バックパッカー

バックパッカーになりたい人必見!パックパッカーに向いている人の特徴を徹底紹介

バックパッカー

「バックパッカー」という言葉を聞いたことがあるけど、「どんな人?」「どうやったらなれるの?」などと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

バックパッカーとは、自由に世界中を旅行している方のことをいい、世界中には多くのバックパッカーの方がいます。

今回は、旅の仕方のひとつを楽しんでいるバックパッカーについて、その歴史から特徴、旅の苦労や注意点などの多くを詳しくお伝えします。

あなたがバックパッカーに何か惹かれるものがあるなら、まずはバックパッカーの「今」をよく知ることからはじめましょう。

バックパッカーとはどんな人?

バックパッカーとは?

大きなリュックを背負って街を歩いている外国人の方を、時たま街で見かけることはありませんか?

このような方たちを「バックパッカー」といい、可能な限りの低予算で数週間以上の旅行をしている方のことをいいます。

旅行中は低予算のため、移動手段は公共交通機関やヒッチハイクなどを使用して移動を行います。そのほかにも、高級ホテルに泊まることはせず、安宿やユースホステルなどを利用するのもバックパッカーの特徴です。

また、食事も現地のローカルフードやファストフードが中心となっており、旅の途中で観光地をめぐったり、地元の人とふれあったりすることに重点を置いています。

このように、バックパックを背負い、低予算あがらも自由に旅行を楽しんでいる方がたのことをバックパッカーと呼びます。

バックパッカーの歴史を教えて!

バックパッカー歴史

バックパッカーとは、バックパック(リュック)を背負い旅していることから「バックパッカー」と名付けられたといわれており、旅をする際は必ず大きなバックパックを背負っているのが特徴となっています。

しかし、バックパッカーとはいつ誕生し、なぜここまで広まったのでしょうか。

バックパッカーという文化の起源はいつごろなのかというと、1960~1970年代にさかのぼり、この時代はヒッピー文化の全盛期でした。

ヒッピーたちを簡単に説明すると「自然を愛し、愛と平和を訴え、そして自由な生き方を求めた人たち」のことです。

そのため、ヒッピーたちは仕事をせず、自由に旅をするスタイルが基本となっていました。

そうなると、結果的には貧乏旅行をするしかなくなり、荷物は最低限、移動は公共交通機関、泊まるのは格安の宿となるわけです。

その後ヒッピー文化は衰退していきますが、「本当の自分」を見つけるという思想は残り、このヒッピーたちの旅のスタイルが現在のバックパッカーたちの原型となっています。

また、時代が進むにつれてバックパッカーのスタイルも変わっており、スマホやパソコンの生活必需品となっていきます。

古くからの思想は受け継ぎ、旅の手段には最新テクノロジーを活用するというのが21世紀のバックパッカーの新たなスタイルだといえるでしょう。

バックパッカーってどうやったらなれるの?

「バックパッカーには、どうやったらなれるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。

しかし、バックパッカーになるためには資格や試験はなく「バックパッカーになろう!」と思えば誰でもなることができます。

ただ、バックパッカーにはすぐになれますが、その後バックパッカーでずっといられるかどうかはわかりません。

バックパッカーとしての旅を開始して即ギブアップする人もいますし、一度は旅を終えても次はバックパッカーを選ばない人もいます。

一方ではバックパッカーのスタイルにピッタリとはまり、その後は何度もバックパッカーとして旅に出る人もいるのです。

バックパッカーとして旅のスタートを切り、それ以降バックパッカーであり続けられるかどうかは別物といえそうですね。

バックパッカーに向いている人の特徴

これまで、バックパッカーについていろいろお伝えしてきましたが、実際どのような方がバックパッカーに向いているのでしょうか。

それは、次の特徴を持っている方と言えます。

バックパッカーの向いている方の特徴

  • 旅が好きな上に、旅のスタイルに自分なりのこだわり・固執を持っていないこと
  • 計画力と行動力を備えていること
  • 「自分ひとりになっても大丈夫だ」という独立心を持っていること
  • ひとり旅になったとしても耐えられる体力と精神力があること
  • 旅をすることへの好奇心とチャレンジ精神があること

このような特徴を持っている方は、バックパッカーとして向いている方です。

バックパッカーは、旅行が好き、ただやってみたいだけではなれるものではありません。強い精神力や計画力も必要になります。

そのため、旅行が好きでこのような特徴を持っているのであれば、バックパッカーとして旅をしてみてはいかがでしょう。

きっと今までの旅行とは違う何かを得られるはずですよ!

