どうも!笑ってトラベルのなかじ(@nakajigundam)です。
今回は工場で働いているやつはオワコンだということをお伝えします。現在工場にお勤めの方には大変申し訳ありませんが、最後までよく聞いて欲しいです。
これまでAIやジョブ型雇用についてお話してきましたが、この話は特に工場勤めの方々は無視できない話になっています。
実際に僕自身最初は保冷材の工場に勤めていたのでそう確信しています。僕自身もし工場に勤めていたままだったらと考えるとぞっとします。
僕のブログやYouTubeをご覧頂いているあなたにはそのような思いをして欲しくはありません。現在工場勤めの方、これから就職するにあたり工場を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
これから工場で働くのはオワコン
結論から言えば、これから工場で働くのはおすすめできません。10年後解雇されても文句が言えない事態になります。
理由は工場というシステムがこれから大きく変化するからです。主な変化は2つあります。
- ただの作業員はAIに仕事を奪われる
- 求められるのは優秀な人材のみになる
この2つの大きな変化により、将来工場で働いている人たちの仕事が無くなる可能性があります。これから工場で働くと、あなたの仕事もいずれ無くなる可能性があるのです。
詳しくご説明しますので、よく聞いてください。
ただの作業員はAIに仕事を奪われる
工場で作業員として働く方は、近い将来AIに仕事を奪われる覚悟をしておいてください。
工場の作業員は毎日同じ仕事を繰り返しています。作るものによって工程が変わったとしても、同じような作業になるのでマニュアル化されており、だれでもできる仕事です。
そのような仕事はAIの最も得意とする仕事なので、簡単に機械化できちゃいます。今後AI技術がさらに発展することになるので、コストと時間効率を考えれば人手はいらなくなります。
これからは誰でもできる単純作業は間違いなく機械化されます。現在ただの作業員として働いている方は今後の働き方を考える必要があります。
なお、AIに関しては下記の記事で詳しくご説明していますのでこちらもご覧ください。
求められるのは優秀な技術者のみになる
工場が求める人材も変化します。これから求められる人材は優秀な技術者のみになっていきます。
その理由はジョブ型雇用にあります。日本独自の終身雇用形態はもはや限界にきています。経団連が推進しているジョブ型雇用が今後当たり前になります。
そうなると、スキルを持っていなければ雇用されなくなります。さらに需要はAI技術者に向けられます。
すでにパナソニックがAI技術者を高待遇で雇うと発表していますし、現在の求人情報を調べると少なくても年収400万円以上での雇用情報がたくさん出ています。
AI技術者を求めている企業はこれからも増えるでしょう。そうなると、特別なスキルを持たないただの作業員は必要とされなくなるんです。
なお、ジョブ型雇用に関しては下記の記事で詳しくご説明していますのでこちらもご覧ください。
海外企業が躍進している
日本は過去に「経済大国」と呼ばれるほど潤っていた時代があります。それを支えたのが工場でした。しかし今や日本の工場は昔の勢いが無くなりました。
今では世界から見ても強かった分野ですら、海外企業に追い抜かれ始めたからです。
例えばスマホ市場です。スマホが爆発的に普及しはじめた当初は日本の企業もこぞって製造していましたが、現在国内企業でスマホを作っているのはソニーとシャープだけです。
シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)に買収され、外資系企業となってしまいました。そうなると純粋に国内企業と言えるのはソニーだけになります。
日本ではソニーではなく、アップルのiPhoneがトップシェアです。スマホ市場において日本は国内市場ですらボロ負けしたことになります。ちなみに世界1位は韓国のサムスン電子です。
さらに、日本を代表するトヨタ自動車ですが、先日アメリカの「テスラ」という電気自動車メーカーに株価で抜かれました。トヨタが世界一だった時代はもうすぐ終わるかもしれません。
日本の企業が世界から出し抜かれて競争力が落ちれば、当然仕事量も減っていくことになりますし、企業側も競争力をつける為により高度な技術者を求めることになるでしょう。
これから工場で働くのであれば
これから工場で働くのであれば、今からでもAI技術を身につける必要があります。特に大手メーカーの工場に就職を考えるのならなおさらです。
企業側も現状ではジリ貧になると思っている会社がほとんどです。より競争力をつけるためにはAI技術は避けて通れないので、AI技術者を優先的に採用するでしょう。
AI技術を身につける場合は、大学か専門学校に通うのが一般的です。早ければ高校生の時から工業系に通い勉強するとなおよいでしょう。
それ以外の手としては民間でAI技術を教えている会社や協会もあります。しかし、資格などがあるわけでもないので、どの程度の技術を身につけられるかは結局のところ謎といえます。
本格的に学ぶのであれば、やはり大学や専門学校に通うほうがいいでかいしょうね。現在社会人の方には大変になるかもしれません。
現在工場で働いている人は副業をしよう
現在工場で働いている人は会社からいらない人材だと思われる前に副業をしましょう。副業で本業以上に稼ぐことができれば、いつ会社からクビを切られても生活に困ることはありません。
AI技術を今から身につける場合は時間とお金がかかります。はっきり言って得策とは言えません。しかし、このまま黙って指をくわえて待っているだけではあなたの未来がよくなることもありません。
副業であれば仕事以外の空き時間を利用してできるものはたくさんあります。僕のやっているブログとYouTubeであれば費用も多くかからないので手軽に始められます。
なので今から副業を始めて、本業以外の収入源を確保しておきましょう。
今現在問題がなくても、10年後も変わらず働き続けられる保証はどこにもありません。世の中は変化しています。どのように変化しても動じることがない体制を整えるようにしてください。
追伸
2020年はコロナウィルスの影響で工場も大変なことになりました。派遣社員として働いていた人たちが真っ先にクビになりましたね。いわゆる「派遣切り」です。
それ以外にも、車の工場でよくある期間工なども工場が閉鎖となり収入が途絶えた人もいます。非正規雇用の社員にとってはかなりの痛手になりました。今後はこのようなことが正社員でも起こりうる世の中になると思っています。
そう言うと「そんな日は来ない」「来たとしてもまだまだ先の話だ」と言われる人がいますが、そのように悠長に考えていると取り残されてしまいます。
だからこそ、今のうちに副業をして会社に依存せずに稼げる手段を身につけましょう。今から準備を始めれば、将来絶望することはありません。頑張りましょう。