「明太子」がアメリカでバカ売れした秘密とは?

どうも!

WEBマーケターのなかじです。

今回は、、、

マーケティングに関する
非常に面白い事例を1つご紹介します。

メルマガの件名にも記載した
「明太子」
についてのお話です。

明太子は日本独自の食べ物なので
英語訳は存在していません。

(いわゆる日本語「お辞儀」
→ アメリカ「ozigi」の様なものです。)

そして「明太子」は最初はアメリカでは
全く受け入れられていませんでした…。

しかし、

今ではシャンパンのつまみとして
「明太子」はアメリカでバカ売れしています。

では、どうやって
日本独自の食文化である「明太子」を
アメリカで流行らせたのでしょうか?

そんな「明太子」のマーケティングの秘密を
ご紹介いたします。

とある飲食店経営者が
アメリカのニューヨークに
博多料理専門店を出店しました。

もちろん、
博多料理ですので
「明太子」も取り扱っていました。

明太子の英語表記は
存在しないため、

「明太子」を直訳した
「Cod Roe」(タラの卵)

という商品名で提供しました。

しかし、お客さまからは

「なんだこれ…。」

「気持ち悪い…。」

という評価が付き
全く売れませんでした。

アメリカでは魚の卵を食べる文化が
無かったため、タラの卵は
食品と思われないような、悪い印象でした。

「食べてもらえれば分かってもらえるのに…。」

オーナーは非常に頭を悩ませたそうです。

しかし、ここであることに彼は気づきました。

アメリカではフランス料理が好まれている
ということです。

そこでオーナーは、
フランス料理の高級食材として有名な
「キャビア」の名前を取って

「明太子」→「スパイシーキャビア」

と名付けました。

結果は、、、

驚くほどのバカ売れをしました。

どれほど売れたのかと言いますと、

食品界のアカデミー賞と言われる
NY Food Awardを8年連続で受賞するほどです。

驚きですよね?

あれほど気持ち悪いと評価され、
全く売れなかった食材が

名前を変えただけで、
なんと食品界のアカデミー賞を8年連続で
獲得するほどバカ売れしたのですから。

これが
顧客ファーストのマーケティングです。

顧客が

・気持ち悪い

・なんだこれ

という不信感を募らせていた商品から

キャビアという

・親しみやすく

・そしてイメージしやすい

まるで別の商品かの様に変身させてしまう。

言わばマジックですよね?

面白いと思いませんか?
そして、ワクワクしてきませんか?

そう思えたなら、あなたは
ビジネスに向いていると言えます。

なぜなら、
まさにこれがビジネスの仕事なのです。

お客様の目線で商品を考え、
実際に手に取ってもらい、売上を伸ばしていく。

お客様にとっても、自分にとっても
良好な関係性を構築できます。

そしてそんなビジネスを作ることが
感謝され、稼げることが出来るのです。

今回は、

顧客目線でのビジネスが重要であるという事を
1つのマーケティングの事例を元にお話しました。

たった”ひとこと”
キャッチコピーを変えるだけで
先入観やイメージを劇的に変貌
させることができるんです。

あなたがビジネスを創り
活躍し、お金を稼いでいくために、

この顧客ファーストのマーケティング
常に意識してみてくださいね!!