「ANAアメックスゴールド」と「ANAアメックス」は、ANA(全日空)のマイルを効率よく貯められるクレジットカードです!
2020年5月現在は、目を疑うような大盤振る舞いの入会キャンペーンを実施しているため、注目している方も多いのではないでしょうか。
このキャンペーンを利用してマイルをガツンと貯めてしまえば、なんとハワイに無料で行けちゃうんですよ。
旅行好きには、絶対に見逃せない内容ですよね!
しかし、ANAアメックスゴールドとANAアメックスでは、入会キャンペーンでもらえるマイル数が大きく異なります。
さらに、この2つのクレジットカードには入会してからも大きな違いがあるので、じっくりと比較しておく必要があるんです。
このページでは、ANAアメックスゴールドとANAアメックスの入会キャンペーンを中心に、以下のようなポイントも抑えてご紹介しています。
- ANAアメックスゴールドとANAアメックスの違い
- ANAアメックスゴールドとANAアメックスの海外旅行保険の違い
- ANAアメックスゴールドとANAアメックスの特典
- ANAアメックスの審査が通るまでの日数
ANAアメックスゴールドと、ANAアメックスの入会キャンペーンが気になっている方は、要チェックですよ!
ANAアメックスゴールド&ANAアメックスの概要と入会キャンペーン
ANAアメックスゴールド・ANAアメックスの概要と入会キャンペーンは、次のようになります。
ANAアメックスゴールドカード | ANAアメックスカード | |
年会費 | 34,100円(税込) | 7,700円(税込) |
マイル移行手数料 | 無料 | 6,600円(税込)/1年ごと |
入会ボーナス | 2,000マイル | 1,000マイル |
入会3ヶ月以内に10万円決済 | +4,000マイル | +2,000マイル |
入会3ヶ月以内に30万円決済 | +8,000マイル | +4,000マイル |
入会後3ヶ月以内に70万円決済 | +34,000マイル | +21,000マイル |
利用分の獲得マイル | 7,000マイル(70万円決済時) | 7,000マイル(70万円決済時) |
合計 | 55,000マイル | 35,000マイル |
まず、概要から簡単にご紹介すると、ANAアメックスゴールドは、年会費が34,100円です。
一方、ANAアメックスは年会費が、7,700円となっているんですね。
つまり、この2つのクレジットカードには、年会費だけで26,400円の差があるんですよ。
なぜ、こんなに年会費に差が出てしまうのかというと、「ゴールドカード」と「一般カード」になるからです。
ANAアメックスゴールド → ゴールドカード
ANAアメックス → 一般カード
ステータス性が高いゴールドカードは、一般カードにはないさまざまな特典があります。
この特典を得るためには、どうしても年会費が高くなってしまうんですね。
しかし、ANAアメックスゴールドには高い年会費を払う価値がある魅力的なメリットがあります。
こちらに関しては後ほど、詳しく解説していきますね!
続いて入会キャンペーンですが、こちらはANAアメックスゴールドと、ANAアメックスで以下のようになっているんですね。
ANAアメックスゴールド → 最大88,000マイル
ANAアメックス → 最大63,500マイル
では、いったいどういうことなのかを、次の項目で具体的に解説していきますね。
決済金額に応じたボーナスマイル
ANAアメックスゴールドとANAアメックスは、決済金額に応じた「カード利用ボーナスポイント(マイル)」がもらえます。
ANAアメックスゴールドの場合
ANAアメックスゴールドのボーナスは次のようになっています。
入会時⇒2,000ボーナスマイル
入会後3ヶ月以内に10万円のカード利用⇒4,000ボーナスポイント
入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用⇒8,000ボーナスポイント
入会後3ヶ月以内に70万円のカード利用⇒34,000ボーナスポイント
入会時の2,000ボーナスマイルと、3つの決済条件をクリアすることができれば、合計で48,000マイルになるんですね。
さらに、クレジットで70万円を決済したことにより、7,000ポイントが別途加算されるため、合計55,000マイルを獲得できます。
ANAアメックスの場合
ANAアメックスのボーナスは次のようになっています。
入会時⇒1,000ボーナスマイル
入会後3ヶ月以内に10万円のカード利用⇒2,000ボーナスポイント
入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用⇒4,000ボーナスポイント
入会後3ヶ月以内に70万円のカード利用⇒21,000ボーナスポイント
入会時の1,000ボーナスマイルと、3つの決済条件をすべてクリアすることができれば、合計で28,000マイルになります。
さらに、こちらに関してもクレジットで70万円決済したことにより、7,000ポイントが加算されるため、合計35,000マイルを獲得できます。
しかし、ここで1つ大きな疑問が生まれませんか?
