年末年始やGW、お盆といった長期休みに、海外旅行を検討する方も多いですよね。
国内旅行と違って海外旅行の場合には、旅行当日までにさまざまな事前準備をしておかなければいけません。そんな事前準備の一つが、海外旅行保険です。
海外旅行保険は空港などで加入することもできますが、その場合は有料になってしまいます。
手厚い補償のものを選ぶとかなり保険費用が高くなってしまうため、最近ではクレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用する人が増えているんですね。
しかし、クレジットカードとなると発行するのに審査が必要となります。
個人事業主の方や専業主婦の方の場合、審査をクリアすることができるのか心配ですよね。
そこで今回は、海外旅行保険を付帯しているクレジットカードの中でも審査が厳しくないものを厳選してご紹介します!
海外旅行保険の基礎知識と、審査に落ちてしまった時の対策についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
海外旅行のクレジットカードで審査に通るか心配
安定した収入を得ている方の場合には、比較的クレジットカード会社の審査は通りやすいですよね。
しかし、冒頭でご紹介したように自身で事業をなさっている個人事業主の方や、収入のない専業主婦の場合には、審査が通りにくくなってしまうこともあるんです。
そんなときの対策として家族カードといった方法もあるのですが、これだと後から面倒なことになってしまうケースもあります。
例えば、配偶者が発行したクレジットカードで家族カードを作った場合ですが、離婚したり死別してしまったりした際には、利用することができなくなります。
また、長い期間自分自身でクレジットカードを発行していないと、さらに審査に通りにくくなってしまう事態を招いてしまうことも少なくありません。
最近では、個人事業主や専業主婦であっても審査時に考慮してくれるクレジットカードが増えてきているため、このようなカードを有効活用しておくのが、かなりおすすめです!
海外旅行クレジットカードの審査が厳しくないカード
それでは実際に、海外旅行保険を付帯したクレジットカードの中で、審査が厳しくないカードを2つピックアップしたので解説していきますね。
エポス
マルイの子会社から発行されているのが、エポスカードです。日常的にマルイを活用している方であれば、優待特典がついてくるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
エポスカードは、18歳以上であればweb上から誰でも簡単に申し込むことができるのですが、職種を記載する欄に「学生」や「専業主婦」といった欄があらかじめ用意されています。
つまり、これをみてもわかるように、学生や主婦であってもエポスカードは発行することができるんです。
専業主婦の場合には、配偶者の所得を簡単に記入する欄がありますが、こちらが審査の基準となります。
さらにエポスカードは、海外旅行保険がかなり充実していることで有名です。
一般的に海外旅行保険の適用条件は、以下の2種類にわかれます。
- 自動付帯
- 利用付帯
自動付帯であれば所持しているだけで海外旅行保険を適用することができますが、利用付帯の場合には一定の条件をクリアしなければ保険が適用されません。
使い方によっては利用付帯のほうが便利な場合もあるのですが、必ず1枚所持しておきたいのは自動付帯のカードです。
エポスカードは自動付帯になっているため、海外旅行保険を適用させるために面倒な条件がついてこないのが魅力的なんですよ。
また、保険内容もかなり充実しています。年会費が無料でありながら、怪我などによる傷害治療費の上限額は270万円に設定されています。
疾病による治療費の上限額は200万円となりますが、他のカードに付帯されている海外旅行保険の保険内容と比較しても補償額が高めです。
楽天
楽天市場でお買い物した際に、ポイントアップになる便利なクレジットカードが、楽天カードになります。
楽天カードは審査が厳しくないことで有名なので、学生、主婦、個人事業主から人気です。
さらに年会費が無料になっているため、誰でも気軽に発行することができます。
そんな楽天カードの海外旅行保険の適用条件は、利用付帯です。
旅行の航空券代やツアー代金の支払いをしなければ海外旅行保険が適用されないため、少し使い勝手が悪くなってしまうかもしれません。
しかし、傷害による治療費や疾病による治療費が上限200万円なので、年会費を発生させることなく保証がついてくるのは魅力的です。
ちなみに、楽天カードを発行した人の口コミを見ていると、アルバイトや無職でも審査が通ったケースがあります。
他のクレジットカード会社で審査が通らなかった方でも、リベンジしてみる価値がありそうですね!
