SPGアメックスは、旅好きには絶対に外せない最強のクレジットカードです。
「国内旅行も海外旅行も大好き!」
こんな人にとって、他のクレジットカードにはない嬉しい特典が盛りだくさんあります。
しかし・・SPGアメックスは、なんといっても年会費が高いです。
永年会費無料のクレジットカードや、年会費10,000円台で持てるゴールドカードもあるなかで、SPGアメックスの年会費はなんと、31,000円 + 税となります。
家族カードですら、年会費15,000円を超えるため、気軽な気持ちでは発行しづらいんですよね。
使いこなせない人にとっては、宝の持ち腐れになる可能性が、十分に考えられる1枚なのではないでしょうか。
このページでは、SPGアメックスのメリットとデメリットをとことん解説しています。
最後まで読んでいただければ、SPGアメックスを自分が発行するべきなのか、必ず見極めることができるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
年会費 | 31,000円(税別) |
---|---|
家族カード年会費 | 15,500円(税別) |
日々のお買い物で | 100円=3ポイント=1マイル |
最大の特典 | 毎年無料宿泊券プレゼント |
海外旅行保険 |
|
※普通に発行するよりもお得に作れます!
SPGアメックスはこんな方におすすめ!
SPGアメックスは、以下のような人に最適なクレジットカードです。
- 陸マイラーで海外旅行好き
- 高い年会費を払ってでもお得にカードを使いたい
- 航空会社を指定せずにマイルを貯めたい
後ほど詳しく解説しますが、マイル還元率は最大で1.25%となり、ANAやJALから発行されているクレジットカードと比較しても、還元率が高めです!
さらに、貯めたポイントをマイルに交換するための手数料が無料となるため、マイル移行に一切お金が発生しないんですね。
陸マイラーとしてポイントを貯め、最大1.25%になる還元率でマイルと交換すれば、航空会社から発行されているクレジットカードよりも、お得になる可能性が高いんです。
ちなみに、貯めたポイントをどの航空会社のマイルに交換するのかは、自分次第!
世界40以上の航空会社から選んでマイルを交換できるため、自分が乗りたい飛行機の航空会社とマイルを交換できちゃいます。
ANAカードや、JALカードのように航空会社を限定されないのは、大きなメリットになりますね。
また、SPGアメックスは、ホテルグループ「スターウッド」の会員資格が付いてくるんですね。
スターウッドは、2018年にマリオットグループと統合したことにより、もともとマリオットの傘下にある「ザ・ リッツ・カールトン」を含めた、世界最大のホテルグループになりました。
会員システムに関しても2019年に統合されたため、SPGアメックスを所持する人は、自動的にマリオットの「ゴールド会員資格」を取得したことになるんです。
つまり、SPGアメックスの年会費を払うことにより、1年間に25泊以上した人と同じステータスを持つことができます。
SPG(スターウッド プリファード ゲスト)とは?
SPGの正式名称は、「スターウッド プリファード ゲスト」です。
スターウッド プリファード ゲストは、ハワイにある「モアナサーフライダー」をはじめとした高級ホテルグループ「スターウッド」の、会員プログラム名となります。
モアナサーフライダーといえば、日本の芸能人がこよなく愛するホテルとしても、有名ですよね。
松本伊代さんとヒロミさん夫妻も、長年にわたり、モアナサーフライダーを利用していることで知られています。
そんなスターウッドグループは、上記でもご紹介したようにマリオットグループと統合されました。
マリオットグループと統合されたことにより、SPG(スターウッド プリファード ゲスト)は、2019年から「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」へと、新たに会員プログラム名が変更されています。
ちなみに、SPGアメックスは、カード会社であるアメックスと、SPG(スターウッド プリファード ゲスト )が提携して発行されたクレジットカードです。
マリオットと統合したことにより、今ではMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)の会員資格が得られます。
上記でもご紹介したように、このカードを所持しているだけで、マリオットのエリートレベルである「ゴールド会員資格」を取得できるのが、大きなメリットです。
最大1.25%の最強のマイル還元率
今まで、マイル還元率の高いクレジットカードとして知られているのは、ANAやJALから発行されているクレジットカードでした。
陸マイラーでも効率よくマイルが貯められる「マイル特化型のクレジットカード」となり、マイル還元率の平均が1.0%となっています。
しかし、SPGアメックスはマイル還元率が最大で1.25%です。
これを実現させるためには、60,000ポイント貯めてからマイルへ移行する必要がありますが、先ほどもご紹介したように手数料をかけることなくマイルに交換できます。
ちなみに、60,000ポイント以下でマイルに交換してしまうと、5,000ボーナスマイルがつきません。
3,000ポイントからマイルに交換することができますが、これだと「3,000ポイント → 1,000マイル」となります。
マイル還元率1.25%を実現するためには、60,000ポイントを貯めてから、マイルに交換する必要があると覚えておいてくださいね!
