています。

そして、このボルトは数トンの力を加えてもそれに耐え、X線で内部を見ると、中にはさらに小さなボルトがいくつも内蔵されていたとのことです。

謎が多いことから、研究者達の間では「このボルトはカンブリア紀に地球にやって来た宇宙船の部品だ!」という噂もでていますよ。

超常現象や超能力研究にも国家が取り組んでいるロシアが調査しているボルトだけに、UFOの部品だと解明される日も近いのかもしれません。

聖徳太子の地球儀

聖徳太子の地球儀

聖徳太子の地球儀は、ソフトボールほどの大きさで、凸面が陸地、凹面が海を表している漆喰でできた地球儀です。

兵庫県太子町の斑鳩寺は聖徳太子開基といわれ、そこに伝わる地球儀の表面にはユーラシア大陸・アメリカ大陸・南極大陸・ムー大陸までが正確に描かれています。

しかし聖徳太子は1400年前の人であり、当時の日本には地球が丸いという考えなど微塵もなかった時代です。

当時なぜこの地球儀を作り得たのか? 聖徳太子はムー大陸時代の古代文明の知識をどこからか受け継ぐことをしていたのか?

それらの謎は依然に深まっていくばかりです。

バールベックの巨石

バーべリックの巨石

バールベックの巨石とは、レバノンにあるバールベックの遺跡のジュピター神殿の土台に使われている「トリリトン」と呼ばれる3つの組み石のことです。

その3つの組み石の大きさは、長さが18m、幅と高さが4m、重さが約950トンといわれていて、世界最大の建築用の切石です。

人の力で動かすとした場合、15000人が必要だといわれています。

また、この巨石を現在の重機を使用したとしても、ようやく何とか動かせるほど重さです。そのため、約2000年前に人々がいったいどうやってこれを運搬したかは謎のままとされています。

最新技術でも人力でも運搬方法が解明できない、まさにオーパーツといえるでしょう。

パレストリーナのナイルモザイク画

パレストリーナのナイルモザイク画

パレストリーナとは、現在のローマから東へ進んだところにある紀元前7~8世紀に最も栄えた都市です。このパレストリーナでは、古代ローマ時代に建てられた神殿の遺跡が有名ですね。

「パレストリーナのナイルモザイク画」とは、名前の通りパレストリーナで発見された奇妙なモザイク画のことです。

ただ、なぜこの絵が奇妙でオーパーツとして選ばれているのでしょうか?それは、この絵に描かれているものに秘密があります。

この絵はナイル川の氾濫(はんらん)を描いている絵です。

しかし、なぜか6500年前に絶滅したであろう恐竜や、氷河期に絶滅したとされるサーベルタイガーが人々と一緒に描かれているのです。

絵が事実に基づいているとすれば、絶命動物が実は生存していたことになります。

想像で描いたものにしては、現代の人々が思い浮かべる恐竜等とあまりにも差異がないので、それがオーパーツだといわれている理由ですね。

ヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿はおよそ15世紀に作られた古文書で、1912年にイタリアで発見されました。

中身には、解読不能の文字が記されていたり、多数の奇妙な絵が描かれていたりしていたそうです。そのため、数々の研究者が解読を試みましたが、その謎はなかなか解けず本の正式な題名すら予想もできませんでした。