エポスカードは即日発行なのでおすすめ
上記でご紹介したエポスカードですが、こちらは即日発行となっています。
通常であれば、クレジットカード会社に審査を依頼し、その後連絡を待って郵送にてカードを入手します。
手元にカードが届くまでには、1週間程度時間を要することもあるのですが、即日発行の場合には翌日にでも受け取ることが可能です。
ただし、直接マルイの中にあるエポスカードカウンターに受け取りに行く必要があるため、自宅や職場から近い場所にマルイがないと不便に感じるかもしれませんね。
海外旅行まで時間がない方におすすめ
海外旅行の計画を立てていると、航空券やホテルの予約で頭がいっぱいになってしまうこともありますよね。
つい保険のことを忘れてしまい、旅行当日ギリギリまで加入していない方も少なくありません。
しかしエポスカードなら、日程が迫っていてもすぐに発行してもらうことができます。海外旅行までに、時間がなくて焦っている方にはかなりおすすめです!
郵送の場合は1週間かかる
上記でもご紹介したように、通常であれば手元にカードが届くまでに1週間程度時間がかかります。
旅行出発日まで1週間以上時間があるのであれば、わざわざエポスカードカウンターに受け取りに行く必要はありません。
ただし、郵便事情などにより目安の期間よりも長引いてしまうこともあるため、猶予がちょうど1週間しかない場合には即日発行にしたほうが確実です。
店頭なら即日発行、郵送なら1週間
マルイにあるエポスカードカウンターのような店頭で受け取り可能な方は即日発行ができます。
しかし、「忙しくて時間がない」「近くに店頭受け取りできる場所がない」といった場合には、郵送で手元に届くまで待つしかありません。
郵送の場合には、最短3営業日なんて記載されていますが、こちらはあくまで「最短」の場合です。
「店頭での受け取りは難しいけれど、できるだけ早く手元にカードが欲しい」
このような場合には、カード会社に連絡して、できるだけ早く発行するように頼んでみるのも1つの手段ですね。
海外旅行はクレジットカードが必須
海外旅行に行く際には、今の時代クレジットカードが必須です。理由としてはやはり、海外旅行保険をお得に付帯することができるからなんですね。
また、今からご紹介する3つの知識を頭に入れておくと、海外旅行にクレジットカードがなぜ必須なのかを、理解していただけると思います。
海外は医療費が高い
海外は日本とは違い、かなり医療費が高いです。
日本のように3割負担にて治療を受けることができないため、全額自己負担になってしまいます。
さらに、私たち日本人が海外に訪れた際に治療してもらえるのは、外国人を受け入れている専用の病院です。
通訳費用なども発生してしまうため、ちょっとした病気や怪我であっても、高額請求されてしまう可能性は十分にあるんですよ。
また、国によって医療費用の目安が異なります。
日本から近い東南アジア等であれば、比較的日本とそこまで変わらない金額で治療が受けれる可能性もありますが、アメリカなどになると治療費が莫大です。
医療費用が世界的にみて高額ではないアジア圏だとしても、全額自己負担になってしまうことを考えると、やはりいざというときの備えはしっかりとしておきたいものですね。
自動付帯のクレジットカードがおすすめ
海外旅行保険を付帯しているクレジットカードには、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類の適用条件があることを、先ほどお話ししました。
海外旅行中の現地の支払いで、保険が適用される利用付帯のクレジットカードもありますが、航空代金やツアー代金を支払っていないと適用されないクレジットカードも少なくありません。
これを踏まえて考えると、やはり自動付帯のクレジットカードがあると安心ですよね。
海外旅行保険に行く前にクレジットカードを発行するのであれば、できるだけ海外旅行保険が自動付帯になっているものを選ぶようにしましょう。
クレジットカードは2枚持っていこう
エポスカード | 楽天カード | 合算の補償 | |
保険期間 | 90日 | 90日 | 90日 |
条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | |
傷害死亡/後遺障害 | 500万 | 2,000万円 | 2,000万 |
傷害治療費用 | 200万 | 200万 | 300万 |
疾病治療費用 | 270万 | 200万 | 400万 |
賠償責任 | 2,000万 | 2,000万 | 4,000万 |
携行品損害 | 20万 | 20万 | 40万 |
救援者費用 | 100万 | 200万 | 300万 |
海外の医療費は高額となってしまうため、クレジットカード1枚の上限額ではカバーしきれないこともあります。
いざというときの手厚い補償を希望するのであれば、やはりクレジットカードを2枚以上持っておくと便利です。
ちなみに、自動付帯のクレジットカードを2枚持っている場合には、所持しているだけで2枚のカードを合算して治療費に適用することができます。
例えば、治療費用の上限額が1枚で200万円の場合、合算すると400万円になりますよね。
