アパレルの転職

女性のアパレル転職は30代からでも遅くない!業界の仕事や給料など

30歳になったのを節目にアパレルの仕事に興味をもったものの、具体的にどのような仕事があるのか疑問ですよね。

一見華やかな世界に見えますが、アパレル業界で華やかなのはほんの一部です。

実はとても地味な作業をしますし、給料もいいとはいえません。

このページでは、実際にアパレルで働いた僕が、アパレル業界の裏側や、転職する上でどのような点に注意しなければいけないのか、またアパレル業界全体で具体的にどのような仕事があるのか紹介していきます。

アパレルで転職を考えている人は、この記事を読まないときっと後悔します。

アパレル転職は30代からでも遅くない3つの理由

アパレル業界に転職するのに、30代では遅いのではないかと考えているかもしれません。

そんなことはありません。むしろ、これからです。その理由は大きく3つあります。

理由1:「未経験者歓迎」の求人が多い

アパレル業界に限らず、今の日本では人材が足りていない会社が多いため未経験者の転職が歓迎される傾向にあります。

「30代は年齢的に敬遠されるのではないか?」と不安に思うかもしれませんが、定年延長や移民受け入れなどを日本企業が認めなければいけないほど労働者が足りていないのです。

たとえば、大手のカジュアルブランドでは労働者不足を理由に、セルフレジを導入しているお店が次々と登場しています。

このように、アパレル業界でも深刻な労働者不足で困っている現実があるのです。

特に地方の店舗ほどこの傾向が強く、企業によっては社宅を用意してくれるほどです。

東京での満員電車で通勤する生活にウンザリしていて、アパレル業界未経験で始めるなら、比較的福利厚生充実している地方のアパレル会社からキャリアを始めるのもオススメです。

このように、日本国内では30代の女性でも転職できる環境は十分整っているのです。

さらにアパレル業界についての知識が無くても、入社後には研修や実務で学習する機会が用意されています。

未経験でいきなりデザイナーになるのは難しいですが、最初は販売員としてお金を稼ぎながら知識をつけていくのもありです。

通信教育や専門学校を使ってファッションデザイナーになるための勉強をすることもできます。

このように、未経験者であってもアパレル業界で仕事をするチャンスは十分あります!

理由2:転職が当たり前の業界

アパレル業界は技術や知識をつけて転職をするのが当たり前となっています。

たとえば、最初は販売員からアパレルの業界に入り、数年経験を積んだらもっと条件のいい会社へ転職する人は多くいます。

さらに転職先で経験と人脈を広げて営業やMD・バイヤーとして転職する事もできます。

このように、ある程度経験を積んだら次の会社へキャリアアップを繰り返すが当たり前の業界なのです。

そういう意味では、将来やってみたい仕事を意識しながら仕事に専念するため、大企業の総合職でありがちな「同じ会社でどんな仕事でもいいから長く働き続けたい」人には不向きでしょう。

公務員のように特に面白い仕事ではないけれど、とにかく安定していればいい!って人には向いてないです。

しかし、「トレンドを仕掛ける側の仕事をしたい」「服で人生が変わることを多くの人に伝えたい」などの、アパレルの仕事に情熱を持てる人にとっては、やりがいのある仕事になります。

自分が作った服が売れたり、自分が気に入っている服を接客してお客さんが買ってくれたりするってとてもやりがいがあります。

そのため、自分が理想とするキャリアを思い描いているのであれば、タイミングを考えながら次の会社へキャリアアップするチャンスがいくらでもあるのです!