本の大きさは縦23.5cm、横16.2cm、厚さは5cmです。

植物の絵と思われるものや、銀河・天体などの宇宙を示しているであろう絵、プールや浴槽に浸かった女性、いずれも意味不明なものばかりでした。

しかし近年、この文字はラテン語の略語であると判明し、その不可思議な絵は婦人科系の病気の治療法を表したものだと発表されました。

植物の名前や病気の種類の記載がある目次が紛失されていたため、解読に非常に多大な年数がかかったとのことです。

ミッキーマウスの壁画

ミッキーマウスの壁画

オーストラリア南西部のマルタ村にある教会で発見された壁画には、ミッキーマウスそのものとしか思えない動物が描かれています。

丸い耳、突き出た鼻や口元、どこか見てもディズニーランドのミッキーマウスですね。(笑)ただ、顔はそっくりであるものの、首から下は人間の姿にも見えます。

問題はこの壁画が描かれたのが700年前だと推測される点です。鑑定は何度もなされましたが、14世紀に作成されたものである事実は覆されませんでした。

誰が何のためにこの絵を描いたのかは、依然謎のままです。しかし、現在は有名な観光地となっているので一度見に行ってはいかがでしょう。

パレンケ王の石棺の浮き彫り

パレンケ王の石棺の浮き彫り

1952年にメキシコの古代マヤの遺跡「碑銘の神殿」の地下で、パレンケ王の石棺の浮き彫りは発見されました。

この石棺の大きさは、縦3m、横2.1m、高さ1.1m、重量は5トンにもなり、一枚の岩をくり抜いて造られているものです。

そして驚くべきことに、この石棺の表面中央には、ロケットに乗った古代の宇宙飛行士のような絵が彫られていたことです。

他の絵の描写としては、聖なる鳥、トウモロコシを思わせる十字架、双頭の蛇、パカル王、地下の怪物等があります。

人類が宇宙に初めて飛び立ったのは20世紀半ばのはずです。したがって、この石棺が造られた時代に、宇宙船的な乗り物の絵が存在することが不可思議な点ですね。

長沙国南部図

長沙国南部図

長沙国南部図とは、中国で発見された2100年前の地図です。現在の湖南省南部を描いたものであるとされ、河川の状態もほぼ一致しているそうです。

その大きさは1篇が96cmの正方形で、縮尺度は17~19万分の1です。この長沙国南部図がオーパーツと呼ばれているのには、その精密さにあります。

現在の人工衛星から撮影した衛星写真と比べても、ほとんど変わらず驚くほどに精度が高い描写がなされています。

当時に人工衛星があるはずもないのに、これほどの精度で描かれているのには驚きです。

また「これは空中写真である!」という説もありますが、写真撮影技術さえなかっただろうと予想される紀元前の時代ですから納得がいきませんね。

どのようにしてこの地図が作成されたのかは未だに謎のままです…。地球外生命体の技術の存在は、決して否定できませんね。

始皇帝のクロムメッキ剣(越王勾践剣)

始皇帝のクロムメッキ剣

始皇帝のクロムメッキ剣とは、秦の始皇帝の墓の兵馬俑の兵士が持っていたクロムメッキ加工された剣です。

兵馬俑とは?

兵馬俑(へいばよう)とは、死者と一緒に埋葬される馬や人の人形のことです。古い中国では、兵馬俑と一緒に死者を埋葬していました。

1974年に中国の農民たちが兵馬桶を発見し、始皇帝の墓は世界的に有名になりました。

通常、遺跡から発見される剣は、とっくに錆びていてボロボロになっているものがほとんどです。

しかし、兵馬桶の剣は2200年が経過しているにも関わらず、しっかりと光沢があり、紙などであれば容易く切れる状態だったようです。

詳しい調査によると、その剣には1900年代に初めて実用化されたクロムメッキ加工がなぜか施されてしたそうです。

はるか昔に関わらずなぜ現代の加工が施されていたのが、その理由や記録は一切残されておらず謎のままです。

エスペランサ石

エスペランサ石

エスペランサ石は、1909年にメキシコのヤキの地域で発見された2.5mもある巨大な石です。

石には渦巻や卍などの奇妙な文字か記号のようなものがいくつも刻まれており、マヤ文字またはペトログリフではないかという説があります。

ペドログリフとは?

象徴となる石や岩、または壁面に意匠や文字が描かれた彫刻のことを言います。

この石には「はるか昔に天から落ちてきた石であり、その後人の手で記号が刻まれた」という古い伝説があります。

褐炭の頭蓋骨(フライべルグ・スカル)

