どうも!
WEBマーケターのなかじです。
あなたは普段商品を購入するとき、
どのように選んでいますか?
例えばあなたが「ノートパソコン」を
購入する場面を想像してみてください。
世の中には多くのメーカーが
さまざまな種類を販売しており、
全ての商品をリストアップして、
価格や性能、見た目、知名度などの項目を
比較検討するのは難しいですよね。
そんな時に一番注目されるのは、
「他商品との違い」
つまり
「その商品ならではの強み」
なんです。
例えばAppleのMacBookであれば、
優れたデザイン性が有名です。
GoogleのChromebookは、
サクサク動く作業スピードが強みです。
このように、
他社の商品よりも一つ抜きん出た
「強み」があると、
使用用途や好みに合わせて、
購入する側が選んでくれる可能性が高くなります。
これは、
Webビジネス全般にも共通することなんです。
あなたが提供する
サービス独自の「強み」を
一言で伝えられますか?
数あるサービスの中に埋もれないように、
強み・ポジショニングを明確にしていきましょう。
競合サービスと差をつける!USPを見極めよう
先ほどのように
「自社サービス独自の強み」を、
マーケティング用語では「USP」といいます。
これは、
Unique Selling Proposition
(ユニーク・セリング・プロポジション)
の略です。
USPには、
以下の3つの条件があります。
1 購入者のニーズを満たす提案であること
2 独自のものであること
3 強力な提案であること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【1 購入者のニーズを満たす提案であること】
単なる宣伝文句やキャッチコピーではなく、
購入者がそのサービスを使うことで得られる価値、
すなわちベネフィットを打ち出す必要があります。
抽象的なカッコイイだけの言葉では、
顧客に刺さりませんよね。
どんな人の何を叶えるサービスなのか、
整理することが大切なんです。
【2 独自のものであること】
独自のものであることというのは、
他社と違う価値が必要である、
ということです。
そのため、USPを考える際には
競合調査、リサーチが必要になります。
最初のノートパソコンの例で挙げると、
「作業効率が良い」と打ち出している
Chromebookとういう商品サービスがある中で
同じ「作業効率の良さ」で戦おうとしても、
よほどのブランド力がない限り同じように
その商品サービスを販売するのは
難しいと簡単に想像できますよね。
しかも、
すでに多くの他サービスがある中で、
独自の強みを作り出すのは
難しいと感じるかもしれません。
そんな時には、
「高い作業効率」×「低価格」
など
強みを複数掛け合わせることで
新たな一つの強みになる、
ということを覚えておくと良いでしょう。
最後の
【3 強力な提案であること】
では、
それが至極一般的なものでは
多くの人の心を動かせない。
ということです。
それが、
・魅力的な提案であるか
・行動を促せるほど強力であるか
顧客目線で見極める必要があります。
このように、
USPを意識してサービスの
打ち出し方を考えることで、
届けたい人に届く価値ある
サービスになります。
サービスの独自の強みは何か、
ぜひ考えてみてくださいね。