ANA・JALを含む40社以上のマイルに交換できる
航空会社 | マイレージプログラム | ポイント:マイル |
全日本空輸 ( ANA ) | ANAマイレージバンク | 3対1 |
日本航空( JAL ) | JAL マイレージクラブ | 3対1 |
ユナイテッド航空 | マイレージプラス | 3対1.1 |
ブリティッシュエアウェイズ | エグゼクティブクラブ | 3対1 |
デルタ航空 | スカイマイル | 3対1 |
エーゲ航空 | マイルズ + ボーナス | 3対1 |
アエロフロート | ボーナス | 3対1 |
アエロメヒコ | クラブプレミア | 3対1 |
エア・カナダ | アエロプラン | 3対1 |
中国国際航空 | フェニックスマイル | 3対1 |
エールフランス・KLM | フライングブルー | 3対1 |
ニュージーランド航空 | エアポインツ | 200 対 1 |
アラスカ航空 | マイレージプラン | 3対1 |
アリタリア航空 | ミッレミリア | 3対1 |
アメリカン航空 | アドバンテージ | 3対1 |
アシアナ航空 | アシアナクラブ | 3対1 |
アビアンカ航空 | ライフマイルズ | 3対1 |
キャセイパシフィック | アジア・マイル | 3対1 |
中国東方航空 | イースタンマイルズ | 3対1 |
中国南方航空 | スカイパールクラブ | 3対1 |
コパ航空 | コネクトマイルズ | 3対1 |
エミレーツ航空 | スカイワーズ | 3対1 |
エティハド航空 | エティハドゲスト | 3対1 |
フロンティア航空 | アーリーリターンズ | 3対1 |
ハワイアン航空 | ハワイアンマイルズ | 3対1 |
イベリア航空 | イベリアプラス | 3対1 |
ジェットエアウェイズ | ジェット・プリヴィレッジ | 3対1 |
ジェットブルー航空 | トゥルーブルー | 6対1 |
大韓航空 | スカイパス | 3対1 |
LATAM航空 | LATAMPASS | 3対1 |
ルフトハンザドイツ航空 | マイルズ&モア | 3対1 |
Multiplus | Multiplus | 3対1 |
カンタス航空 | フリークエントフライヤー | 3対1 |
カタール航空 | プリビレッジ・クラブ | 3対1 |
サウディア | Alfursan | 3対1 |
シンガポール航空 | クリスフライヤー | 3対1 |
南アフリカ航空 | Voyager | 3対1 |
サウスウエスト航空 | ラピッド・リワーズ | 3対1 |
TAPポルトガル航空 | ヴィクトリア | 3対1 |
タイ国際航空 | ロイヤルオーキッドプラス | 3対1 |
ターキッシュ エアラインズ | マイルズ&スマイルズ | 3対1 |
ヴァージンアトランティック航空) | フライングクラブ | 3対1 |
ヴァージンオーストラリア | Velocity Frequent Flyer | 3対1 |
通常なら、ANAカードはANAグループのマイルに交換することができ、JALカードはJALグループのマイルに交換することができます。
しかし、SPGアメックスは「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」で貯めたポイントをマイルに交換できるため、ANAやJALといった航空会社の縛りがないんですね。
ANAやJALを含む、世界40社以上のマイルに交換できます。
このおかげで、海外の大手航空会社のマイルに交換することも可能となり、さらにユナイテッド航空のマイルに関しては、還元率が1.35%を実現します。
ユナイテッド航空を利用する人はかなりお得なので、ぜひ覚えておいてくださいね!