フライベルグ・スカル

出典:http://www.asahi-net.or.jp/~pi4t-kmr/OOParts/ooparts20.html

褐炭の頭蓋骨は、19世紀の初期にドイツのフライベルグで1500万年前の地層から発見された「褐炭でできた頭蓋骨」です。

幾たびの調査が行われ一度は、「一般人が造ったただの贋作では?」という説が流れました。

しかし、1998年に再びCTスキャンをかけ詳しく調べたところ、高熱素材を用いた相当に高度な技術がないと作ることはできない内部構造をしていることがわかりました。

頭蓋骨の内部が木の年輪のように何層にも重ねっており、作るには高熱素材を一枚一枚重ねて作るしかないようです。

ただ、これ以上の解明は進んでおらず、今ではオーパーツだとされています。

ダマスカス銅

ダマスカス銅

ダマスカス鋼は古代のインドで造られていた、木目や波紋のような模様をした鋼のことです。

この鋼ができた起源は定かではありませんが、インドにおいて紀元前4世紀ごろには、その鋼はすでに大きな名声と共に広まっていたようです。

十字軍時代にもダマスカス鋼から作られた刀は名剣として重宝されるものの、鉄砲の出現で衰退していくこととなります。

ダマスカス鋼で作られた刀は、「絹の布が乗ればその重みで切れるのでは?」というくらい優秀なものであり、鉄なのに錆びることがない神秘の鋼だったようです。

しかしその製法は父子相伝といわれ、後世にはなかなか受け継がれておらず、未だ完璧なものは再現できていません。

現代の技術を持ってしても、完璧なダマスカス銅を作り上げることができないなんてまさにオーパーツと言えるでしょう。

古代の勾玉

古代の勾玉

勾玉は、古代日本の装身具や魔除けとして用いられており、主に翡翠、水晶、琥珀などから作られています。

ただ、すべての勾玉がオーパーツと言われているわけではありません。その中でも翡翠(ひすい)でできたものがオーパーツだといわれています。

翡翠は、硬度が非常に高く鋼鉄にも傷をつけるほど硬いものです。

翡翠の硬さってどのくらい?

物質の硬さを表す際に、じん性と言われるもので比べられます。これをダイヤモンドと翡翠で比べてみましょう。ダイヤモンドのじん性が「7.5」に対し、翡翠のじん性は「8.0」もあります。

それにも関わらず、はるか昔に作られた翡翠の勾玉に、非常にきれいで精巧な穴があけられているのはなぜでしょう。

現代の電動ドリルなどがあれば簡単にあけることはできますが、到底ない時代にどうやって翡翠に小さい穴を空けたのかが未だかつて解明されていない謎ですね。

射殺されたアンデルタール人

射殺されたネアンンデアタールジンの頭蓋骨

1921年にザンビアでネアンデルタール人の頭蓋骨が、18mの深さの10万年前の地層から出土しました。

発見された頭蓋骨の左側には、何かが貫通した小さい穴が見つかることになります。

その頭蓋骨にあいた穴を調査すると「高速発射された弾丸の跡」であるとの結果が出たために、「この方は、射殺されたのでは?」と注目を集めました。

しかし、ネアンデルタール人が存在していた時代に銃が存在していたとは到底考えられず、真相は謎のままとなっています。

日本のピラミッド(葦嶽山)

葦嶽山

出典:Wikipedia

広島県庄原市にある葦嶽山は、世界最古である2万3千年前のピラミッドだといわれています。

1934年に日本人、酒井勝軍が唱えたのがはじまりで、それ以降オーパーツと呼ばれるようになりました。東西南北のどこから見ても三角形に見える形と、山頂付近の巨大な岩石の集まりが謎を深めています。

古代の人々は、葦嶽山を神聖な山とし神としてあがめて、この岩石群を儀式に使っていたと考えられています。

アメリカの人面彫刻石

アメリカの人面彫刻

「アメリカの人面彫刻」は、1872年にアメリカのニューハンプシャー州の町で発見されました。

高さ10cm、幅5cmの卵型をしており、正面には人の顔のようなもの、両サイドにはインディアン文字みたいな模様が刻まれている不思議な石です。

その中でもオーパーツと言われる一番の謎は、てっぺんと底部にある小さい穴の存在です。

その直径はわずか1~2mmほどしかなく、現代の技術でも金属ドリル等を使用しなければこのような穴を開けることは不可能だといわれています。

この石ができた当時のアメリカ先住民に、いったいどのような技術があったのでしょうか。未だにそれ以上の詳しいことはわかっていません。

与那国島の海底遺跡

与那国の海底遺跡

日本の最西部にある沖縄県の与那国島の海底には、「海底遺跡」といわれる神殿のような遺跡が沈んでいます。

海底遺跡の大きさは、東西に250m、南北に150m、高さは26mに渡り、まるで巨大ピラミッドが海底に眠っているようです。

儀式に使われたであろうレリーフ、防御を備えた造り、階段、テラス、平坦な通路、周囲を囲む石垣等、明らかに人の手にかかって造られたことに間違いはありません。

この海の沖合は、嘗ては陸地であったことが確認されており、造られたのは2000~3000年前ではないかと推測されています。

おそらくその後、突然の地殻変動により、そのまま海中に沈んでしまったのでしょう。

まとめ

今回は、世界中でその存在自体が不可思議を呼んでいるオーパーツの数々を、一気に35個紹介しました。

オーパーツの中にはその後の調査により正体が判明したものもあり、逆に調べれば調べるほど謎が深まっていくものもあります。しかし謎であるが故に、オーパーツの魅力はより高まっていくのでしょう。

オーパーツが現れていることの意味は、古代からのメッセージなのか、はたまた宇宙からの叡智がもたらされているのでしょうか。

いずれにしても現オーパーツは、現代人の想像を超えた「何か」をこれからも教えてくれることに間違いはありませんね。

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