先ほど、ANAアメックスゴールドは最大で88,000マイル、ANAアメックスなら最大で63,500マイルとご紹介しましたよね。
上記でご紹介した、入会時の獲得マイル数だけだと、この数字との差が出てしまいます。
そこで登場するのが、アメックスではなくANAのキャンペーンです。
ANAアメックスゴールドとANAアメックスは、全日空である「ANA」と国際ブランドである「アメックス」が提携して誕生したクレジットカードになります。
つまり、アメックス側の入会キャンペーンと、ANA側の入会キャンペーンの両方を合わせれば、めちゃくちゃたくさんのマイル獲得が実現するんです。
ANAアメックスゴールド
⇒55,000マイル + 33,000マイル = 88,000マイル
ANAアメックス
⇒35,000マイル + 28,500マイル = 63,500マイル
ただし、ANAの入会キャンペーンに関しては、ANAのクレジットカードを初めて発行する人に限ります。
すでに、ANAのクレジットカードを所有している方は、残念ながらアメックス側だけの入会キャンペーンになることを、覚えておいてくださいね。
ゴールドなら480万円、ノーマルなら280万円節約
ちなみに、アメックス側だけのキャンペーンでも上記でご紹介したボーナスマイルを入会後に獲得することができるため、通常ポイントを貯めるのに比べてマイル獲得のために節約できる金額は次のようになります。
- ANAアメックスゴールド → 480万円
- ANAアメックス → 280万円
通常のカード決済でこれだけのマイルを貯めようとすると、ゴールドなら480万円、一般カードなら350万円の決済が必要となります。
しかし、このお得な入会キャンペーンを活用すれば、たったの70万円利用するだけです!
「こんなにお得なことがあっていいのか?うまい話には裏があるのでは……?」
僕自身もこのように不安になり、実際にアメリカン・エキスプレスのコールセンターに電話してしまいましたが、「はい!もらえますよ〜」といった快い返事が返ってきました
ANAアメックスゴールドとANAアメックスの違い
ANAアメックスゴールドとANAアメックスには、いくつかの大きな違いがあります。
そこで、絶対に覚えておきたい5つの違いを、以下にわかりやすくまとめました。
ANAアメックスゴールドはマイル移行手数料がかからない
ANAアメックスゴールドは、先ほどもご紹介したように「年会費34,100円 」が発生します。
しかし、アメックスで貯めたポイントをANAマイルに移行する際の手数料が無料です。
一方、ANAアメックスですが、こちらは「年会費7,700円 」とリーズナブルなイメージが強いですよね。
しかし、マイル移行手数料として「毎年6,600円」が発生してしまうんですよ。
移行手数料を支払わないとANAマイルに交換することができないため、ANAアメックスの年会費は、実質14,100円(税込)となります。
これを考えると、ゴールドカードの特典が活用でき、なおかつ移行手数料が無料なANAアメックスゴールドはかなり魅力的ですね!
ANAアメックスゴールドはポイントが失効しない
ANAアメックスゴールドは、アメックスで貯めたポイントの有効期限がありません。
しかし、ANAアメックスだと、年会費を払ってポイント移行コースを申し込まない限り、アメックスで貯めたポイントの有効期限が、最長で3年間です。
したがって、無条件で貯めたポイントの有効期限を無期限にしたいのであれば、ANAアメックスゴールドを選択するべきなんですね。
「せっかく貯めたポイントが、いつの間にか消滅していた……」
こんな残念な事態に陥りたくない人は、面倒な手続きを省けるANAアメックスゴールドが、おすすめです!
