どうも!笑ってトラベルのなかじ(@nakajigundam)です。
コロナウィルスの影響で自粛せざるを得なくなり、海外に行けていません。なかなか大変なことになってしまいましたね。
在宅ワークだったり、仕事が休みになったりして、ずっと家にいる人もたくさんいると思います。
そんな中、世間で一気に注目されたサービスがあります。それはUberEatsです。利用された人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
マックなどのチェーン店から名のあるレストランの料理を家まで運んでくれるサービスですね。家でも外食ができるのが嬉しいですよね。
UberEatsの配達員もきっと忙しかったに違いありません。そんなUberEatsの配達員は今仕事として注目を浴びています。
好きな時間に好きなだけ働けるし、人間関係もない。自由に働ける仕事なので副業にもぴったりの仕事だといろんなところで言われています。
しかしそれは大間違いです。僕は絶対におすすめしません。
もしUberEatsの配達員を始めようと考えているのなら、そのような考えは即刻改めてください。UberEatsの配達員は稼げない仕事です。
というわけで今回は、UberEatsの配達員が稼げない理由をご説明いたします。
肉体労働だから
UberEatsの配達員をやり続けてはいけない理由は、この仕事が肉体労働だからです。
いくら自由がある新しい仕事だと言われていても、肉体労働である以上本質は僕がやっていたドカタと変わりはありません。
しかも、ブーストやクエストといった時間帯や場所に応じたボーナスを駆使しても、時給で考えればどう頑張っても2,000円前後しか稼げません。
つまり1日8時間フルで働いて16,000円です。1ヶ月間毎日休みなく働いたとして月収48万円になる計算ですね。
数字だけ見れば「稼げる」と思われるかもしれません。しかしこの金額はあくまで最大値です。
休みなくフルで働くということは、雨の日も風の日も関係なく働くという意味です。土日も関係なく、毎日8時間365日働いて稼げるのがこの金額になります。
しかも日によって仕事量に差がでます。毎日8時間ずっと切れ目なく仕事が入ってくるわけではありません。
エリアや天候、時間帯に左右されるので収入が安定しないのが現状です。
これを踏まえると平均的には時給1,000円前後になるそうです。これではバイトと変わりありませんよね。
UberEatsの配達員は手軽に自由に稼げるという人がいますが、まったく手軽に稼げるものではありません。
このような仕事を10年も20年も続けるのは得策とは言えないですね。僕は絶対におすすめしません。
副業で見てもおすすめしない
UberEatsの配達員は副業でもおすすめしません。この仕事はとにかく時間効率が悪いのです。
根本的に配達という作業をこなさなければならず、作業をしていなければ1円も稼ぐことができないからです。
あなたが本業でサラリーマンをやっているならば、UberEatsの配達員として働くとすれば、休みの日に副業で働くことになりますよね。
時間は自分の好きなだけ働けるので副業にはちょうどいい・・・と思われるかもしれませんが、結局バイトしているのと同じです。
仮にあなたが土日の二日間、1日三時間働いたとしても3,000円前後です。1週間に6,000円、1ヶ月で30,000円ほどという計算ですね。
小遣い分くらいにしかなりません。しかも自転車やバイクで動いているだけです。
「運動のついで」としてならいいかもしれません。でも副業として考えれば、ただ動いているだけなので基本的に何も学べません。成長しないんですよね。
副業として考えれば、ブログやYouTubeなどのネットビジネスであれば、あなたのコンテンツを見る人が増えれば増えるほど何もしなくても収入を得ることができます。
コンテンツを成長させれば収入が増えるしあなた自身も成長します。
このような観点から見れば、UberEatsの配達員は働いている時間に対しての効率が非常に悪い仕事なのです。
UberEatsの配達員を副業でやるくらいなら他の副業をしたほうがいいことは間違いありません。
将来性がない
さらに、UberEatsの配達員は将来必ず稼げなくなります。将来性が全くありません。その理由は以下の3つにあります。
- 体調不良になると働けない
- 配達エリアが限られる
- 配達員が増えている
この3つの理由から、僕はUberEatsの配達員に将来性を全く感じません。ではその理由を詳しくご説明しましょう。
体調不良になると動けない
UberEatsの配達員は肉体労働です。身体が資本になるので体調が崩れたり怪我をしてしまえば働けなくなり収入が無くなります。
なので、事故などで怪我を負い、自転車やバイクの運転ができなければこの仕事はできなくなります。
2019年10月から対人・対物賠償責任保険と傷害補償制度は用意されたので、業務上の事故に関しては保険が使えるようです。
でも、個人事業主なので自分の怪我に対しての保険は自分で用意しなければいけません。そのようなリスクもあります。
そして、怪我や事故のリスクもそうですが、肉体労働は歳を取ればパフォーマンスが落ちていきます。
あなたがその仕事をずっと続けたくても、10年、20年と経つほどに体力が落ちるので気力も少しずつ弱くなっていきます。
やることは変わらないのにただただしんどくて仕事量が減る可能性は極めて高いでしょう。そんな仕事をいつまでも続けるべきだと思いますか?