転職のハードルが他の業界に比べると低いため、納得いくまで何度も転職できるのはメリットといえるでしょう。

30代のときは40代向けのアパレル、40代になったら50代向けのブランドに転職するなど、自分の年齢が何歳になっても強みになります。

理由3:ファッションは年齢や性別を問わない

ファッションは年齢性別を問わないため、何歳になっても仕事で輝けるチャンスがあります。

また、仕事を続けるうちに知識と経験が増えるため、幅広い仕事に関わることができるのもこの業界ならではです。

たとえば、同年代向けのアパレルブランドに転職して仕事をしていく中で、短期間でいいから海外で働いてみたい気持ちが芽生えたとします。

20代の女性向けブランド企業では若さが重視されるので、30代で同じ土俵に立ってもチャンスに恵まれることはないかもしれません。

しかし、40代女性向けのブランドを展開している企業ではどうでしょうか。

「海外のファッションを国内にいち早く取り入れたい」という情熱を上司や人事に伝えることができれば会社も投資と考えて、海外ファッションショーのスタッフメンバーや、新店舗オープンのメンバーに選ばれる可能性がぐっと高くなるでしょう。

このように、年齢や性別を問わずに服や装飾品は需要があります。

あなたのやってみたい仕事を見つけるチャンスは他の業界に比べて数多くあるといえるでしょう。

女性向けのブランドではできなかった仕事が、男性向けのブランドでできることもあります。

転職のときは広い視野で会社を見つけると良いでしょう。 

アパレル業界へ転職するときにチェックすべきこと

アパレル業界は人手不足の事情もあり、30代でも採用されやすい環境が整っていることを解説してきました。

ただし、転職するときに気をつけるべきポイントがあります。

いくら転職しやすい業界とはいっても、サービス残業や理不尽な仕事を強要するブラック企業はなんとしても避けたいですよね。

ここで解説する5つのポイントを無視して転職活動を進めてしまうと、「こんなはずじゃなかったのに」と転職に失敗してしまう恐れがあります。

転職するときには以下で解説するポイントを厳しくチェックしたうえで、転職活動を進めるようにしてください。

1. 企業・ブランドが好きになれるか

アパレルブランド

アパレル業界へ転職するときに重要になるのが、転職先の企業やブランドが好きになれるかどうかです。

たとえば、20代女性向けのブランドが好きなのに、40代女性向けのブランドしか内定をもらなかったといって妥協するのは避けるべきしょう。

辛くなったときに「なんでここで働いているんだろう?」と不安に押しつぶされかねません。

仕事のモチベーションが上がらず仕事が長続きしないのは嫌ですよね。

せっかく苦労して転職したのに、会社やブランドが好きになれず辞めてしまうのは本末転倒です。

あなたが好きなブランドであれば、売上ノルマや納期が厳しい仕事であっても「大変だけれど、このブランドをもっとみんなに知ってもらいたい」とモチベーションを上げることができます。

また、転職が前提の業界なので好きなブランドで仕事をするために、数年間は内定が決まったブランドで修行すると割り切るのもいいでしょう。

実力を身に着けてから好きなブランド企業に転職して活躍するのもありです!