楽天カードも通常カードであれば利用付帯になりますが、年会費を支払って楽天プレミアムカードを発行すれば、自動付帯になります。
また、年会費が発生しない通常楽天カードを使って自動付帯のエポスカードと合算して使いたい場合には、あらかじめ楽天カードで航空代金やツアー代金を支払っておけば、旅行中に2枚を合算できるんですよ。
さらに豆知識となりますが、クレジットカード2枚を有効活用したい場合は「VISA」や「JCB」といった異なる国際ブランドで発行すると便利です。
VISAは海外旅行中に使い勝手が良いですし、JCBはディズニーランド好きには嬉しい特典が満載で、国内では使いやすい国際ブランドとして知られています。
海外旅行のクレジットカード審査に落ちてしまった場合
クレジットカードの審査に万が一落ちてしまった場合には、同じカードに執着して何度も審査を通したところで、通る可能性は低いです。
だからといって諦める必要もないので、以下の3つの方法を試してみてください。
デビットカードにする
デビットカードは、発行条件を満たしていれば基本的に誰でも作ることができるカードです。
クレジットカードのような審査がなく、銀行口座を持っている人であれば、比較的作りやすいカードとして知られているんです。
そもそもデビットカードは、クレジットカードのように後払いで請求が来るものではありません。
使用したその時に、銀行口座の残高から引き落とされていくため、残高を超えてしまう金額での買い物はできない仕組みとなっているんですね。
さらに嬉しいのは、補償額は低くなりますが海外旅行保険を付帯しているデビットカードもあるところです。
ただし、海外旅行保険が適用されるデビットカードは数が少ないですし、海外のホテルなどで提示する可能性が出てくるデポジットとしては、利用できないこともあります。
また、万が一海外で盗難にあった場合にも一度引き落とされてしまうため、すぐにお金が戻ってこない可能性もあることを覚えておきましょう。
別のクレジットカードを申し込む
審査に落ちてしまった場合には、別のクレジットカードを申し込んでみましょう。他のクレジットカードであれば、審査を通過できる可能性が出てきます。
なぜ1つのカードが落ちてしまったのに、別のクレジットカードを申し込んで審査を通過する可能性があるのかというと、会社によって審査の基準が変わってくるからなんです。
クレジットカードの審査に落ちてしまった理由は、残念ながら教えてもらうことができません。
しかし、その会社の基準がクリアできなかっただけの可能性もあるため、チャレンジしてみる価値は十分にあると思います。
6カ月は同じカードの申請は控える
一度審査が落ちてしまったクレジットカード会社に再度挑戦したいのであれば、6カ月間は申請を控えてください。
なぜ6カ月間なのかというと、カードを申請してからの6カ月間は、信用情報機関に登録されてしまうんです。
しかし6カ月を経過した後は情報が抹消されるため、審査を通すためのマイナス材料がなくなります。
この次の審査を通すまでの6カ月間は、携帯料金を滞納するといった事態には陥らないように気をつけましょう。
また、信用度をアップさせるためにも、他のカード会社で審査が通った場合には、少しでも利用して実績を積み上げておくと信用度がアップします!
海外旅行保険の審査に悩んでいる方におすすめカード
年会費無料で自動付帯のエポスカード
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年会費(税込) | 永年無料 |
ETCカード | 年会費無料(VISAのみ) |
海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
発行日数 | 最短で当日発行可 |
海外旅行保険 | 最高270万円 |
海外キャッシング | 〇 |
ポイント還元率 | 0.5%(1契約のご利用金額200円(税込)につき1ポイント) |
国際ブランド |
利用付帯だが便利な楽天カード
|
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年会費(税込) | 永年無料 |
ご利用可能額 | 最高100万円 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
カード盗難保険 | あり |
国際ブランド |
まとめ
今回は、海外旅行保険を付帯しているクレジットカードの審査を中心にご紹介しました。
今回ご紹介した内容を簡単にまとめてみると、以下のようになります。
- 個人事業主や専業主婦は審査が通りにくい
- 審査が厳しくないのは「エポスカード」と「楽天カード」
- エポスカードは即日発行が可能
- 店頭なら即日発行が可能だが、郵送の場合は1週間程度の時間が必要
- 海外旅行保険は自動付帯が便利
- 海外は医療費が高いため、カード2枚持ちが安心
- デビットカードなら審査が不要
- カードの審査に落ちた場合には、別のクレジットカードを申し込むか6カ月間申請を控える
海外旅行保険目的でクレジットカードの発行を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。