ANAアメックスゴールドならビジネスクラスのチェックインカウンターが使える
ANAアメックスゴールドは、ゴールドカード会員となるため、ビジネスクラスのチェックインカウンターが使えます。
年末年始・GW・夏休みといった繁忙期は、どうしてもチェックインカウンターが混雑しますよね。
しかし、ビジネスクラスのチェックインカウンターは比較的空いているため、繁忙期でも行列に並ぶことなく、快適にチェックインを済ませられるんですよ。
エコノミークラスのチェックインカウンターが混雑するなか、空いているビジネスクラスのチェックインカウンターに並べるのは、優越感もあって気持ちいいです!(笑)
ANAアメックスゴールドなら海外旅行で緊急支援サービスが付帯
ANAアメックスゴールドを所持していると、海外旅行中に「オーバーシーズ・アシスト」が利用できます。
この、オーバーシーズ・アシストのなかには、「メディカルサービス」と「リーガルアシストサービス」が組み込まれており、以下のような緊急支援が受けられるんです。
メディカルサービス(医療サービス)
- 24時間電話対応による医療相談・病院紹介
- 病院の予約・入院の手配
- 電話での日本語サポート
- 医療機関への信用保証
- 建て替え資金援助(上限あり)
- 家族への緊急連絡
- 緊急移送や帰国手配
リーガルアシストサービスは次のようになっています。
リーガルアシストサービス(法的サービス)
- 緊急時の弁護士紹介
- 弁護士費用の建て替え(上限あり)
- 保釈金の建て替え(上限あり)
- 日本語通訳派遣
海外旅行中には、予期せぬ病気や怪我に見舞われたり、犯罪に巻き込まれたりするケースも少なくありません。(実際僕も、何度か巻き込まれています)
何かと不安が多い海外も、これらのサービスがあることを知っていれば、緊急時でも手厚い補償が受けられます!
マイル獲得が目的ならゴールド一択
ANAアメックスゴールドとANAアメックスでは、通常のマイル還元率が1%と同じです。
これだけみると、マイルを獲得するためのクレジットカードなら、年会費の安いANAアメックスの方が優れているように感じてしまいます。
しかし、この2つのクレジットカードには、区間ボーナスマイルに大きな違いがあるんです。
ANAアメックスでは、フライトボーナスマイルが10%加算されます。
一方、ANAアメックスゴールドでは、フライトボーナスマイルが25%も加算されるんですよ。
つまり、同じ距離の飛行機に乗った場合、ANAアメックスよりもANAアメックスゴールドのほうがボーナスマイルが多くもらえるんですね。
海外旅行に行く機会が多い人であれば、長い区間のフライトも珍しくはありません。
ビジネス・ファーストクラスを楽しむためにもマイルを早く貯める方法を使うに越したことはありません。
このようなフライトで少しでもお得にマイルを貯めたいのなら、ANAアメックスゴールド一択となります!
