令和時代の新しい働き方!ジョブ型雇用とは

どうも!

笑ってトラベルの
なかじです。

令和になり、
時代は大きく変わりました。

少子高齢化になり、
日本の借金は増えていく
一方です。

さらに、大企業でさえも
終身雇用ができなくなり、
夢物語となっています。

どんどん時代は変わり、
新しい働き方が現れるように
なりました。

新しい働き方、
ジョブ型雇用が
推奨されるようになりました。

そこで今回は
「ジョブ型雇用」についてお話します。

今回のお話は全てのサラリーマン必見です。

サラリーマンで働く以上、
仕組みを知っているのと
いないのでは大きな差です。

世の中には、
知らなかったでは
取り返しのつかないことがあります。

効率の良い働き方、
損をしないように
働くために今回の話は必見です。

ぜひ最後までご覧ください。

ジョブ型雇用とは

ジョブ型雇用とは、
仕事を主体としてその仕事が
できるプロを採用する雇用形態のことです。

例えば、ある企業が
AI事業を立ち上げたとすれば、
AIに精通する技術者を
ピンポイントで採用するといったことです。

ここで雇われた人たちは
他の事業所や部署へ
移動することはありません。

最初から場所も仕事内容も
決まっています。

その仕事に集中して
もらうためにプロを雇うのです。

だからジョブ型雇用は
実力主義になります。

その専門家の
精鋭チームになります。

能力の高い人間が
給料を多くもらえ、
能力の低い人間は
簡単に解雇されます。

仕事内容が同じであれば
20歳と50歳の給料が同じになります。

将来このジョブ型雇用が
当たり前になる可能性があるので、
今からスキルを身につけて
対応する必要があります。

今までの日本はどうだったか

日本は今までメンバーシップ型雇用が
当たり前でした。

簡単にいうと、
総合職ですね。

転勤や移動をしますし、
いろいろな仕事を
覚えさせられます。

スポーツでいうと、
いろいろなポジションを
できるように
なってもらいます。

サッカーでいえば、
点を取るFWから、
ゴールを守るGKなど、
薄く広く仕事を長期で育てます。

  • 新卒一括採用
  • 終身雇用
  • 年功序列賃金

このの3つが
メンバーシップ雇用の3本柱です。

長く働くことを前提とし、
長ければ長いほど給料を多く
もらえるシステムになります。

退職時に退職金が
もらえるのもメンバーシップ型の特徴です。

新卒で入社した社員は、、

その時々の能力に応じて
部署や事業所を移動します。

そして、
様々なスキルを身につけ、
年数に応じて
ポジションを与えられます。

このシステムは
仕事の良し悪しよりも長くいれば
いるほど多くお金がもらえるので、
スキルの高さは関係ありません。

スキルと給料が比例しません。

スキルの高さが関係ないことで
メンバーシップ型では
限界が来ているため、
ジョブ型雇用が推進され始めたのです。

バリバリ仕事ができる
若者よりも、
仕事ができないおっさんが
給料が高いからです。。

これでは企業としても
成長するものも成長しません。

効率が悪いんですね。

だからこそ、
働き方の仕組みを
変える動きがあるんです。

ジョブ型雇用が一般的になれば、
今まで当たり前だったことが
くつがえされます。

どのようなことが
くつがえされるのかを
デメリットとメリットにわけてお伝えします。

ジョブ型雇用のデメリット

ジョブ型雇用では仕事が
できる人(プロ)が採用されます。

なので、新卒採用は
ありません。

中途の即戦力だけで
構成されます。

仕事ができれば
給料は上がります。

しかし、仕事ができれば
給料は下がります。

そして、最悪の場合
解雇されることもあります。

サラリーマンだからといって、
安定しているわけではないんです。

実力主義になります。

ようは、
サラリーマンの
「フリーランス化」なんです。

サラリーマンという
業務形態ですが、
実際は業務委託のフリーランスと
さほど変わりはありません。

無駄なく人件費をなくし
成果を出すには
効率の良い働き方なんです。

働く側としては、
きちんと働かないと
給料が下がるなどの
デメリットがあります。

ジョブ型雇用のメリット

ジョブ型雇用になれば
企業は人材を簡単に
解雇できるようになります。

しかし、、、
逆にこちらも簡単に
退職できるようになります。

すると自分の思い通りに
転職できるようになるので
転職が当たり前になります。

転職が当たり前になれば
自分に合った会社を自由に
選べるようになるので仕事で
悩むことが少なくなります。

そのうえで需要の高い
スキルを身につけていれば、
より条件の良い
会社に移ることも簡単です。

言ってしまえば、
成果報酬です。

仕事が受注できるなら
フリーランスとして
独立するのもいいですね!

企業も能力の高い人材を
集めやすくなるので
人事の手間も今より楽になります。

さらに人材を育てなくても
よくなるので会社研修を
しなくてよくなります。

人材育成にかかっていた
手間とコストが浮いてきます。

そのため、できる人には
高い給料が払えるんです!

