何もしなくても月7万円貰えたらどうしますか?

どうも!

笑ってトラベルの
なかじです。

今回は、、
ベーシックインカムに
ついてお話します。

ベーシックインカムとは
簡単に言うと、、

毎月最低限生活できる
くらいのお金を国から
もらえる制度です。

働いていても、
働いていなくても
国民全員に現金が支給されます。

今言われているのは、
毎月7万円支払われるというものです。

その代わりに年金や生活保護、
雇用保険などが廃止されます。

個人的には
あてにならない年金制度に
期待するよりも現金7万円を
もらったほうがうれしいです。

世界中で導入が検討されている

知らない人も多いかもしれませんが、
ベーシックインカムは、
今注目されている制度なんです。

今まで世界中で議論され
実験がされてきました。

最近では、
フィンランドが実験をしています。

2017年~2018年にかけて
2,000名を対象に、
月額560ユーロ(約70,000円)を
給付していました。

その結果、生活への満足度は高まり、
精神的なストレスを
抱えている割合は少なくなり、
自律性が高まるという結果になりました。

想像してほしいのですが、
今の生活に毎月7万円貰ったら
うれしいと思います。

7万円あれば、
家賃を支払えるかもしれません。

車のローンを支払えるかもしれません。

ほしいものを買えるように
なるかもしれません。

毎月7万円あれば、
劇的に生活は変わるはずです。

スペインで承認される

スペインでは実際に
ベーシックインカムが
承認されました。

その内容は以下のとおりです。

・一人暮らしの成人には月462ユーロ(約55,000円)
・家族の場合は年齢問わず一人当たり139ユーロ(約17,000円)
・1世帯当たりの所得保障上限は月1,015ユーロ(約12万円)

他の収入と
合わせて支給されます。

これにより、平均で
1世帯当たり年間約120万円が
もらえる計算です。

この内容でいち
早く承認されました。

今後はスペインの状況を
チェックした方がよさそうですね。
日本でも同じことが言えます。

では、ベーシックインカムをすると
どのようなメリットがあるのでしょうか。

ベーシックインカム賛成派が
考えるメリットをご紹介します。

貧困が無くなる

まず、、
必要最低限のお金が
もらえるので貧困が無くなります。

人間全員の生活が向上するのです。

日本で考えれば、
一人暮らしでも毎月7万円
もらえれば住む場所にもよりますが、
最低限の家賃、光熱費、食事代はまかなえます。

ホームレスも減ると思います。

世界で見れば、
貧困層の人たちに
毎月500ドル(約55,000円)を
支給すれば貧困は消滅すると言われています。

貧困撲滅には現金を
配るのが一番なんですね。

貧困が無くなれば
幸せになる人はたくさん増えます。

これがベーシックインカム最大の利点です。

子供が育てやすくなる

ベーシックインカムが
始まれば子育てもしやすくなります。

子育てを不安がっている人は
たくさんいます。

子育てはお金がかかります。。。

主に学費ですね。

子どもの養育費は
750万円~2,000万円かかるとも
言われているので、
仕事の両立や育休など気になる人は多いです。

今の日本の子供が
少ないのは
若者にお金がないからです。

子育てにはいろいろ
お金がかかります。

なので、なかなか
子供を産みたくても
産めないんですね。

仮に子供が生まれたら
1000万円払うって
言ったら、、、

少子高齢化は
簡単に解決します。

結局は若者が悪いのではなく、
国や政策が悪いのです。

これがベーシックインカムにより
7万円支給されれば
20年で1,680万円もらえることになり、
養育費がカバーできるんです。
(7万円×12ヶ月×20年)

お金の心配が無くなれば
子供を産む最大の悩みが
ひとつ解消されます。

そのぶん子育てに
集中することができますね!