ANAアメックスゴールドなら海外保険も充実
ANAアメックスゴールドと、ANAアメックスでは、海外旅行保険の充実度に大きな差があります。
大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、「雲泥の差」といっても過言ではありません。
では、どのくらい違うのか、こちらの比較表をご覧ください。
ANAアメックスゴールド | ANAアメックスノーマル | |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(5,000万円) | 3,000万円(なし) |
傷害・疾病治療費用 | 300万円(200万円) | 100万円(なし) |
賠償責任 | 4,000万円 | 3,000万円(なし) |
携行品損害 | 50万円 | 30万円(なし) |
救援者費用 | 400万円(300万円) | 200万円(なし) |
※()は旅費を決済しなかった場合の上限
まず、ぱっと目につくのが「傷害死亡・後遺障害」の上限額です。
ANAアメックスゴールドは、利用付帯なら最大1億円まで保証されるのに対し、ANAアメックスは3,000万円なんですね。
あまり考えたくありませんが、滞在先のホテルで万一死亡した場合は「ホテルへの清掃・操作による営業停止に対する弁償費用」「遺体の空輸費用」などの費用が発生する恐れがあります。
金額も数百万円以上かかるため、保険なしの全額自己負担で対処するのはまず不可能でしょう。
さらにこれが、ツアー代金や航空代金を決済しない場合の「自動付帯」になってしまうと、ANAアメックスゴールドなら5,000万円補償されるのに対し、ANAアメックスは0円です。
そして特に気をつけたいのが、治療費用の項目になります。
海外旅行中は、この項目を活用する機会が一番多いんですね。
- 怪我をしてしまった
- 病気にかかってしまった
このような際に、治療費用の項目が手厚いと、現地の病院で自腹を切らずに診察してもらえたり、薬が処方されたりします。
不慮の交通事故に巻き込まれたり、重症の場合、手術費用だけで数百万になるケースもあります。
ANAアメックスゴールドは、利用付帯で300万円、自動付帯でも200万円まで補償されますが、ANAアメックスは利用付帯のみで、上限が100万円です。
いざというときの備えを、ある程度手厚くしたいのなら、ANAアメックスゴールドの方が安心ですね。
ANAアメックスゴールド&ANAアメックスの特典
ANAアメックスゴールドとANAアメックスには、入会することにより以下のような特典が得られます。
入会キャンペーン
入会キャンペーンは、上記で詳しくご紹介したボーナスマイルとなります。
ANAアメックスゴールドなら最大88,000マイル。
ANAアメックスなら、最大63,500マイルが受け取れます!
継続ボーナスマイル
継続ボーナスマイルは、入会してから1年が経過した際にプレゼントされる特典です。
ANAアメックスゴールドなら2,000マイル、ANAアメックスなら1,000マイルとなっているので、こちらに関してもゴールドの方がお得ですね。
ANAアメックスの審査は何日?
ANAアメックスゴールドとANAアメックスには、以下のような審査基準があります。
ANAアメックスゴールド
- 20歳以上
- 勤続年数最低3年以上
- 年収400万円以上
- 安定した収入を得ている
一般カードのANAアメックスのほうが、いくらか審査基準が緩くなります。
ANAアメックス
- 20歳以上
- 勤続年数最低3年以上
- 年収300万円以上
- 安定した収入を得ている
この審査基準はアメリカン・エキスプレスが正式に公開しているものではありません。
しかし、審査に通った人には上記のような共通点があるんですね。
そこまで厳しい審査ではないため、過去に金融事故を起こしていない人であれば、問題なく通る可能性が高いです!
ちなみにこちらの審査は、コンピューターを導入しているため、かかる日数は人によって大きく異なります。
即日から10日前後までさまざまですが、カードが自宅に届くまでの平均的な期間は、約2週間程度です。
まとめ
ANAアメックスでは、以前からさまざまな入会キャンペーンが行われてきました。
しかし、これだけお得に大量のマイルを獲得できるキャンペーンは、なかなかありません!
また、ANAアメックス以外でも入会キャンペーンをやっている会社はありますが、ハワイに行けるほどのボーナスマイルが獲得できるケースは、ほぼ見たことがないといっても良いでしょう。
- マイルを貯めて特典航空券をゲットしたい
- お金をかけずにハワイ旅行を楽しみたい
このようにお考えの方は、大盤振る舞いの入会キャンペーンを行っている今が、大チャンスです!!
ぜひ、このお得な機会を上手に活用してくださいね。
海外旅行に行く方で、海外旅行保険に加入していない人は多いです。
しかし、これって正直やばいです。こっちがひやひやしてしまうくらい、危ないです!
たとえば、アメリカで手術すると盲腸で300万円とかの費用になります。海外旅行保険加入していないと、これが自腹です。
ヤバいですよね。破産してしまいます。
そこで、海外旅行保険に加入しましょう。とはいっても、海外旅行保険付きのクレジットカードを発行すればオッケーです!
おすすめのカードは、エポスカードです。
うれしいことに、自動付帯なのでエポスカードを持っているだけで、海外保険が適用されます!
年会費無料で海外旅行保険に加入できるので、持っていなければ損ですよね。