働く側、雇う側に
無駄がないのがジョブ型雇用なんです。

欧州はジョブ型雇用

そして、ヨーロッパでは、
ジョブ型雇用が当たり前です。

日本のメンバーシップ型だと、
専門性が高まりにくいです。

ユーティリティプレイヤ―では、
点を取ることばかり考えている
海外のFWには勝てないんです。

日本の国際競争率は、
年々下がっています。

今でこそGDP世界3位の
日本ですが、、

今後はどうなるか
わかりません。

実際に、IT関係の専門職は
レベルが低いですし、
人手不足です。

経済産業省の調べによると、、、

2030年には、
40~80万人ものIT人材が
不足すると見込まれています。

  • AI
  • ブロックチェーン
  • 5G
  • ドローン
  • ビックデータ

など、アメリカや中国が
世界の政権を取ろうと
必死になっている今。

日本はこのままでは
追いつくことができません。

そのため、ジョブ型雇用により、
専門職を採用して
IT人材の人手不足を
解消する必要があります。

経団連・大手企業が動き出している

ジョブ型雇用を
推進しているのは経団連です。

経団連とは上場企業の代表が
集まる団体です。

今年に入り中西宏明会長が
ジョブ型を推進する発言を
何度かしています。

2020年3月31日 日本経済新聞の記事では、、

専門知識を持つ大学院生を
対象にインターンシップを推進し、
その結果に応じてジョブ型で
採用するという記事も出ました。

経団連がジョブ型雇用を
推進する理由は技術者が
不足していることにあります。

メンバーシップ型だと
年功序列なのでスキルが
高くても見合った給料がもらえないのです。

なので優秀な人材は
どんどん海外へ進出していくので
日本国内には高いスキルを
持った人材が残らないんです。

日本はAIなどの技術者が
不足しているため、
他国に出し抜かれてしまいました。

しかしジョブ型にすれば
高収入で採用できるので、
優秀な人材の放出を防ぎ、
他国の優秀な人材を雇うことも容易になります。

これで諸外国と
渡り合える状態を目指せます。

すでに大手企業である
日立・富士通・資生堂が
ジョブ型雇用に移行し始めています。

日立

管理職5万人がすでに
ジョブ型の雇用形態となっている。

2021年4月以降在宅勤務が
できる職種の社員が
週2~3日は在宅勤務の状態を目指している。

富士通

国内の課長級以上を
ジョブ型雇用の対象にする。

2020年から年功序列の
給与制度の廃止・ジョブ型の給与制度を推進している。

資生堂

2021年1月から
オフィス勤務の一般社員を
対象にジョブ型雇用へと移行する。

今はまだ大企業だけですが、
中小企業がジョブ型雇用に
移行し始めれば一気に加速すると思われます。

これから求められるもの

これからジョブ型雇用が
広まっていくことを見越して
求められるものは3つあります。

それぞれ詳しくご説明します。

自主的にスキルアップ

企業がスキル重視で
採用したり解雇したりできるのですから、
自らスキルアップをしていく必要があります。

年齢も立場も関係ありません。

何も考えずにいると
10年後、20年後にできる仕事が
無くなって人生積んでしまいます。

ジョブ型雇用の場合は
転職だってスキル重視ですから
結局スキルがないと話にならないです。

今のうちに自分の将来を考えて
スキルを身につけていきましょう。

より高度で需要の高い
スキルを身につけておけば
逆に将来安泰だと言えます。

会社に依存しない

企業が簡単に社員を
クビにできるということは、
あなたがいつクビを
きられてもおかしくありません。

「今まで会社のために頑張ってきたのに」と
思ってもそれは通用しません。

だから今のうちから
会社に振り回されない考え方に
切り替えましょう。

いつクビを切られても大丈夫な
状態になっておくしかありません。

逆に言えば、
どこにいっても通用するスキルが
あればジョブ型雇用が浸透した時に
仕事を選びやすくなります。

金額も働く場所も
自分の思い通りに
できる可能性が高くなります。

いつでもフリーランスになれるくらいのスキルを身につける

どんな状態になっても仕事が
できて稼げれば
心配することはありませんよね。

なので今から副業などをして、
いつでもフリーランスに
なれるくらいのスキルを身につけましょう。

そうすれば、
急に会社がジョブ型雇用に
移行したとしても
動じることはありません。

独立すれば自分の
好きなように働けます。

会社に残ったとしても
必要なスキルを持っていれば
会社もあなたを必要とします。

今からでも遅くはありません。

明日から「独立するつもりで」働きましょう。

追伸:

あなたの想像以上に、
世の中は変わっていっています。

これからは
個人のスキルが必要とされます。

仕事ができる人は
優遇され、
仕事ができない人は
優遇されなくなります。

副業でもいいので、
本業以外でお金を稼ぐ。

ここを意識していきましょう。