「最初は興味がなかった仕事が、得意になるにつれて好きになる」ということもあります。

「好きな仕事」と「得意な仕事」はまったく違うことをおさえておきましょう。

2. 自分のスキルをPRして即戦力として活躍できるか

30代で転職をする上で忘れてはいけないのが、「自分の能力が転職先の会社で発揮できるか」です。具体的には、どのように売上に貢献するかPRする必要があります。

企業は利益を出し続けなければ存続できない以上、人を雇うときには利益になる能力があるかどうか厳しくチェックされます。

たとえば、仕事の割り振りやスケジュール通りに仕事をこなすことが得意なのであれば「店長」として採用されたほうが活躍できる可能性が高いでしょう。

また、人と話すことが得意だったり、相談に乗ったりすることが多かったりするなら「接客・販売員」に適正があるといえます。

では、自分はどの能力に恵まれているのかわからない場合はどうすればいいのでしょうか。

この場合は、実際にアパレル業界で働いている友人に聞いてみるのがオススメです。

「物怖じせずに話せそうだよね〜」「厳しいことでも嫌がらずに言えそう!」など、アパレル業界に携わる立場から率直な意見をもらうことができるでしょう。

また、転職エージェントなどで実施しているテストを受けてみるのもいいでしょう。

実際に転職を成功させた人のデータをもとに、あなたの性格や長所・短所を分析してくれます。

そのため、「この会社に転職してきて良かった!」と納得できる職場に巡り合うことができるでしょう。

このように、あなたが客観的に見るとどのようなことが得意なのか知っていれば、履歴書や面接で矛盾なく自己PRすることができます。

履歴書や面接の内容は、職場配置の参考資料にされるため、お互いにとって重要な情報となります。

内定を取りたいからと言って、想像や嘘で塗り固めないように気をつけましょう。

3. 昇給や福利厚生は充実しているか

昇給が定期的にあったり、福利厚生が充実したりしているかも確認すべきポイントです。

どんなに有名なブランドであっても、努力した分だけ給料に反映されなければモチベーションが上がりませんよね。

「昇給あり」と書いてあっても、翌年から毎月千円の昇給なのか、1万円以上の昇給があるのかまで分からなければ意味がありません。

努力分が反映されやすい賞与についても、年間2〜3万円しかない会社もあれば、数十万円支払われる会社もあります。

また店舗の販売員として働く場合、お店の服を着ることを義務付けている場合があります。

店舗で販売している服を従業員価格で安く買うことができるのか、定価で買わなければいけないのかなども重要なポイントになるでしょう。

さらに、休みが取りやすいのか、キャリアアップのための自己啓発に会社補助があるのかなども合わせて確認するといいでしょう。

4. 安心して働き続けられる会社か

転職先の内定が無事に決まったのはいいが、いざ働き始めてみると提示された条件と違うことがあります。

実際に安心して働き続けられる会社かどうか見極めるためには、転職サイトや会社に転職した人の口コミを調べるようにしましょう。

たとえば、「残業がほとんどない」と求人票に書いてあっても、実際には雑務をサービス残業で終わらせなければいけない場合もあります。

1円にもならず、自分にとってプラスにならないことに時間を割くのは馬鹿らしいですよね。

このように、求人票の情報だけでなく転職サイトや店舗の口コミで悪い評判がないか確認するようにしましょう。

5. 実際に店舗や取扱店をチェック

アパレル店舗

安心して働き続けられる会社かどうか知るために、実際に店舗の様子を見てみると参考になる情報を多く得ることができます。

たとえば、「社員同士で楽しく、助け合いながら仕事をしている」と求人票に書いてあっても、実際に店舗を見てみたら店員同士ギスギスしているのが目に見えて分かったなんてこともあります。

またタイミングが良ければ、新人社員やアルバイトを先輩社員が教育している姿を見ることができます。

このとき、教えてもらっている側の人が楽しそうにしているのであれば、あなたがその会社に転職したときにも同じ気持ちで働けるでしょう。

反対に、教えている側が高圧的な態度をとっていたり、教えられている側がビクビクしたりしている場合はあなたも同じことをされる可能性があります。

また、Google mapなどで会社や営業店舗の情報を見てみると「店員の態度」「掃除が行き届いているか」などの情報も参考程度に知ることができます。

多くの情報を集めるほど判断材料が増えるため、ネットだけの情報だけでなく、自分の足で現場を確認するのも忘れないようにしましょう。

アパレル業界の仕事は大きく6つ

私たちが普段見ているアパレル業界は、店舗やテレビのニュースで目にするファッションショーくらいではないでしょうか。

実際にはアパレル業界の仕事は服をイメージして形にするところからはじまり、どのような素材を使うのか、どれくらい製造するのか、どの会社に販売するのかなど多岐にわたります。