配達エリアが限られるから
UberEatsは配達エリアが限られています。これが将来的に稼げない理由のひとつになります。エリアによって状況がかなり変わってしまうからです。
最近では、失礼ですがマイナーな富山県でもサービスを開始しています。今後他の都道府県でもサービスが開始され拡大傾向にあると思います。
しかし、たとえエリアが増えたとしても、自転車もしくはバイクで行ける距離には限界があります。
さらに、お店の数も関わってくるのでお店が少ない地域だと仕事量に差が生じます。現に都心部と地方では仕事量によって単価がすでに違います。
地方によってはブーストなどのボーナスがない地域もあるそうなので、UberEatsで稼ぐとなると、稼げる地域に行くことも考えなければならなくなります。
地域によってはどう頑張っても稼ぐのが難しい地域が出てくるので、将来性が無いと言えるのです。
配達員が増えている
UberEatsの配達員は現状少しずつ増えています。だから将来的に稼ぐことはできなくなります。
配達員が増えるということは、いずれ仕事の奪い合いになるからです。
配達員の魅力は、時間に縛られない、人に縛られない、自由な働き方ができることだとアピールしている人が多いです。新しいスタイルの仕事だと言う人もいます。
これに魅力を感じている人たちが参入しています。雇用契約などめんどくさい手順を取らなくても誰でもすぐできることも魅力なのでしょうね。
しかし、UberEatsは配達員を評価するシステムがあります。配達員は店側と依頼者側の両方から評価されます。
この評価システムにより配達員の優劣がつくので、優秀な人に仕事が集中する可能性が高くなるのです。
そうなればもともとやっていた人が有利になるし、今後もあとから増え続けるので人数にたいしての仕事量が激減することだって考えられます。将来性ないですよね。
UberEatsで稼いでいる人の正体
実はUberEatsの配達員で稼いでいる人は、別の正体があります。それはアフィリエイターです。
UberEatsの配達員が増えているのも、このアフィリエイターの存在が大きくかかわっています。
実はUberEatsの配達員には紹介システムがあります。アフィリエイターはこの招待コードをブログなどに貼り付けて配達員への登録を促しています。
完全にアフィリエイトです。
たとえばあなたが、ブログやTwitterから配達員を登録する際に、そこに書いてある招待コードを入力して登録したとしましょう。
その後、あなたが20回配達をするとまずあなたに2万円支払われます。しかし、招待コードを所有している人にも紹介料として3万円支払われるのです。
この金額は地域や条件によって変わるそうですが、どちらにしてもブログやTwitterの投稿主にお金が入る仕組みです。
また、バイク、自転車のレンタルサービスをしたり、情報共有できるようなチャットグループを作成し運営している配達員向けのサービスをビジネスにしている人もいます。
結局、UberEatsで稼いでいる人はビジネスを絡めてやっているんです。ぶっちゃけ配達員を続けているかどうかも定かではありません。
配達員だけで頑張っていても結局労働なので長い目で見ればジリ貧です。それを利用してビジネスにしている人もいるのです。
10年後も20年後も続けるべきだと思いますか?
追伸
UberEatsの配達員は完全歩合制です。自由に働くのもがっつり働くのも個人の自由となります。
今後利用者の需要は増えてくるので配達員も増えてきます。手軽に始められるビジネスだからです。
ですが、どんなに頑張っても収入は月収50万いくかいかないかぐらいです。だからおすすめはできないです。
これをやるくらいなら、頑張ってブログ書いたりYouTubeで動画を配信した方が将来性がありますし稼げます。断言します!
このブログを見ているあなたはUberEatsの配達員では満足しないと思っています。稼ぎ方を間違えず、しっかりと行動していきましょう。