経営者がみんな持ってるマイルが貯まる最強カード
SPGアメックスは、頻繁に飛行機に乗って搭乗ボーナスマイルを稼がなくても、日常利用で十分にマイルが貯まる最強カードです。
冒頭でご紹介したように、年会費が高いデメリットはありますが、年会費以上のお得なメリットがたくさんあるんですよ。
もはや経営者のあいだでは常識的なクレジットカードなんていわれていますが、なぜ高額な年会費を払ってでも入会したいのか、その理由を以下にいくつかまとめてみました。
陸マイラー最強カード!
マイルを貯めるためには、次の2種類の方法があります。
- 飛行機にたくさん乗って「搭乗ボーナスマイル」をもらう
- 飛行機にはあまり乗らないが、日常的なクレジットカード利用でポイントを貯め、「マイルに移行」する
この2つのうち、陸マイラーと呼ばれているのは飛行機にあまり乗らない人なんですね。
つまり、飛行機に乗らなくても日常的なクレジットカードの利用により、ポイントをたくさん貯めてマイルへと交換します。
しかし、陸マイラーとしてマイルを効率よく貯めたいのであれば、上記でも解説した「マイル還元率」が非常に重要です。
なぜなら、マイル還元率が1.0%以下のクレジットカードになると、なかなかマイルが貯まらないからです。
その点、SPGアメックスならマイル還元率が最大1.25%になるため、陸マイラーでも十分なマイルが貯められるでしょう。
ちなみに、60,000ポイントを貯めるために、必要なカード利用決済額は、およそ200万円です。
約16〜17万円のクレジット利用が毎月あれば、1年間で達成します!
日用品や食費、光熱費の支払いなどにカードを利用していれば、決して難しくはありません。
また、SPGアメックスで貯めたポイントの有効期限は2年間となりますが、2年のあいだにポイントが1度でも追加されれば、その後さらに2年間期限が延長されます。
つまり、頻繁にカード利用する人であれば、実質ポイントの有効期限が無期限となるわけです。
この点も、陸マイラーにとっては効率よくマイルが貯められる最大の理由となりますね!
持ってるだけで世界最大手ホテルのゴールド会員になれる!
SPGアメックスに入会すると、マリオットのゴールド会員資格を、自動的に獲得したことになります。
ゴールド会員取得を一般の人が実現するためには、年間に25泊以上する必要があるため、通常ではかなりハードルが高いです。
カードを持っているだけで、世界最大手ホテルのエリートレベルであるゴールド会員資格を取得できるのは、まさにSPGアメックス最大のメリットといえるでしょう。
ちなみに、マリオットのゴールド会員には次のような特典があります。
- 客室のアップグレード
- レイトチェックアウト
- ウェルカムギフトとしてポイントを獲得
特に注目したいのは、客室のアップグレードですね。
仮に、標準レベルの客室を予約していたとしても、当日に上のクラスの客室に空きがあれば、無料でアップグレードしてもらえるんです。
スイートルームはさすがに無理ですが、「ジュニアスイートルーム」や「クラブフロア」であれば、頻繁にアップグレードが行われています。
高級ホテルの無料宿泊が毎年プレゼント!!
SPGアメックスカードを継続して利用すれば、年に1度無料宿泊特典がもらえます。
この無料宿泊券は1泊50,000ポイントまでのスタンダードルームが対象となりますが、オフピークシーズンであれば、憧れの高級リゾートホテル「ルネッサンス沖縄リゾート」に、泊まれるんですね!
さらに、以下の国内外を問わない高級ホテルでも、無料宿泊特典の利用が可能です。
マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ(ハワイ)
マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブは、ハワイのホノルル空港から、約20分の位置にある好立地のリゾートホテルです。
海に面したキッチン付きの客室が非常に好評で、4つ星ホテルの中でもかなり人気が高いんですね。
また、こちらのリゾートホテルはトリップアドバイザーでも4.5以上の評価を得ており、リピート率が高い宿泊施設です。
なお、Expediaの1泊1室料金は80,000円以上の設定となっていました。
これだけでも年会費の元が取れてしまいますよね!