細かく上げるとキリがありませんが、ここではアパレル業界全体で代表的な仕事の6つを解説していきます。

デザイナー・パタンナー

アパレルデザイナー

デザイナーとパタンナーの仕事はアイディアを出して、服を実際の形にすることです。細かい仕事内容をいうと次のとおりです。

デザイナー……服のイメージを絵に起こす
パタンナー……デザイナーが作ったイメージから、型紙を使って服の模型を作る 

デザイナーは発注を受けた仕事に沿って、流行の服や着やすさなどの市場調査を重ねながら、頭の中のイメージを絵に書いていきます。

この過程で、どのような色をどの部分に配色するのか、素材はどのようなものを使うかまで選んでいきます。こうしてデザイナーのイメージした絵ができあがります。

次に、デザイナーが作った絵をもとに、型紙を使って服の模型を作り上げていくのがパタンナーの仕事です。

イメージ通りの服にするために「縫い目や折り目をどれくらいつければいいのか」「折り目はどれくらい深くすればいいのか」「布の色や光沢を再現するためにはこの素材でいいのか。別の素材のほうがいいのでは」といった感じで、考えながら形にしていきます。

素晴らしい服をデザイナーが考えても、パタンナーがそれを再現できなければ世に現れることはないのです。

デザイナーやパタンナーはいきなりなれる仕事ではなく、センスと経験が必要になります。

専門学校や通信教育などで基礎を勉強してから、この仕事を始める人が多いため専門性が高いといえます。

未経験者がデザイナーやパタンナーを目指したいのであれば、販売員として仕事をしながら勉強するのが良いです。

実際に店舗に完成している商品があるため、効率よく学ぶことができます。 

MD・バイヤー

アパレルバイヤー

MD(マーチャンダイザー)・バイヤーは言葉は違いますが、具体的な仕事は「自社で販売する商品の買い付け」をする人です。

たとえば、複数の高級ブランドを取り扱うお店なら、最安で商品を仕入れてできるだけ高く売り、利益を生み出します。

MDやバイヤーは最安で仕入れるための販売ルートを選んだり、在庫を最小限に抑えるために購入数をコントロールしなければいけないことから、高い交渉力や管理能力が必要です。

流行のアンテナを高く張り、売れる商品を効率よく仕入れる必要があるため、セレクトショップや商社などでは売上を決める重要な仕事になります。ブランドや販売ルートの知識が必要になるため、アパレル業界を経験してからこの仕事に就く人が多いです。

また、前職で営業を経験していた人なら、求人次第で最初からMD・バイヤーになれる場合もあります。

営業

営業は実際に商品を使う消費者に売る仕事ではなく、商品を取り扱うお店や小売店に商品をおろす仕事です。

服が流通する過程で商品の製造メーカーや小売店は、実際に消費者が手に取る店舗に服を売ることになります。

一度取引が決まると、大きな金額が動くことになるため結果が出たときの達成感がとてもあります。

また、デザイナーからトレンドを聞き出したり、MDやバイヤーと業界の動向などを話すチャンスが営業にはあるため、アパレル業界全体のことを知る事ができる立場でもあります。