バックパッカーに向いていない人の特徴

先ほどバックパッカーに向いている方の特徴をお伝えしましたが、逆にバックパッカーに向いていない方の特徴はどうでしょうか?

バックパッカーになりたいという気持ちがあっても、向いていない人がバックパッカーになってはつまらない旅行になってしまうのでどような方はバックパッカーに向いていないのか確認しておきましょう!

バックパッカーに向いていない方の特徴
  • 旅に高級志向を求めている人
  • 自分が他人からどのように見られているかが気になる人
  • 好奇心や興味があっても、そのために知恵を絞って行動を起こそうとまではしたくない人
  • 困難があるかもしれない旅に耐え得る体力と精神力が不足している人
  • 自分の健康管理、お金の管理、旅の計画、安全管理が得意ではない人

当初はバックパッカーになりたいという気持ちが高まったとしても、実際の旅ではおしゃれをしてキレイな靴やバッグで高級ホテルに泊まれなくてはダメという人もいます。

また、バックパッカーは自分で飛行機の予約をし、宿を決定し、旅の道のりを計画する実務能力も必要です。

誰かの世話にならないと不安が大きいという人にもバックパッカーは向かないでしょう。

日本人パックパッカーが苦労すること…

バックパッカーの旅は自由で気楽な印象があっても、実際はさまざまな苦労や困難に直面します。

日本人のバックパッカーたちが海外で体験し得る「どうしよう…」「まいったなぁ…」というケースを以下に紹介します。

言葉が通じない

世界中を旅しようと思ったら、英語・フランス語・スペイン語・中国語・ロシア語の、この5か国語をマスターしていればほとんど困ることはないでしょう。

ただ、そんな日本人バックパッカーはほとんどいないかもしれません。

日本人のバックパッカーの多くはカタコトの英語力だけで世界へ出発し、スマホやガイドブックを頼りに会話をしていきます。

観光地を巡るのであればその程度でも切り抜けられるでしょうが、いざトラブルに見舞われた時には話は別です。

エアコンの故障、水道の水漏れ、病気等、自分ではどうしようもない時に、意志が伝えられないとかなり苦労することとなるでしょう。

日本と違ってトイレが汚い

世界各地のトイレ環境には、精神的な苦痛を被ることを覚悟しておいてください。

世界トップクラスのハイテクさと清潔さを誇っている日本のトイレが世界標準だと思ってはいけません。

日本的な感覚で、世界の、しかも安宿のトイレに入ったら、もう使用自体をためらいたくなるような状態を目の当たりにすることは決して少なくはありません。

ウォッシュレットがない、水がうまく流れない、紙が流せない等は普通にあり得ます。それ以上に、使用者のマナーと掃除の状態に驚かされることは避けられないでしょう。

浴室がない

バックパッカーとして世界を旅しようと思ったら、日本のように湯船にぽっちゃりと浸かれることはまず期待しないでください。シャワーがあれば安心、お湯が出ればラッキーと思っておくと良いでしょう。

その他には、水圧が以上に低い、シャワーの穴から水が均等に出ない、排水が悪くて床に水が溜まる等のことは十分にあり得ます。

シャワーの質の低下を嘆くより、「次はどんな予想を上回るシャワーだろう」と笑ってしまった方が旅を楽しめるかもしれませんね。

なにかと交渉が必要になる

バックパッカーとして旅をしている限り、世界の各地では「交渉」が必要となる多くの場面に出くわすでしょう。

宿までの移動大、宿代、部屋代、食事代、買い物のすべてに価格交渉がついてきます。交渉術が必要であることを知っておかなければ、あらゆる場面で損をするばかりです。

日本ではあまり交渉の場面には遭遇しにくいかもしれませんから、海外での風習に慣れるまでは苦労を繰り返すことが予想されます。

値段交渉などをしないとぼったくられる

旅の多くの場面での値段交渉を面倒臭がって相手の言いなりになったり、内容と価格を確認して納得いかない時は食い下がったりしなければ、ぼったくられることは避けられません。

最初は慣れない部分もあるでしょうが、何でも「ハイハイ」といって値段に応じていては旅の資金不足に陥ります。

「値段交渉」も旅のひとつの学びだと思って、その実際を身を持って体験しましょう。

旅には体力が必要

バックパッカーの旅に体力が必要だというのは、基礎体力が必要なのはもちろんですが、世界各地の体力基準と日本人の基準の違いを知っておくことも大事だということです。

例えばある地で「トレッキング1時間 : 初心者コース」とあったとしても、日本人にはかなりハードである場合もあるということです。

トレッキングとは?