東京マリオットホテル
品川にある東京マリオットホテルは、外国人観光客からも注目を集める4つ星ホテルです。
居心地の良いゆったりとした客室に、ジムやテラス席が充実したレストランも併設されています。
なお、1泊1室あたりの料金は1番手軽なお部屋で、20,000円台後半でした。
宿泊する時期やルームタイプによっては料金がかなり上がってしまうため、無料宿泊特典を利用する時期によっては、かなりお得ですね。
無料宿泊特典で年会費の元が取れる!
上記でご紹介したホテルをみていただいてもわかる通り、無料宿泊特典で泊まれるホテルの1泊あたりの料金は、かなり高額です。
なかには10万円を超える宿泊費が無料となるケースもあるため、これを考えればSPGアメックスの年会費以上の価値があります。
- 年に1回は旅行に行きたい
- 高級ホテルにお金をかけないで泊まってみたい
日頃からこのようにお考えの方は、無料宿泊特典で年会費の元が取れることを覚えておきたいですね。
無料宿泊のホテルカテゴリー
カテゴリー | オフピーク(閑散期) | スタンダード(通常期) | ピーク(繁忙期) |
---|---|---|---|
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
マリオットグループのホテルは、1〜8までのカテゴリーによって、グレードが区分されています。
スタンダードシーズン、オフピークシーズン、ピークシーズンによって、無料宿泊特典が使えるグレード区分が異なります。
オフピークならカテゴリー7までのホテルに泊まれるんですよ。
ちなみに、カテゴリーは8が最大となるため、7に該当しているのは先ほど名前を出した「ルネッサンス沖縄リゾート」などが当てはまります。
何度か宿泊経験がありますが、イルカと戯れるプログラムが充実した、非常にラグジュアリーなホテルです。
また、ピークシーズンはカテゴリー5までしか宿泊できませんが、「シェラトングランデ・オーシャンリゾート」や「横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ」などが該当しますね。
4つ星ホテルが繁盛記でも無料で泊まれるため、非常にお得感があります!
ホテルのレストランが15%OFF
SPGアメックスカードに入会すると、ホテルのレストランが15%オフになります。
旅行中はホテルのレストランやバーを利用する機会が多いため、15%オフで飲食できるのは非常に大きなメリットになりますね。
また、一部のホテルではロビーラウンジの飲食でも15%オフが利用できるため、コーヒーやジュースを飲むだけでも、割引が適用されるケースがあるんですよ。
ただし、必ず覚えておいてもらいたい注意点があります。
ホテルやバー、ラウンジといった飲食での15%オフを適用したい場合には、必ずSPGアメックスカードを会計の際にスタッフへ提示してください。
これを忘れてしまうと、割引が適用されない可能性が非常に高いです。
さらに、アルコール飲料に関しては15%オフが適用されないため、この点は覚えておいてくださいね。
アメックスの特典も充実!
SPGアメックスは、国際ブランドのアメックスと提携しているクレジットカードになるため、こちらの特典も利用できます。
特に注目したいのは、
- 海外旅行保険
- ラウンジ利用
- スーツケースの無料宅配
- 日本語トラベルサポート
この4つになりますね。
ではこちらに関しても、以下で詳しく解説していきましょう!
海外旅行保険・補償は充実
SPGアメックスの海外旅行保険は、最高1億円の補償がついてきます。
ゴールドカード並みに補償が充実しているため、アジア圏内の海外旅行であれば、有料の海外旅行保険に加入する必要がなくなります。
ただしこちらは、「傷害死亡」と「後遺障害保険金」となり、利用付帯した場合の補償限度額です。
SPGアメックスは自動付帯でも海外旅行保険を適用できますが、こちらの場合は最高上限額が5,000万円になります。
また、海外旅行で使う可能性が高い「傷害」と「疾病」による治療費用の上限額は、利用付帯で最高300万円となり、自動付帯は最高200万円です。
利用付帯と自動付帯では、上限額が大きく異なってくるため、この点をあらかじめ把握しておきたいですね。
ゴールドカードラウンジも無料(同伴者も1名無料)
ゴールドカード以上を所持していないと利用できない空港ラウンジも、SPGアメックスがあれば無料で利用できます。
さらにすごいのは、同伴者1名まで無料でラウンジ利用が可能となる点です。
一般的なゴールドカードの多くは、カードを所持している本会員のみが無料となり、同伴者は有料となります。
この点が大きなネックとなってしまいがちですが、SPGアメックスなら自分だけじゃなく、恋人や友達も1名まで無料になるのが嬉しいですね。
スーツケース無料宅配
海外旅行となれば、大きなスーツケースを持ち歩かなくてはいけないですよね。
特に帰りは、お土産などで手荷物が多くなるため、これを持って帰宅するのはかなり疲れます。
しかしSPGアメックスに入会していれば、手荷物の無料宅配サービスを利用できるため、スーツケースを自宅まで無料で宅配してもらえるんですよ!