MDやバイヤーと同様、営業未経験なら店長や販売員などを通じてアパレル業界全体を学習するか、前職の営業経験を活かしてこの仕事に就くことになるでしょう。

生産管理

生産管理は服を製造する会社にある仕事で、素材の仕入れから製造スケジュール、納期の調整など多岐にわたります。

服の原料になる繊維やアクセサリーの金具などはそれを売ってくれる会社と連携しながら、必要タイミングで、必要な量だけ売ってもらわなければいけません。

日本で取り扱っている商品の多くは海外から輸入しているため、貿易実務や英語が必要とされる会社も多いです。

服などは一つ一つ縫製する必要があるため完成までには時間がかかります。

限られた労力の中で効率よく商品を作るためには、在庫や生産状況を把握しながら、生産指示を出す必要があるため、スケジュール管理能力も必須です。

アパレル業界の中では地味な仕事でセンスも必要とされませんが、さまざまな知識を求められる仕事なのでベテラン社員が配置されることが多いようです。

店舗管理

アパレル店舗

店舗管理は1店舗を管理するだけでなく、エリアリーダーと呼ばれる人が複数店舗を管理します。担当エリアの店舗の管理を行い、利益を最大にするための工夫を凝らします。

たとえば、他のエリアでうまく行った商品陳列を自分の担当エリアで試してみたり、売上に偏りがある店舗の原因を分析して解決するために試行錯誤したりします。

また、店頭のマネキンや広告などのコンセプトを考えることもあるため、マーケティングの力も身につけることができます。

アパレル業界未経験の場合は、店長などの小規模なマネージャーを経験したあとになる場合が多いです。

また、前職でマネージャー経験があれば転職のときにPRすると短期間の研修の後、エリア担当として仕事を任されることもあります。

店長・販売員

アパレル接客

店長や販売員は、お店で商品をお客様に販売する仕事です。店長になると、店舗や従業員のシフトを管理する仕事も加わります。

店舗を訪れるお客様の悩みや欲しい物を聞きながら最適な商品を提案するため、取扱商品の知識や特徴を覚える必要があります。

アパレル業界未経験の場合、まずは店舗で商品知識やアパレル業界を勉強できます。

商品を販売する店舗には大きく2種類あり、安価で多様な商品を販売する「カジュアルブランド」と、有名ブランドの商品を販売する「ハイブランド」があります。

ハイブランドで販売している商品は高価なものが多く、カジュアルブランドに比べると売るために多大な努力が求められます。

また、会社のイメージを出すため会社指定の服装で働く必要があるなど制約が多いですが、販売数量に応じて追加の報酬(インセンティブ)がつくため高給なのも特徴です。

ハイブランドの販売員になると誰でも手取り30万円を超えることも多く、給料重視ならハイブランドがおすすめです。

一方、私服でノルマに追われずに仕事をしたいということであれば、カジュアルブランドがおすすめです。給料よりも働きやすさを選ぶのであれば、こちらのほうが良いでしょう。

未経験者の転職直後の年収は約300〜350万円

上記で紹介してきた仕事でどれくらいの年収が稼げるでしょうか。だいたいの年収の目安は下記のようになっています。

職種 25〜29歳 30〜34歳 35〜39歳
デザイナー 304万円 371万円 440万円
パタンナー 302万円 348万円 460万円
MD・バイヤー 388万円 463万円 516万円
営業 357万円 452万円 510万円
生産管理 337万円 396万円 397万円
販売員(※) 293万円 324万円 354万円

出典:パーソルキャリア
※店長は販売員の給与+40万円程度

未経験から始める場合は、25〜29歳の年収を参考にするといいでしょう。この金額から税金が20〜30%差し引かれた金額が、おおよその手取り金額となります。

未経験から始める場合の給料はそこまで高くありませんが、転職してキャリアアップしていくことで年収が高くなっていきます。そのため、上記の情報は参考程度にしてください。

派遣社員は高時給でスタート可能

派遣社員も選択肢としてある場合、高い時給で仕事をスタートすることも可能です。たとえば、下記の画面はある求人票に載っている派遣社員の給与明細です。

アパレル派遣時給

アパレル業界では初年は月収20万円を超えるところは少ないですが、派遣社員であれば時給1,500円からスタートできるため上の画像のように、総支給額がいきなり30万円を超えることも珍しくありません。

高い年収が得られる反面、派遣社員は法律で3年以上同じ会社の同じ部署で働き続けることができないため将来性がないです。

つまり、3年間働いたらほかの店舗にいかなければいけないのです。

アパレル業界は業界内で転職するのが当たり前なので、最初に経験とお金をためるためだと割り切って働いたあとに自分の時間を作って専門学校や通信教育でアパレル関連の資格を取るのもありでしょう。