ちなみにこれは介護にも
同じことが言えます。

親と子の二人暮らしでも
2人分で月14万円もらえます。

10年間介護する場合
1,680万円もらえる計算です。(7万円×12ヶ月×10年)

育児や介護でお金の心配を
しなくて済むので、
自分のことを考えられる
時間も手に入りますね。

自分らしい働き方ができる

ベーシックインカムにより
すべての人が
自分らしい働き方を実現できます。

ベーシックインカムには
AIの話が欠かせません。

今ある仕事のおよそ半分が
AI化し人手が
いらなくなると言われています。

でもこれは逆に言えば、
単純で退屈でやりがいのない
低賃金の仕事をしなくて済むんです。

だったら、、、

最低限のお金はAIに任せて、
僕たちは自分の好きな
働き方を選べるってことです。

・家事の合間に在宅ワーク3時間
・午前中だけアルバイトする
・週4日だけ働く
・会社を辞めて起業するため半年間勉強

なんてことも可能になります。

自分の関心や興味に沿って、
どのように働いて
いくら稼ぎたいかを
自分の思いどおりにできれば幸せですよね。

ベーシックインカムに
よって幸せになる人が
増えると予想されていますが、
本当に実現できるのかが気になるところです。

僕はベーシックインカム賛成派です。

ただ、中には反対派の
人がいます。

働かない人が出てくる

毎月最低限のお金が
もらえるなら働かないと
思う人が増えると思いますよね。

ですが、実際には雇用に
変化はなかったという
結論が出ています。

これはフィンランドが
実験後の報告でそう結論づけています。

しかし、フィンランドの実験は
2,000人を対象とした実験なので、
これだけで検証することは難しいです。

実際のところは、
働かなくなる人も出てくる
だろうという予想しかできません。

でもその中には家事や育児に
専念する主婦(主夫)も
含まれています。

だから、、、

完全に働かない人は
そんなに多くないかもしれませんね。

よくよく考えれば月7万円だと
「食うか寝る」しかしないので
楽しみもありません。

どうせならいろいろ
楽しみながら人生を
過ごしたいですよね。

なので、全く働かなくなる
って人はあまりいないと
予想されます。

むしろ、月10万円の
バイトでもベーシックインカムがあれば
生活できてしまいます。

なので、必要だけど
給料が安い仕事でも
働き手が現れるメリットがあります。

財源の確保

ベーシックインカムで
一番気になるのは財源です。

1人当たり7万円を支給するとなると、
2020年5月の段階で
日本の人口は1億2590万人なので、

7万円×1億2590万人=8兆8,130億円 年間約105兆円

となります。

日本の国家予算は
一般会計と特別会計合わせて
300兆円規模と言われています。

ベーシックインカムの実現には
予算の3分の1が必要になるわけです。

しかし、年金や生活保護などの
社会保障制度を撤廃すれば
財源確保できます。

複雑な社会保障制度が
全部ベーシックインカムに
一本化するかもしれませんね。

こちらのほうが、
すべての国民にメリットがあります。

ましてやAIの働きにより
税金も今より増えますし、
そう考えれば実現する可能性はあります。

仕事はAIにやらして、
人間はその利益を使う!

早くこれが実現してほしいですね!

ベーシックインカムに備えておくべきこと

ベーシックインカムは、
いずれ実現すると信じています。

ただ、今はあてにしないでおきましょう。

実現するとしてもすぐ実現はしません。

実現にはAI技術の発展が
不可欠だからです。

AIは5年後になっても
大きく発展する見込みはありません。

つまり5年後にベーシックインカムが
導入される可能性は低いです。

だから、ベーシックインカムを
あてにするよりは、
今現在できることをするべきです。

たとえばAI技術者になり、
発展させてベーシックインカムを
早く実現させるとかいいですね。

年金や社会保険が
どうなるかわからなければ、
今のうちに副業でお金を稼いだり、
病気にならないよう健康に気を使うのも大切です。

自分自身の環境を整えて、
ベーシックインカムに備えましょう。

ベーシックインカムを作る

ベーシックインカムを自分で
作るのもおすすめです。

たとえば、

ブログとかYoutubeです。

ブログやYoutubeを
頑張れば
月7万円は稼げます。

僕も副業時代に
ブログで月10万円を
稼いでいましたが、、

生活はかなり
楽でした!

ベーシックインカムを待つのも
いいですが、
今は自分でそれを
実現できます。

自分で自分だけの
ベーシックインカムを
作ってみましょう!