無料の宅配が実現するのは、カード会員1名につきスーツケース1個となってしまいますが、お金をかけずに荷物を自宅まで送れるのは、非常に大きなメリットです。
海外での日本語トラベルサポート
海外で日本語が通用する国は、意外と少ないですよね。
日本人観光客が多いメジャーな観光地であっても、日本語が通じないことが度々あります。
そんな時に大活躍してくれるのが、海外での日本語トラブルサポートです。
SPGアメックスに入会している人は、海外での日本語トラベルサポートを利用することができるため、電話1本で海外レストランの予約が完了します!
また、急な病気や怪我で困った際にも、日本語トラベルサポートに電話をすれば、医療機関を紹介してもらえるんですね。
ちなみに通話料は、24時間コレクトコールを利用できるため一切お金がかかりません。
実質マイルの有効期限がないのはめっちゃいい!
先ほども少しご紹介しましたが、SPGアメックスは実質マイルの有効期限がありません。
なぜなら、ポイント有効期限2年間の中で、1度でもクレジットカード利用を利用してポイントが加算されれば、そこからさらに2年間有効期間が延長されるからです。
「使おうと思って貯めていたマイルが有効期限切れになってしまった!」
こんな事態に遭遇する可能性がないため、目標マイルに達成するまで、何年でもポイントを貯め続けられます。
SPGアメックスのデメリット
SPGアメックスには、以下の3つのデメリットがあります。
- 年会費が高い!
- 家族カードの年会費も高い
- 使えない加盟店があるので注意
メリットが大きいクレジットカードではありますが、このようなデメリットがあることも、ぜひこの機会に把握しておいてください。
年会費が高い!
SPGアメックスの本会員の年会費は次のようになります。
本会員: 年会費31,000円 + 税
ぱっとみて感じていただいた通り、年会費はかなり高いです。
特典について知識がない人にとっては、とてもカード発行する気持ちにはなれませんよね。
しかし、先程から何度もご紹介しているように、SPGアメックスには無料宿泊特典といった年会費を相殺できるだけの特典が付いてきます。
これを上手に使いこなすことができれば、むしろ年会費を安いと感じられるかもしれませんね!
家族カードの年会費も高い
SPGアメックスは、家族カードの年会費が15,500円 + 税です。
家族カードの年会費は10,000円を切るケースが高いため、かなり高くて驚いてしまう人もいるでしょう。
さらに、SPGアメックスの家族カードには、本会員のようなマリオットのゴールド会員になれる特典がありません。
当然ながら、無料宿泊特典もついてこないため、はっきりいって大きなメリットがないんですよ。
これだけ高い年会費を払って家族カードを発行するのであれば、家族内でSPGアメックスを2枚持ちした方がメリットが大きいです。
ちなみに、SFCアメックスでは、すでにカードを発行している人からの紹介によって得られる「紹介プログラム特典」があります。
こちらを利用することで、入会後3ヶ月以内のカード利用で、39,000ポイントが獲得できます。
これを利用すれば、初年度の年会費は相殺することができるため、この点が大きなメリットになるでしょう。
また、SPGアメックスは、1枚で同伴者1名までゴールド会員特典の利用が可能です。
2枚あれば、4人家族で旅行に行った際にゴールド会員特典をみんな利用できることになるんですよ。
家族内でSPGアメックスを2枚持ちしていれば、無料宿泊特典が2人分ついてきますし、通常よりも、リッチな家族旅行を楽しむことができますね!