また、アパレル業界に憧れて働いたものの「やっぱり自分には合わなかった」という結果になる可能性も十分考えられます。

そのため、職場体験のような感覚で3ヶ月限定と割り切って派遣の仕事をしてみるのもありでしょう。

転職活動はエージェントを利用する

転職活動をするときに、「どうやって進めれば安心して働ける会社から内定をもらえるのか」不安ですよね。

一人で転職活動をすすめるのも良いかもしれませんが、アパレル業界の転職に特化したエージェントを使うと、一人で転職活動するよりも多くの情報を得ながら内定を得ることができます。

具体的には、転職エージェントを使うと次のようなメリットがあります。

エージェントがあなたの強みを発見してくれる

「自分の強みと弱みを説明してください」と言われて的確に言える人は意外と少ないです。というのも、自分が考える「自分」と、他人の印象に残る「自分」は違うからです。

たとえば、勉強が苦手で物覚えが悪いというのを短所で言う人がいますが、話を聞いてみると理詰めで考えるのが苦手な代わりに、直感で判断するのが得意だったということがあります。

店長や販売員だけでなく、デザイナーや営業でも、直感で即座の判断を求められる仕事は多くあります。

第三者にあなたの性格や特徴を分析してもらうことで、将来どのような仕事をしたいのか、今のあなたにはどのような強みがあるのかを客観的に分析してくれるため、面接でも自身を持って自己PRすることができます。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントなら、転職サイトに掲載されていない求人票も取り扱っています。この求人は「非公開求人」と呼ばれ、多くの人の目に触れることなく先着で内定者が決まっていきます。

なぜこのようなものがあるかと言うと、求人票を出す企業側が転職サイトで求人を募集する場合、多額の費用がかかるからです。

具体的には、転職サイトに求人情報を1週間掲載するだけで何十万円もかかることもあります。

採用活動に使えるお金に余裕がある大企業なら良いですが、ほとんど会社はそこまで大々的に宣伝するのは無駄だと判断しています。

このことから非公開求人は、安いコストで人を雇うことができるなど企業にとってメリットがあるのです。

なかには、優秀な人材を確保するために従業員よりもはるかに良い条件で求人票を出す会社もあります。

すでにいる従業員からの反発を避けるために、非公開にしているケースもあります。

転職エージェントは何度もあなたと面談した上で、膨大な求人票の中からあなたに合った会社を紹介してくれます。

1社より10社、10社より100社と多くの選択肢の中から選んでもらえたほうがミスマッチの確率は減らせるため双方にメリットがあるのです。

履歴書のアドバイスや面接練習など充実したサポート

行きたい会社が決まり次第、履歴書や面接対策をする必要があります。

履歴書は自分で作成しますが、内容に不備がないかは他人の視点がないと分からないでしょう。エージェントを利用すれば、腰脱字だけでなく構成のおかしい点まで指摘してもらえます。

また、面接で無意識にやりがちな悪い癖をエージェントに指摘してもらうことができます。たとえば、緊張すると無意識のうちに貧乏ゆすりや、指をいじり始めてしまう人がいます。

これらの行為は面接で良い印象を抱かれないため、直す必要があります。自分一人だけでは気づきにくいため、第三者に面接をチェックしてもらえる機会は確保したいですよね。

このように、他の人に自分の面接している様子をチェックしてもらうのは、転職を成功に導く上で重要になります。

まとめ

30代の女性が転職活動に不利にならないことや、40代向けのアパレルブランドにとって30代の転職者の需要があることを冒頭で説明してきました。

あなたが自分らしさを発揮しながら転職先で活躍するために、アパレル業界専門の転職エージェントを活用しながら企業の情報を集めつつ、自己分析を進めるようにしてください。

またアパレル業界にどのような仕事があり、自分が向いている仕事は何か外部の意見を取り入れながら理想の職場への転職を成功させましょう。

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ファッショ―ネ

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