トレッキングとは、山歩きのこと。山頂を目指す登山と違い、山の中をただ歩くことを目的としている。

また、日本と旅先の気候差も体力には影響しますから、体調不良や病気にならないためにも事前の情報の把握は必要ですね。

日本と比べ清潔感がない

一度でもバックパッカーとして世界を旅したことがある人は、日本に帰国して日本のあらゆる面の清潔さに改めて気づかされるでしょう。

日本では、自宅の部屋、キッチン、トイレ、浴室、ゲストルーム等のほとんどが清潔感を保っていますが、海外でそうはいきません。ホテルは非常に清潔でも、コンビニや観光地に行くとそのギャップに驚かされることはしばしばです。

また、家の中で靴を脱ぐ習慣があるのは日本人だけだと思ってください。ほとんどの国が靴のまま玄関の内側までは入りますから、それに慣れることにも苦労があるでしょう。

バックパッカーの注意点

バックパッカーとして海外を旅する上では、まず注意しなければならないことがあります。すべては旅をできる限り快適に、そして安全に続けるために必要な情報です。

それでは、バックパッカーの注意点を見ていきましょう。

置き引きやスリ

日本と違って海外では置き引きやスリにはかなり注意してください。

空港やバス停、ベンチに座っている時に、カメラ、バッグ、財布等を盗られることは決して珍しくはありません。

そして、盗られたものはほぼ返ってこないと思っておいた方が良いでしょう。ですので、とにかく所持品からは目を離さず、大事なものは常に手元に置いておくことが重要です。

自分の持ち物はベルトや紐、ストラップ等で自分の体をつないでおいたり、イスに座る際には後ろが壁になっているところを選びましょう。

海外に行ったら、置き引きやスリ対策は常識ともいえるかもしれません。

ぼったくり

バックパッカーが海外でしばしば遭遇してしまうことには、先にも値段交渉の部分で触れましたが、「ぼったくり」があります。

バックパッカーとはいえ、その身なりからどこかに経済的な豊かさを感じさせる日本人であれば、ぼったくりを考えている人間からしたら「美味しいカモ」だと思われても仕方ありません。

ぼったくりで当事者同士がもめることはよくありますが、ぼったくりの基準自体も不明確です。あえて防ぐとすれば、事前に相手と「交渉」「確認」をしっかりと行うことでしょう。

交渉と確認をせずに、後になったから「騙された」「高すぎる」といっても、ぼったくりとはならない場合も多いです。

その価格が一般の相場から逸脱したものであっても、必ずぼったくりになるわけではないので、その点は十分に注意が必要ですよ。

治安が悪い国への旅行

バックパッカーにとっては、旅のワクワク感や冒険は当然魅力ですが、やはり治安の悪い国への旅行は要注意です。予め訪れる場所が安全か危険かの情報を収集することは必須ですよ。

たとえ多くの観光客が訪れるような地域であっても、街の一角では強盗や殺人、麻薬等に関連する犯罪が多発しているところもあります。

また、日中は比較的安全でも、夜間の危険度が高い観光地もありますから、常に最新情報を元にして、避けられる危険には近づかない勇気も必要ですね。

あくまで安全な世界の旅を楽しんでください。

まとめ

今回は、バックパッカーの歴史から、現代のバックパッカーの実際について詳しくお伝えしました。

まだ見たことがない世界の各地をバックパッカーとして旅することに、大きな魅力を感じる人は少なくないでしょう。

世界には新しい発見や喜びがある一方、日本の常識はまったく通じないところもあるのは事実です。それをしっかりと踏まえた上で、ぜひ楽しい安全な旅を体験してくださいね。

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