海外だとアメックスは使えないことが多い
アメリカ以外の海外旅行では、アメックスは利用不可のお店が多いです。
圧倒的に、VISAもしくはマスターカードが有利なため、アメックス1枚だとショッピングや食事で、カード利用ができなくなる場合も出てくるんです。
特に、ヨーロッパやアジアでは注意が必要ですね。
なお、このデメリットを解消したいのであれば、海外旅行ではアメックス以外のクレジットカードも持ち歩くのが良いでしょう。
SPGアメックスの改悪ポイント
SPGアメックスは、2018年にマリオットと統合したことにより、会員プログラムが2019年から「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」に変更されたとお話ししましたよね。
実はこれがきっかけで、特典の内容が一部変更されています。
利用者にとって嬉しい変更であれば問題ないのですが、変更されたことにより改悪ポイントが出てしまったんですね。
特に注目したいのは、次の3つになります。
クラブラウンジ利用、無料朝食がなくなった
従来までのゴールド会員資格では、クラブラウンジの利用と、無料朝食の特典がありました。
本会員だけでなく、同伴者1名もこの特典を利用することができたため、大いに活用している人が多かったのではないでしょうか。
しかしこの特典は、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)になってから、使えなくなってしまったんですよ。
この点に関しては、かなりクレームが出ているようです。
レイトチェックアウトが16時から14時になった
マリオットのゴールド会員は、レイトチェックアウトの特典が付いてきます。
これは今でも引き続き利用できる特典となるのですが、残念ながらレイトチェックアウトの時間が、16時から14時に変更されてしまったんですね。
この2時間の差をどのように捉えるかですが、夕方近くまでゆっくりと過ごしたい人にとっては、改悪ポイントになってしまうかもしれません。
無料宿泊の必要ポイントが上がった
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)になって必要ポイント数の見直しが行われましたが、これにより無料宿泊の必要ポイントが上がってしまうケースが発生しています。
ただしこちらに関しては、すべてのホテルで必要なポイントが上がったわけではありません。
ホテルによって「割安」と「割高」が出てしまったと考えたほうが、わかりやすいかもしれませんね。
狙っていたホテルが割高になってしまった人は、最も大きな改悪点に感じるでしょう。
SPGアメックスを作るなら紹介が公式サイトよりお得!
SPGアメックスを今から発行するのなら、公式サイトよりも紹介を活用した方が断然お得です!
1年目は無料宿泊特典がないのでキャンペーンでお得にカード発行
一般的なクレジットカードは、「初年度の年会費が無料!」といったキャンペーンが行われているケースもありますよね。
しかしSPGアメックスは、残念ながら初年度からガッツリと年会費が取られます。
さらに、SPGアメックスは継続メリットとして無料宿泊特典がありますが、こちらも1年目にはありません。
つまり、カード発行した1年目は大きなメリットが得られないまま過ぎてしまうんですね。
そこで活用したいのが、アメックスの紹介プログラム制度です。
このアメックスの紹介プログラム制度を使えば、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)のポイントを、今なら39,000ポイントも獲得できるんですよ!
入会後3ヶ月以内のカード利用で39,000ポイントを獲得できるため、初回の年会費はもちろん、無料宿泊特典がないデメリットに関しても紹介プログラム制度で相殺できますね。
ただし、入会後3ヶ月以内に10万円のカード利用が条件となるので、「そんなにカードを使えないよ」とお考えの人は、以下を参考にしてみてください。
- 日用品や食費をすべてカード決済にする
- Amazonギフト券を購入する
- 百貨店ギフトカードを購入する
カードを使って大きな買い物をする予定がない人でも、この3つで活用すれば軽く10万円を超えますよ!
SPGアメックスの審査基準は甘い
年会費の高いクレジットカードは、審査が厳しいイメージがありますよね。
しかしSPGアメックスの審査基準は、想像していたよりもかなり甘かったです。(笑)
速攻審査通りました!
ちなみに僕は、速攻審査通りました!
入力フォームに入力後、その場で審査が通ったので、他のクレジットカードの審査と比較すると通りやすい印象を受けましたね。
ただし、申し込み時に20歳以下だったり、定職を持たない人(パートやアルバイト)だったりすると、申し込みができません。
専業主婦でも世帯収入があれば審査は通りますが、定職についていないフリーターや学生に関しては、カード発行が難しいことを覚えておいてください。
なお、審査が完了してからカード発行までにかかる時間は、3〜7日程度です。
年末年始にクレジットカードを利用する機会が多い人は、ぜひこの機会にSPGアメックスの入会を検討してみてくださいね!
※普通に発行するよりもお得に作れます!
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。